絶好調~霊の落とし方

えー、「霊の落とし方」です(笑)
霊がいるとかいないとか、
信じられない人は全然信じなくていいよ。
この前、とんこ姉さんのお店に行ったらね、
鍼灸師の方が来ててね、
なんかね、引っ越したらしいの。
引っ越したらそこ、お客さんは来るけど、
霊の通り道で、霊がやたら来るらしいの。
夜になると疲れてね
バタッと倒れちゃうくらいね、
霊が来るらしいの。
それで、もう来てるときから、
もう疲れちゃって、
疲れちゃっていられないんですって。
じゃ霊の落とし方教えてあげるからね、
やってごらん、って言ったの。
まず、霊の落とし方なんだけど、
簡単ですから覚えてくださいね。

霊が憑いたら、早く落としたいとか思っちゃだめなの。
霊が憑いたらどうするかっていうと
ゆっくり憑いてなよ~(笑)
これからうまいもん食うからさ、
一緒に食べてな、とか。
簡単に言うと、
浮遊霊で幸せだったやつっていないんです。
浮遊霊で絶好調ですとか、いません(笑)
不平、不満、愚痴、泣き言、
それの固まりみたいなの。
陰と陽は同居できないんです。
こうやって光がついたら、
闇は消えちゃうんです。
闇と光は同居できないんです。
よく、こう言う人いるじゃない。
あそこに霊がいた、
怖い怖いって言ってる人いるでしょう。
あれ、霊感あるんでもなんでもないよ。
ただ霊に弱いの。
怯えているだけなの。
捕まえてひどい目に遭わしましたとか、
二度と出られない体にしましたとかって、
そういうんじゃないよね(笑)
ただ、怯えてんだよね、って。
私たち、恐山やなんか行くんだけど、
霊が憑くとだんだん重くなってくっから
「憑へとけよ」って。
落としちゃだめなの。
霊の見える人だと、
「幸せだなあ」とか
「今日はこれからうまいもんでも食おう」
って言ってると、ピューって成仏する。
ちょうど蛍がピューって上るように。
それで、自分に憑いた霊が、
ピュー、ピュー、ひとつ上がるたんびに、
それが守護霊みたくなって、
今度は自分のことを護りだすの。
よくこういう人いるじゃない。
「私はね、霊感があって、いろんな人の霊を取ってあげたおかげで、
自分がその人たちの因果を背負って、病気になっちゃった」
おかしくない、それ?(笑)
だって、人助けしたら病気になるんだ。
人助けすると悪いこと起きんだ。
そんなこと考えられないよ。
ひとりづつ調べてみな、助かってねぇから(笑)
あんた助けたつもりんなってんだよ。
助かってないよ、って。
だって、人助けしたらいいこといっぱいあるの。
情けは人の為ならず、ってね。
浮遊霊って、元は人間なんだよ。
みんな神様から、分け御霊って命もらってんだよ。
それが帰ってこないやつがいっぱいいるんだよ。
それを送り届けてあげると、
天の神様、すごい喜ぶんだよ。
送り届ける方法は何ですか?って。
「幸せだなあ」とか
「絶好調ですね」とかって言ってると勝手に飛ぶの。
それだけで、飛んで行ったものがね、
俺たちを今度護るようになってくる。
だから、飛ばせば飛ばすほど、っていう成仏させればさせるほど、運勢は強くなる。
それを、くっついちゃったからって、怯えて早く取ろう。
中には、お祓い行ったりなんかして、
なおかつ、お金取られちゃってる(笑)
それ教えてあげたら、
その鍼灸師さんの人、
話聞いているうちに、どんどん元気になっちゃって。
次、会ったらね、
「いや、最近いいですよ。お客さんは来るし、霊は来るしね」(笑)
鍼灸師さんだから、お客さんはね治すらしいんだよね。
霊は成仏させちゃうらしい。
ね、お客さんは治っちゃうし霊は成仏しちゃうし、すごくいいんだ。
>柴村恵美子さんのエピソード
>あるレストランで、ひとりさんをポラロイドカメラで撮ったときのお話
俺の頭の上にね、骸骨が出てんの。こともあろうに俺の頭かじってんの。
かじってんじゃないの、離れたくないの(笑)
楽しくしてるといなくなっちゃうからね、成仏するからね、って。
俺たちは、霊なんか怖がったこと一回もないの。
なんかが憑いたらはやくとりたい……
だいたい、憑かれるってさ、俺たちはすがられるっつうの。
すがってきたから成仏させる。
でも、同じ波動で暗い人には、ぴったり取り憑いちゃうの。
中にまで入られるやつを、魅入られるっつうの。
魅入られちゃうと、おかしな行動をしだしたり、いるでしょ?
あれも考え方変えたら治っちゃうんだよ。
「絶好調」とか言い出したら、まず居られないから。
天国言葉とかね、そういう言葉嫌いなの。
ともかく、被害者が好きなの。
なんでもかんでも被害者。
不幸な人いるでしょ?
不幸な人は全力で不幸になってる、って知ってる?(笑)
顔ね、不幸そうな顔してて、不幸そうな髪型、
不幸そうな服の色、不幸そうなことばっかし言ってんの。
人生にいいこともあったの、それは言わないの。
嫌なことだけチョイスして、ずーっと。
ほんとだよ。
ひかりものつけな、って。
一杯のかけそばって知ってる。
あれもね、キラキラしてる指輪とかしてて、
こうやってあけたとき指がギラギラってしたらさ、
なかなか3人で一杯ってわけにはいかないよ(笑)
3人で一杯っつうわけにはいかないような人は、
3人で一杯喰うような人生送らないの。
3人で一杯が似合っちゃうような格好してっからダメなんだよ。
3人で一杯蕎麦屋で喰うんだったら、
家で買ってきて喰えばいいんだよ。
そうすりゃ、3人でたらふく喰えるんだから(笑)
ほんとはね、この霊の落とし方が話したくて、
「絶好調」とかいろんな話をしてくるのね。
なんでかって、いきなり霊の話して、怖がってしょうがないの。
ところが、「絶好調」とか「幸せだな」って
クセがつくとなんでもないよ、って。
浮遊霊にたいしたやつなんか、いないよ?(笑)
よほどの人格者とかって、いないんだよ。
あんなもんに、恐れをなすということじたいがおかしいよ、って。
実は全国からいっぱいそういう相談が来るの。
それでね、いろんなとこ行くと脅かされるの。
脅かしたあと、必ずカネとるんだよ?
俺の場合、タダだからね(笑)
一発でキメないと大変なの。
ほんとにこれで取れるんですか?って。
とれます。
たとえ、病気になっても「絶好調だよ」とか
「みんなのお陰で元気になってきたよ」って。
あなたに神が奇跡を起こしたい人ですか?
なんとか俺、女房の注目集めたくてさ、
こっち痛いんだよあっち痛いんだよ、とか。
それよりさ、「お前のお陰で元気になったよ」とか。
神が上で見てて、
「こいつに奇跡をおこしてやろう」っていう人間だろうか?
霊のことでもそう。
取り憑かれたからこうなんです、
私先祖のあれがこうでこうで、って。
先祖、いろんなやついるよ(笑)
ほんとに。
だって、親って二人いて、その上にまた二人いんだから。
計算していくと、ほとんどみんな先祖だよ。
そういう計算になるんだもの。
だって、ちょっとこの前まで刀もって斬りあいしてたんだよ。
あれはああいう時代なんだよ。
それの因果背負ってどうのこうの、って……
嘘だよ?(笑)
いや、ほんとに。
それより、「絶好調です」
昔は、昔で元気に生きてた。
今は今で元気に生きればいいの。
たった、それだけです。
えー、本日は、非常に順調に話が進みましたので。
どうもありがとうございました。