029: お弟子さんが教わった究極的な話

お弟子さんが教わった究極的な話(100回聞き029)  【斎藤一人さん】

この話はものすごい究極的な話です。
最近、私のお弟子さんになりたい、
っていう方がいるんで、
そういう人にも話します。

今から話す話は、仕事の成功法則です。
それともうひとつ、精神的な成功法則です。
それで、二つとも同じことです。
これがわかると仕事でも絶対成功する。
それから、精神的な成功も出来ます。

これが私のお弟子さんに教えてることで、
究極的にいうと私が教えてることは、
このことしかないんです。
だからそのことをやってくださいね。

まず、皆さんが成功しない、
心が幸せになれない……
理由はたった一コなんです。
それは、『無』というものの
使い道を知らないんですね。

いいですか?
今から『無』というものの
使い道を教えますよ。
いいですね。

では、簡単に、あなたがラーメン屋さんだとします。
ラーメン屋さんをやってると思ってください。
仕事はなんでもいいですよ。

その時に自分のお店を見渡して、
ここの売り上げを上げるのに、
1円もかけずに1銭もかけないで、
お客さんを呼ぶことが何個できる、
要するにアイデアを何個出せるか。
ということをまず考えてください。

まずお金をかけない、
ゼロっていうことです。
そうすると、お店を掃除しよう、
味付けよくしようとか、
愛想よくしようとか、
貼り紙の文字を変えてみようとか、
そういうことを考えます。

まずそれをやってみます。
近所の人に愛想良くしようとか、
タダでできることがいっぱいあるんです。
まずそれをやってみます。
そうすると、それだけで、
もっともっと笑顔って良くなるんです。

「どっからみえたんですか?」って、
声をかけるのもいいです。
そういうタダでできることを、
徹底的にやります。

それで売上げがどのくらいか上がる、っていう。
『無』という物がない人に、
初めて始めて『無』ができた時に、
じゃ一万円あげるからって、
この一万円でお客さん呼ぶこと考えてごらん、
つったら、じゃ、クーポン券出そうとか、
ゆで卵1個あげようとか、
トマトあげようとか、
それはなんでもいいのよ。

その一万円の使い方が分る。
『無』の使い方が分らない人間にお金を渡しても、
基礎が無いから、一番仕事で大切なのは
『無』という「笑顔」であったりとか、
タダでできることなの。

で、そのタダでできることをやっていない人に、
お金を渡すと、そう言う人が、
お店直したいとか、
よそがどうしてるか、ってやると、
必ず、『無』を使えない人に
お金をかけさせると『無』に戻るんです。
わかりますか?

『無』というものの使い道が
わかってないんだっていうことなの。
だから、そのことをしっかりわからないと、
仕事って出来ないよ。
だからまず、お金出さずに知恵だしなって、
まず『無』というものを使わなきゃいけないよ。

それから、じゃ、サラリーマンの人ね。
精神的な、今から話だよ。

サラリーマンの人が、
僕こういうとこ勤めてた
あーですこーですと、
いろいろ言うけど、
あの部長がうるさいこと
いわなくなったら自分は幸せなんだ、
自分は車買えたら幸せなんだ、
じゃなくて全く現状変えないで下さい。
何も手にいれないで下さい。
それで、部長がいくら
がみがみ言っててもかまわないんだ。
僕は山の中で修行してるつもりで、
部長の滝とか呼ばれてて、
いい滝に打たれているつもりなんです。

それから、自分はガンガンガンガンいわれても、
人に嫌なことをいわれても、
人に嫌なことしない修行なんだ。
だから、あの人が嫌なことを
いってくれないと修行にならないんだ。
僕のためにいってくれたんだ。
今日もいってくれ、明日もいってくれ。

それでも、私は、周りの同僚だとか、
家に帰っても絶対嫌なことはいわないんだ。
そういう修行なんだ。
要は全く、何も変えずに幸せに、
その会社でまず幸せになってください。
この環境でなってください。

それから、そこでも幸せになった人が
就職変えるならいいよ。
だけど、それもできないで、
就職だけ変えたとすっと、
嫌な奴ってどこにでもいるよ。

何かを手に入れたら幸せになるっていうけど、
そしたらまた次のものを手に入れなきゃならない。
次々、追っかけまわしているうちに、
あなた破産しちゃうかもわかんないよ。
借金だらけになっちゃうかもわかんない。

それより、しっかりと、
今で、何にもなくても幸せ。
これができれば、商売やっても幸せなの。
どこにいても幸せなの。

幸せを『無』から作り出せなきゃダメなの。
仕事だとしたら『無』からね。
そりゃあ、最初にお店をつくったりとか、
そういうのはお金かかるよ。
だけど、そこを繁盛させる知恵というのは、
『無』から生まれるものなの。

で、『無』がちゃんと使いこなしてから、
『有』を使わなきゃなんない。
だから、何にもなくても幸せだって
一生懸命はたらいてたら、
軽自動車でも一台買えたら幸せだ。
それが、モノ欲しがる人は軽じゃ幸せじゃないんだ。

軽一台手に入れたら、
ああ、お休みの時はどっこかドライブ行こう。
だって、車から外見ているんでしょ、って。
あなた、車を見てるんじゃないよね。

外の景色って、
別にロールスロイスから見たって、
軽から見たって同じなんだよ、海の色って。
そう思えた人が、また次の幸せを手に入れられるの。

それで、軽自動車でも幸せだね、って。
そう思えた人が、
また次の幸せを手に入れられるんだよ。

ところが、よく仕事で、
無から有を生み出すんだよ、っていうと、
たとえば私は、
パーマ屋さんでもいい、
魚屋さんでもいい。
無から有を生み出す知恵だしな、って言うと、
いくら考えても私出ないんですっていう人いるの。

そういう人が絶対に出る方法を、
今から教えるからね。
まず、出ない人。
たとえば、愛想よくしようとかね、
お店掃除しようとか、
店の周りキレイにしようとか、
アイデアって出ますよね?

もしそれが出ない人がいたとしたら、
自分のことを怠け者だと思ってください。
怠けてるんです。
だって、本当にあなた出ないって思ってますよね?
で、今から絶対出る方法教えます。

三日間のうちに、いいアイデア、
要するに無から有を生み出す、
いいアイデアじゃなくてもいいんだよ。
アイデアを出して下さい。
5つ出してください。
お店きれいにするとかなんでもいいんだよ、
味付けよくするとか、
パーマ屋さんだけど
うちはシチューを出しますとか、
なんでもあるじゃない。
私の言ったことでもいい、
よそのマネしてもいいの。

もし、ひとつも出なかったら、
3日のうちに3つ出してくださいつって、
もし出さなかったら、
「あなた銃殺です」って。

ホントに、自分で銃殺になっても
出ないのかと思ったら、
一時間で五つくらいでるから。
もし、銃殺だって銃むけられたときに、
あわてて「これやります、これやります」って、
言うはずだから、
だから本当は、怠けてるんです。
必死でやるというのは、やらないと、
必ず死んじゃうと思えばいいんです。

商人というのは、
小さくても経営者なんだよ。
経営者というのは、頭脳なんだよ。
手足だけ動かしていたんじゃ、ダメなんだよ。
もう今日から経営者ってなったら、
職人の時パーマ屋さんで
職人覚えようが
板前さんで覚えようが、
経営者になったら、
経営を勉強しなきゃいけないんだよ。
それを、腕一本で行くというのは、
怠けてるんだよ。

板前が、料理が上手いのは、
当たり前なんだよ。
パーマ屋さんが、頭を上手くできるのは、
当たり前なんだよ。
それだったら、ずっと、職人でいな。

経営者になるということは、
ちゃんとそのことを考えて、
人を使い、税金を払い国に収め、
国がまた潤い、働く人がそこに来て、
若い人が就職して、上を見習うんだよ。

私も、ずいぶん、弟子取ろうかと思ったんですが、
弟子取ってもこれ以上教えることってないの。
最終的に、あとは淡々と、
あなたがやり続けるしかないの。
やり続けられなくなったとき、
自分は、頭が悪いんだじゃないよ。
自分は、怠け者なんだって、思いな。

怠けていけないんじゃないの。
怠け者なのに、頭が悪いとかって言うと、
頭に失礼だからね。
脳細胞は、同じだけついているの。
銃殺するぞと言われたら、
答えがあなたせるんだよ。

だから、やらなくてもいい。
やらなくてもいいけど、
自分が儲からないのは、
自分が怠け者なんだ。
手足使うのはいいけど、
頭使うのはイヤなんだ、
って言う風に思ってください。
厳しいようだけど、
プロの世界ってそういうものなの。

それから、精神論やなんかもそうなの。
ああなってくれたらいい、
うちの旦那がこうなればいい、
奥さんがこうなればいい……
ならないよ。

それより、全く変わらなくていい。
この人はこのままでいい、
あの人もあのままでいい。
自分の考え方を変えちゃえばいいんだ。
それが精神論だかね。

精神論はあっち変えたい
こっち変えたい、じゃないよ。
自分の心の持ち方を変える、ってことなの。
だから、ああ部長、今日また降らないのかな、って。
ひとつの修行だと思ってれば、
今まで嫌だと思ってたことが
うれしくてしょうがないの。

それから、俺は負けないぞって。
いくら部長に怒られたって、
俺は絶対負けないから、
よそで泣き言とか絶対いわないんだ。

「お宅の部長、うるさいでしょ」
いや、うるさくないですよって。
僕のために一生懸命がんばって言ってくれるだけで、
ありがたいと思ってますよ、って。
あのお説教聞かないとさみしいぐらいですよ。
ってゆったときに、ものって変わるんだよ。

この前30分も怒られちゃった、じゃないの。
なんだ部長、最近30分しか怒んなくて、
根性なくなったな、って。
2時間ぐらいはがんばってもらいたいな、
ぐらいの勢いになったとき、
ものは変わるんだよ、って。

『無』というものの使い道がわかったとき、
はじめて『有』を生かせるんだよ。
『無』を使えない人間が
最初から『有』を求めると、
必ず『無』に帰しちゃう。
若い人「お金がないんです」
お金のありがたみを知らないからないの。
月に僕2万円しか貯金できないんです、って。
年間24万円か?
1年働いて24万なんだって、
重みを知らないの。
だから神さまが、
オマエは重みを知れって、言ってるの。

そういうふうに、ためたお金で
ちっちゃいお店を出すから、
どんなちっちゃいお店でも宝に見えるの。
このお店つぶしたくない、と思う。
どんな場末でも、ここに客を呼ぼうと思うの。

お金がないからできないんです。
お金がなかったら、ためるの。

少ししかたまらないんです、って
その少しずつためている間に、
お金のありがたみがわかるの。
自分の、場末の店にでもきてくれた人に、
心から「ありがたい」と思うの。
だから、全部あなたのためになってるの。
今、無いことを生かしきってないの。

『無』を生かせたとき、
はじめて『有』が生きるんだよ。
あることだけを望むんじゃないよ。
そしたら、苦しくなるからね。

どうも、ありがとうございました。
長々聴いていただきまして。

*無から有を生み出す(無の運用)

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