021: 毎日損をしない為のお店のつやこ

はい、おはようございます。

これはまるかんの仕事をしている人には
とくに100回聞いて欲しい話なんですけど。
「お店のつやこ」
っていう話をします。

これはどういうことですか?って、
今あの、つやこの法則って
みんな聞いてますよね?
運勢を良くするためにツヤ出して、
愛のある言葉を喋って、
それと、光モノ付けてね
ってことを言ってるんだけど。

商売の基本なんですけど、
実は、お店がくすぶってしまう事があるんです。
で、お店って古くなったら
もう汚いから内装しなきゃダメだとかって、
そういうことじゃないんです。
あのー、今いろんな洗剤ありますからね。
オレンジから取ったとか
テレビでもいろいろ宣伝してると思うんですけど。
そういうので壁磨いたりするとね、
壁がピカピカになるんです。
で、古ければ古いで、
それなりのツヤと光が出るんです。
で、いちいちその度に直してたら
お金かかってしょうが無いからね。
洗剤つけて、窓ガラスとかね、磨いて。

で、みんな気がつかないだろうけど、
張り紙ってしてあるんだけど、
それが古くなると
もうゴミつけてるのと同じで、
張り紙の用を足してないんだよね。
よく商売の基本は
おトイレをキレイにすることだって、
これはまあ江戸時代から
言われてることなんだけど。
そうすると、おトイレ綺麗にすれば、
金運が良くなるんだっていう人がいるんだけど、
一番汚いところを
一番綺麗にしなさいよっていうことで、
トイレを綺麗にしてても
周りがくすんでちゃあダメなんだよね。

で、気をつけてもらいたいのは、
お店というのは
お店に居る人は慣れちゃってるんです。
だからくすんでても分からないんだよね。
だから本当に、あのー、
何千円かの洗剤買ってね、
壁ピュッピュッって拭いたりとか、
窓ガラス拭いたりとか、
それからこのチラシって
本当に要るんだろうか?って、
本当に要るんだったら
黄ばみかかってるものを外して
白いきれいな紙で貼ったりね。
そういうことって、基本なんです。
だから、その基本ができてて、
これがお店でツヤだすっていう。

言葉っていうのは中にいる人じゃない?
お店にいる人ね。
それが勤め人の人ならね、
ツヤ出して愛のある言葉喋って
それでいいのか分かんないけど、
仕事をしてる人は、
お店というモノの
ツヤを出さなきゃいけないんだ。
だからツヤの出るような
洗剤ていっぱいあるしね。

あ、一番いけないのはね、
ホコリがついてる、くすんでる。
それでお客さんに来てもらおうっていうのはもう、
基本的にそれ無理なの。
だから、ちゃんとお店のクスミをとって、
ホコリを取って、それで、
「ここにさぁ長く居てください」

仕事ってあの…お客さんがね、
滞在時間が長いお店ほど好かれてるから、
ちゃんと滞在時間の長いお店ほど
売上げ上がるんだよね。
でも、こうなんかすすけてて
汚らしい感じのする所に長く居られない。
それから、いいお客さん、
それからドンドンお金使うような人とか、
お金持ちの人ほど、絶対にいないんだよ。

だから、掃除をするということは、
もう基本なの。
で、時々こうやっていって見渡して、
「ああくすんでるなぁ」
と思ったらそこを磨かないとダメなの。
それとあとやっぱり、
明るい服着るんだよーっていうのと同じように、
電気とか蛍光灯が暗くなっちゃってる所あるけど、
それでお客さんに来てもらおうって…

もうね、絶対ね、商売の基本なの。
なかなかね、私も全国のお店見て
歩けないんだよね。
直営店じゃないからね。
だけど、あの、これだけは基本だから。
このことをやらないで
商売がうまくいくとかいかないとか、
お客さんが来てくれるとか
来てくれないって言うより、
もうそれね、
スタートラインみたいなものなの。

だからこれだけは絶対やってね。
それでちゃんとお店の壁でも綺麗にしてね、
窓ガラスも拭いて、
床もあんまり汚いようだったら
ワックスとか洗剤とかあるから。
でね、お金をかけ過ぎちゃうのもダメだけど、
よく、面白いのはね、
お店が暇な人ほど、
汚いお店の中にいるの。
だってお店…お客さんが2人か3人くらいしか
来ないんですっつってんだとしたら、
その間、ずーっと腰掛けてるより、
壁掃除したりとか
窓掃除したほうがいいんだよね?
忙しくしてたほうがお客さんって来るの。

お客が来ないから暇なんだって言うけど、
それ違うよって。
このお店に来たくなるようにするには
どうしたらいいか?っていったら
洗剤買ってきて床磨いたりとか、
窓ガラス磨いたり、貼ってる紙変えたり、
やることってものすごくあるの。ね?

暇なお店行ってごらん?
中華屋さんだろうが定食屋さんだろうが、
必ずどっかにホコリがたまってるとかね。
もうトイレやなんかは
取っ手が錆びちゃってるとか。
それで、そこの奥さんは
なんにも掃除もなんにもしないで
ジーっとしてたりね。
うち暇なのよって、それじゃあ暇だよって。
だからこれだけは商いの基本だからね。

よく、伸びてるチェーン店でもなんでも、
ホコリだらけのとことか無いんだよ?
ホコリがいっぱい付いちゃってるようなとこって無いの。
ね?
床がくすんじゃってて、
壁がくすんじゃっててって、
そういうとこって無いんだよ。
だからチェーン店に入って何されるかって言うと、
徹底的にそういう事を教えられるの。
極端に言うと、電気の球は
何日に1回変えなきゃいけないとか、
決まりがあるの。

でね、掃除さえすればね、
ツヤって出るからね。
今色んな洗剤とか売ってるけどテレビ見てても。
ああいうの使って掃除しな?
暇なんですっつって、
ボーっとしてちゃダメだよ。
あのね、みんなやらない理由を
暇だからって言うの。
暇だったらこういうことやりなって言うと、
いや忙しくて忙しくてっていうの急に。
あのね、嘘ばっかしついてるのよしな?
いや俺にはなんぼ嘘ついてもいいよ。
でも暇だったら綺麗にすることって出来るじゃない。

で、報告書とか、
どうやってやってるか心配だから
報告書だしなって言うと、
「もう忙しくて忙しくて」って。
そんなに商人が忙しかったら、
すごい売り上げだよ?
本当なんだよ?
商人ってね、
そんなこともできないほど忙しいんですって。
「この本読みな」って言っても
「もう忙しくて私読めないんです」って。
本読む暇も無いほど忙しかったら、
莫大なお金持ちだよ?
ね。

まぁ、一番最初の掃除だけはしよ?
それから、基本的な本読んだりとか、
言葉勉強したりだからね?
いくら言葉勉強してもなにしても、
お店の中がくすんでたらダメだよ。
古くなてっても良いから洗剤つけて磨くと、
ツヤが出るから。
それやろう?
じゃないと、これから厳しい世の中へきて、
潰れちゃうよ?
それと、せっかくきてくれたお客さんを迎える…
あのね、お店ってなんぼでもあるんだよ?
その中から、あなたのところを選んでくれたり、
まるかんの事選んでくれた人に対して
失礼だから。
商人としてこれだけはやろうね。

なんか聞きづらいかも分かんないけど、
本当に100回聞くような気持ちになってください。
もう本当にうちの人たち
勉強熱心なの知ってるの。
でもここんとこ、
全国でちょこっとこう歩かしてもらうと、
上手く行ってないところは
必ず掃除ができてないの。

ホントに掃除しだすとね、
ホントにお客さんって来るようになってくれるの。
不思議なんだけどね、
これが一番宣伝もなんにもかからないこと。
床だけ掃くんじゃないよ。
壁に洗剤つけて拭いて、
それから古い紙剥がすんだよ。
ね?
この紙本当に必要なのか?って。
黄ばんだ紙貼ってちゃダメだよ。
アレは本当にお客さんに失礼だからね。

えー、そういうつもりで仕事してください。
よろしくお願いしまーす。