010: あなたは観音菩薩

菩薩の話・如来の話をします

阿弥陀如来、釈迦如来、大日如来。
仏教で一番えらい人を如来といいます。
形を見てもらうと分かるんだけど、
たいがいは布をくるくるっと巻いて
座禅してます。
洒落っ気全然ないです。

教えの神様ですからね、象徴です。
他に、菩薩というのがあります。
日本で人気ナンバーワン、
観音菩薩様です。
で、観音菩薩はすごいきらびやかなんです。
ステキな衣装来て、
指輪してネックレスして宝石つけて、
なんでこういう人が出てくるんですか?っていうと。
いきなり洒落っ気のない立派なひとが出てきて
すごいこと言われても、
人ってそうだなって思えないんです。
ところが、人って目から入りますからね、
素敵なオシャレして
素敵な恰好してる人だなって思うと、
誰だってそういう人とお付き合いしてみたい、
お友達になりたいなって思う。

特に女性同士ってそうなの。
ほんとにセンスのいい素晴らしい人見ると、
この人とお友達になりたい、
オシャレを教わりたいって思う。

そういう時にその人が、
しゃべる言葉がステキなこと話したり、
例えば「あなた愛のある笑顔してたらもっと良いよ」
って言ってくれたらスーっと聞く気になる。
だから大日如来とか如来様が教えたことを、
聞きやすい形で教えてくれる人がいるっていうことなの。
それで、意外と多いのが精神的な勉強してる人って
オシャレしない人が多いの。
なぜかっていうと、
自分のお師匠さんがしてないから自分も、
それでいいんだって思っちゃう。

でも、あなたたちはまだそこまでの位になってないんですよ。
あなたたちはもっとオシャレして下さい、
素敵な格好してください、
みんなが憧れるようなかっこしてください、
そしてそれから、向うに教わったことを話してください…
っていうことなのね。
だから女性はほとんどが菩薩なの。

菩薩は菩薩らしく生きた方が幸せになる。
菩薩はオシャレなんかいらないんだ、
って言いだした時、
実はあまり幸せになってないの。
女性は本当はオシャレが好きなんだよ。

この前あるところで、
ある女性が病気になっちゃった。
その人はホテルで人を指導するような仕事してて、
活発で素敵な女性だったんだけど、
親に帰っておいでって、
家に帰ってこさせられて。
その親がものすごく口うるさい親で、
もう化粧はダメ、そんな派手な服はダメ、
マニキュアダメ、あれダメこれダメって。
それで、本当に病気になっちゃったの。

女の人にオシャレは必需品なの。
それをあんまりダメって言ってると、
病気になっちゃう人もいるくらいなんだよ。
だから、素敵なオシャレする、
素敵な精神論、この両方なの。
ツイテル神社に来るような人は、
ちょっとオシャレに気を使うんだよ。
オシャレって自分のためじゃないんだよ。

だって自分にはちょっとしか見えない、
外から見えるんだよ。
あなたは土を見てたいですか?
草をずっと見てたいですか?
あなたは花を見てキレイだと思いますか?
花を見てキレイだとあなたが思うなら、人もそうですよ。

それをなぜ土のような格好ばかりするんですか?
「ああ、華やいでいてきれいな人だな」
って人が見て思う花を、
なぜ世の中に提供しないんですか?
自分が花になれば、
ミツバチが花に集まるように人が集まってくる。

その人たちに、自分が覚え勉強してきたことを、
なぜ伝えないんですか?
ブローチなんて
1000円とか500円とかで売ってるんだよ。
なぜそんな地味な方ばかり選ぶんですか?
それで、集まってきた人にステキな話をして聞かせると、
もうあなたは普通の人じゃない。

あなたは菩薩の位なの。
だから菩薩になるのって
そんなに大変なことじゃないの。
オシャレは高くて出来ないって人がいるけど、
それってセンスがないからでしょう?
それってオシャレじゃないよ。
本当にセンスの良い人はいろんなものの中から選べるの。

人様が見て気持ちの良いオシャレをする。
そして気持ちのいい会話をする。
そのためのものだからね。
女性は観音菩薩なんだ。
菩薩が阿弥陀様より
劣っているとは私は思っていないの。
オシャレの好きな阿弥陀様だと思ってる。
これはとても良いことだと思ってるの。

精神論が好きならあまり地味にしちゃダメだよ。
自分を殺して生きたら自殺と同じだよ。

中も外もステキにして、
そしてステキな会話で、
世の中に見事に花を咲かせて下さい。

この話も100回聞いてください。
よろしくおねがいします。

追伸
この話は「あ、女性のためのものなんだ」
と思わないでくださいね。
男の人は特に清潔に見えること。
そして、アクセサリーのひとつも付けて、
オシャレしようって気持ちが大事ですよ。
もともと、観音様は男でもなければ女でもないんです。
人をちゃんと導いて、誘導し、
そして自分も向上しようっていう
気持ちを持ってる人の象徴ですからね。