ひとりさんの独り言です。
本日のテーマは、
『男は白黒、女はグレー』という題です。
なんのこっちゃわからないと思うんですけれど、
今から興味深々の話をします。
ウチの会社はね、女性が多いんですよ。
で、なぜ女性を集めるか?ってことなんですけれど、
私がよくね「女性には勝てないから、女にあんまり逆らうな」って。
所詮、我々男っつうのは、女に産んでもらってですね、
お母さんにお尻はたかれながら生きてきたんですよ。
ですから、所詮女に逆らって勝てるわけじゃない。
ま、女は女でね、頼りない男に頼ってもしょうがないよ、
ということなんですよね。
で、そこまでは、私はしょっちゅう話してたんです。
ところがですね、もうちょっと今日は深い話、
これを聞くと皆さん、ナルホド!と、
ほーッと納得しちゃうんですよね。
それを話さしていただきます。
私あんまり数字とか歴史は強くないんですよ。
それでですね、150億年前ですか?
ビッグバンが起きてとかっていう、
それで宇宙がどんどんどんどん出来あがってきた。
っていうね、話があるんです。
それでですね、ちょっとだけ横道にそれるんですけど、
その時に、「アー」「オーム」と音がしたというんですよ。
だから耳澄ますと、「オーム」っていうね、音が響くんです。
これ信じなくていいんですよ?
信じなくていいんですけど、すごいこと言いますよ。
爆発した時の音は、ドカンなんです。
「ドカーァーン、ァンァンァン……」って響いての余韻が、
「オーム」と聞こえるだけで、
「オーム」という音で爆発したわけじゃないんです。
なんか爆発さしてみてください、
ドカンていうんですよ。
ものの始めの音は、
「ドカーァーン、ァンァンァン……」が伸びるんですよ。
宇宙の始めの音なんですよ。
だからウチのアレ『ドカン』とつけたんですよ?
ウチは奥深いですからね。説明しないだけなんですよ?
説明し出しゃいろいろ言いますけどね。
それはいいんですよ。非常にまあ古い話です。
それでですね、問題はその地球が出来上がった。
その地球が出来上がってですね、
しばらくは火の玉みたくなったんです。
蒸気が出来たりね、雨が降ったり海が出来る。
で、生物が出来たんですよ。
植物性プランクトンが出来上がったんですよ。
その後からは、動物性プランクトンとかいろいろ出てきますよね。
ただ問題は、生物が出来てから、
今現在に至るまで、歴史が例えば
15億年あるとしますよね?生物が登場してから。
そのうちの、三分の二までは、メスだけだったんです。
オスいなかったんです。
オスいないんですよ。
もしオスだけだったら、どうなっちゃうかというと、
これ簡単になくなっちゃうんですよ。
今でもいるんですよ?
メスだけで、どんどんどんどん、交配してくね、
メメズみたく痩せるとオスんなっちゃって、
ご飯いっぱい食べさせるとメスんなっちゃうとかってのいるんですよ。
ね?それはそれでいいんですよ。
で、何を言いたいんですか?っていうと、
女性というのは、メスというものの歴史がですね、
オスより長いんですよ。
その結果、生き物としての本能的進化というのがあるんですよ。
我々オスよりも早いんですよ。
で、その結果どういうことになるかっていうとね、
例えば身体だけの話もそうなんですけど、
オスというのは精子をつくって、
お父さんがいたから子供が出来たんだ、ってまあそれはいいんですよ。
ただ、オスがいなくても子供が出来ちゃうメスはいっぱいいるんですよ。
それで、もし、お父さんがいたからだ、ってこれわかりますよ。
メスの方は、卵子をつくるんですよ。
卵子でこれ、受けますよね?
すると子供が出来るんだ。
そんな簡単なもんじゃないんですよ。
お母さんがA型なのに、
子供がB型だとしますよね?
そうすると、お母さんの血液でっていうけど、
お母さんの血液が子供に入ったら
エラいことなっちゃうんですよ?
死んじゃうんですよ?
血液型違うの輸血したら、死んじゃうんですよ?
それが、ちゃんと胎盤を通っていくときには、
別の血液になるんですよ。
子供の血液になるんですよ。
それで、おしっこだとか、老廃物ありますよね?
それは、お母さんの血液の中入って出てくるんですよ。
その時は、お母さんの血液にまた変わるんですよ?
じゃないとお母さん死んじゃうんですよ。
で、この複雑なことをしますよね?
複雑なものは壊れやすいんですよ、人間が作ったのは。
ところが、飛行機から落っこっても、女性は生きてるんですよ。
非常に、死なないんですよ。
だから、子供でもなんでも、男というものは、
オスというものの歴史が浅いから、子供も育てづらいんです。
病気しちゃったり死んじゃったりとか、
非常に男の子って育てづらいんですよ。
で、何を言いたいんですか?っていうと、
精密でありながら、壊れづらいんですよ、女はね。
非常に精密なんですよ。
複雑な構造をしながら、壊れづらい、壊れないんですね。
で、長持ちしちゃうんです。
男より女の方が、長生きでしょ?すごいことなんですよ。
これを何十億年とかけて、造り上げてきたんですよ。
これは、今言ってんのは、身体のことなんです。
で、精神的なことがあるんです。
精神的なことっていうのは、男の場合は、
『良い・悪い』なんですよ。
『白と黒』なんですよ。
すぐ白黒ハッキリつけようとする。
すぐ白黒ハッキリつけようとするから、
例えば白が50、黒が50、合わして100ですよ。
容量が小さいんですよ。
だからひとつ問題がある。
要するに、ここに鍋がある、
このぐらいの鍋に火ぃつけるとスグ沸騰するんですよ。
男の人ってスグ喧嘩するんですよ。
喧嘩しちゃうと、白黒ハッキリさせようと、
戦争でもなんでもそうですよ?
まずね、歴史調べても、
女が始めた戦争とか少ないんですよ、非常に。
白黒ハッキリさせないと気に入らないんですよ。
ところが女性の場合は、
グレーゾーンてのを持ってるんですよ。
白と黒だけじゃない、中間があるじゃないか。
中間があるんですよ、だからその分だけ容量がでかいんですよ。
だから、同しだけ火ぃつけても、
そうそう煮立つわけでもないんですよ。
女だってヒステリーがいるよ、
ウチの女房なんかヒステリーだとかって言いますけど、
相当我慢したり、いろんなことしてるんですよ。
旦那だったら気が狂ってるかなんか、しますよ?
動物実験やなんかしたときにね、
ウサギでも猫でもなんでもいいんだけど、
脚にギブスしちゃったりすると、
脚が悪くもないのにこう、動かないよね?
気になるよね?人間だって。
折れてりゃとかいりゃいんだけど、
何にもしてないのにギブス嵌めたら大概気になるよね。
取りたくなるよね。
そしたら、一所懸命それを、オスは取ろうとするんです。
一所懸命一所懸命やって、ウサギなんかに至っては、
これを一所懸命取ろうとしてると、
取れないとですね、
飯も食わないで取ろうとするから死んじゃうんですよ。
ところが、メスのほうは、
適当にやってて取れないと思うと諦めて、
ご飯食ったりしてるんですよ(笑)
ご飯食べたりなんかして、
それはそれで寝ちゃったりして、
引きずりながら行くんですよ。
だから、嫁と姑がものすごい仲が悪いとかっていいながらも、
結構、嫁さんて長生きしてたりして
喧嘩は喧嘩でしてんだけど、
ご飯はご飯で食ってたりするんですよ。
食い物、喉を通るんですよ。
グレーゾーンがあるんですよ。
で、その事がわからないと、
白黒ハッキリしないから、
あいまいのように見えるんですよ。
だけど、長く生きて来た間に、
なんでも白黒はつかないんです。
で、この一例は私はあまり、
この事で混乱するかもわかんないんですけど、
アメリカって歴史が浅いんですよ。
歴史の浅い国だと、大統領が浮気したどうのこうので、
わーっとね大騒ぎなんですよね?
フランスって、歴史が長いんです。
その結果、フランスの大統領が隠し子かなんかして、
新聞記者がその隠し子のことインタビューしたら、
「それが何か?」って(笑)
大統領っていう仕事を一所懸命やってりゃ、
プライバシーまで必要ないでしょ?って。
仕事のことで言われるならいいけど、
なぜプライバシーまで言われなきゃいけないんですか?
って、これが歴史の長い国なんですよ、
要は、ものってのはグレーゾーンがあるんですよ。
だから、公の人間だからって、
私生活もあれば何もあるんですよね?
で、それを幅をとっとかなきゃいけない。
って、いうことなんですよ。
ましてや総理大臣みたいのってのは、
自分でなりたいなりたいってなったんだから、
これ清く生きなきゃいけないのかもわかんないです。
だけど、日常生活においては、実はグレーって、すッごくあるんです。
で、グレーゾーンを持ってるのは、
これはいいとか悪いとかいいません。
グレーゾーンを持ってるんです、女性は。
で、そのことが分かってこれから生きないと、
全てのことっての今は、女性が握ってるんです。
お客さんは女性なんです。
なぜかっていうと、一家の財布握っちゃってんのは女性なんですよ。
その女性が、旦那がすごい、こう色んな事言って、
奥さん「はい、はい」って言ってっから、
俺のほうがエラいと思ってんですよ、そうじゃないんです。
もうしょうがねぇギブス嵌められちゃったから
我慢して生きるしかないと思って、
相手にしてないだけなんですよ。
グレーゾーンを持ってるんですよ。
だから、揉めないでいってんですよ、
男同士だったら喧嘩だ、殺し合いになりますよ、ホントに。
ましてこれから、商いで……
だから男が天下とってたのやたら戦争するからなの、
これから戦争とか出来ないんですよ?
刀持ってて斬り殺せないんですよ?
そしたら、男もこれから、グレーゾーンを持たないと、
仕事が出来ないんですよ。
て、いうそれだけのことなんです。
だから、自分が怒りたくなったりなんかしたとき、
自分は未だ進化の過程だ、
女性のほうが進んでるんだ、と(笑)
私は思ってる、ていうことです。
そう思わないとわからないことが、いっぱいあるんです。
女性の場合は、精密であって壊れないんです。
我々は単純でありながら、
ちょくちょく壊れてしまうっていう、こういう動物なんだ。
と、いうことで理解していただきたいということです。