017: 人は天に可愛がられている 1

はい、おはようございます。
えー、今から話すはなしは、
「人は天に可愛がられている」
という話しをします。
これがわかると、あーそうか、
いとも簡単に
こんなに幸せになっちゃうのかって言うことですね。
そういう話をします。
えーまずはちょっと関係のない話なんですけど、
やがてつながってきますからね、聞いてて下さい。

世の中には執着しなきゃいけないものと、
しちゃあいけないものがあるんだよって。
あのー、テレビやなんか見てて、
殺人とかあるんですけど、
意外と多いのは別れ話。
で、お互いがこう、最後には言い合って
「俺が正しい」とか
「おまえが正しい」とかってなっちゃうんですけど、
あまり相手に執着しちゃだめなんです。
どういうことですかっていうと、
どっちが正しいあっちが正しいって言ったって、
仲悪くなってきたら別れりゃいいだけのことで、
あまり執着しちゃ行けないんだよね
っていうことを言ってるんですけど、
どっちが正しいんですかとかって言い出して、
執着しちゃいけないんだけど、
執着しなきゃいけないことって
男女間でなにがあるんですかって言ったとき、
相手が幸せになればいいんだ、
人を幸せにしたいっていうことに
執着すればいいんだよね。
だからその人が一生懸命幸せになることに
頑張って、いくじゃない?
そうすると、それでも別れたいんだったら
別れりゃ幸せになるんだよね、相手が。
だから相手が幸せになることに
執着しなきゃいけないんだよ?って。

あのー、仕事に一生懸命執着することは必要なの。
一生懸命仕事に執着するのはいいんだけど、
執着しちゃいけないものってなんですかって言ったとき、
仕事って、人様の役に立つと儲かるようになってんのね。
ところがそれが、儲からないとすると、
今までの古いやり方に執着しちゃいけないんだよね。
常に新しいやり方を出していかないといけないんだよ。
あんまり執着しちゃダメだよねって。

ところで、なぜ人は変なことに執着しちゃうんだろう?
自分の意見に執着する。
男と女でも
「どうしてもお前は俺のそばに居てほしいんだ」とかって、
結局、自分に執着してるんだよね。
この世の中って、
自分に執着し過ぎると
間違いが起きるんだっていうことを言ってんだよね。

で、このテープも、
人は天に可愛がられているって
何が言いたいんですか一体、
ていうことを言ってんだよね?
あなたは自分のことに執着してるけど、
自分は実は神に守られてるんだ。
いいですか?
あなたがどのくらい守られているか言いますよ?
あなた今息してるけど、
その空気吸おうと思って吸ってんじゃないよね?
黙ってても吸ってるんだよね。
でもうちょっと経つと
きっとあなたお腹減ったって言い出すんだよね。
でおなかが減るとお腹が減ったって
分かるようにできてるの。ね?
で、食べたものを勝手に消化吸収してくれて、
おしっこになったり、
うんこになったりして出て行くんだよね?
別にあなた努力してないんだよ。
努力してなくても、ちゃんとそれを消化吸収して、
オシッコしたくなったらオシッコ!って、
うんこしたくなったらうんこ!って。
分かる?
次は汗かくよね、
寒くなったら「おお寒いなあ」って。
全然寒いのが分かんないで、
そのまま凍死しちゃいましたとかって、
そりゃ山の中で極限的な状態でもありゃ起きるけど、
寒くなったら服着るよね?
暑きゃ脱ぐよね?
おおよそ、あなたのことはほっといても
ちゃんとそういう風になるようにできてるの。
わかるかい?

そうすると、それ以外のことは、
回りにいる人、愛情っていうのは、
愛と言って、自分をあまり愛する必要はないよって。
あなたは神に愛されてるの。
あなたが愛さなきゃいけないのは、周りの人なの。
で、周りの人に、その愛を分けてあげなって。
よく「一生懸命こうやってテープ入れてて、
なにか徳があるんですか?」って、
別にないのこれ。
売るわけでもなきゃなんでもないんだよ。
このうなずく話だってしゅっとこう頷いてたり、
いろいろするんだよ。ね?

で、よく、執着って話なんだけど、
一人さんの話はよく聞いてくれるけど、
よく話し聞いてもらえない人っているんだよね。
それってなんでかって言うと、
勿体つけてしゃべるとか、
偉そうにしゃべるんだよ。
会話を通じて自分を偉く見せようとするんだよ。
相手のために一生懸命喋ってる人と、
自分を偉く見せようとして喋ってる人とは
エライ違いなんだよ。
そんなことしなくったって、
天があなたを可愛がってるんだからもう、
あなたは周りの人にできることをすれば
それでいいんだよって。
わかるかい?
天が我を可愛がってくれてるんだ。
だから余ってる力は、人様の役にたとうって。
なんつーの、自分のこと考えないで
人のこと考えてやんなって言うと、
そんな一銭にもなんないようなことしたくないって言うけど、
そういう考えだからお前一銭も持ってないんだよって。
で、いくらかもらったらお前
人が感心するような話出来るのかって。
試しに一万円やっから喋ってみろっつったら、
ろくな話出来ねぇんだよ。
で、くだらないこと言ってないで、
人様の喜ぶことをしろって。
いいかい?

さっき、会社でも、
「うちの会社古い体質だから」って、
「いや俺は年寄りだから」
っていう人いるんだよ。

だけど、人間は成長する動物なんだよ。ね?
あのー、1000年も立ってるような木だっで、
縄文杉だって、
去年と同じ葉っぱがついてるわけじゃないんだよ。
くすのき千年今年も変わらぬ若葉かなって、
こう、新しい葉っぱがでるんだよ。
木にとって葉っぱだよな。
で、俺達にとっては言葉なんだよ。
言葉という葉っぱなんだけど、
これが去年と同じ事言ってたら、
死んでる木だよ?
常に新しい言葉、常に新鮮なのが出てれば、
古い会社だってのびのびしてるんだよ。
のびのびしてる会社はかならず、
新しい言葉が出てくるんだよ。
ね?

天に俺たちは可愛がられてんだから、
天に可愛がられてる自分の力を使って、
すべてで自分を可愛がってくと、
天から見てようがまわりから見てようが、見苦しい。
ね?
自分は天に可愛がられてんだって、
少しは周りの人の事考える。
わかるかい?

じゃあオシャレしちゃいけないのかって、
オシャレだって、
自分のことだけ考えてる人と、
人が不愉快にならないように、
人が爽やかに思うようなオシャレ。
それが、ヘタな奴だと、
「私のこのオシャレどうだ」って、
人に自慢して、
人をやっつけることばっかし考えるのよしなって。
人をやっつけたいってのは、
自分が可愛いからだろって。
あなたはすでに天から可愛がられてんだから、
そんなにまでして自分を可愛がる必要ないの。
それで、まわりに向かって愛情出して、
それで、もう一つ、
毎年毎年、もう歳だからとか、
もういくつだとか言わないで、ね?
木だって新しい葉っぱ出してんだから、
まして万物の霊長の人間が、
常に新しくて、青々してみずみずしくて、
もう、あの若葉を見た時に、
心が「おわ~綺麗だなあ!」と
思うような言葉を出してくださいって。
それが、天から可愛がられてる俺たちができることなの。

で、なんかこのテープ
支離滅裂になっちゃったかもわかんないけど、
とりあえずは、一人さんは
今日も一生懸命喋ってるから、
それに免じてこれも100回聞きましょう、
っていうことでーす。
はーい。