最初で最後の講演会

この本の付属CDであって
講演の音声バージョンです。

(前置きしてから)

ツイてる話、いきましょうよ。
で、ツイてるツイてるって何ですか?
っていうことンなると思うんですけれど、
ツイてる……
私は、毎年納税に載せてもらってます、
それから私は中学校しか出ていないんですよ。
それで、なぜ中学しか出てなかったというと、
非常に成績が悪かった、ということですね。
たいがいは、簡単な理由なんです。
シンプルですね。

それで、非常に私、
成績が悪かったんですけれど、
その中で事業をしながら
成功する方法を知ってるんだよ。
それから、サラリーマンとしての人生でも、
成功する方法を知ってるんだよ。
なぜか、知ってるんです。

で、なぜですか?って言われると
困っちゃうんですけど、
なぜか、知ってるんです。
それが、実は「ツイてる」
という言葉なんです。

で、この言葉を言ってると、
あとでいろいろ実験してもらったり、
いろいろするんですけれど、
「ツイてる」という言葉には
凄い力があるんです。
ね?

朝の出掛けにですね、
下駄の鼻緒がプツッと切れる。
そういうことありますよね?ったら、
今下駄はかないとかいわれて、
難しい時代なってきちゃったんですけど(笑)
まあ、たとえ話です。
下駄の鼻緒がプツッと切れた。
そこで3つに、人は分けられる。

ひとつは、
「なんか縁起悪いなぁ、
嫌なことが起きンじゃないだろうか」
っていうのがひとつありますよね?
これ否定的なんです。

で、普通ってなんですか?ったら、
物理的にですね、
そろそろ切れる時期であった。
物理的ですよこれはね。
殆ど、あの、火の玉先生と
同じみたいな考えなんですけど。
物理的に、切れる時期であった。
これが普通の人なんです。

で、ツイてる人ってなんでしょ?
ツイてる人っていうのは、
「今切れて良かったよ~
これ出掛けに途中で切れたら困っちゃうよね。
今ならパッパッと繋げるか、別のもの履いてこう」
て、いうことに、なりますよね?

だから、3つのことを、
どちらに考えるかなんですよ。
「あ、何でも肯定的にとるんだ」って思うでしょ?
でも、あたしの話はもうちょっと意味が深いんです。

「ツイてる」っていうと、ツイてることが、起きちゃうんです。
「ツイてると思おうよ」と言ってるんじゃないんですよ。

この話はね、説明がね、ちょこっとだけ難しいんです。で、後でしますね?
そうすっと、ああなるほどと思います、半分の人は。
半分の人は思います、でも、ここの人は全部思うかもわかんない。
『変な人の書いた成功法則』なんて、普通こんなもん買うやついないだろうと思ってたら、買った人がいるんです。
で、驚いたのはその話を聞きに来た人がいるっていうのがね、私も驚いたんですけど。
あ、変な人も探しゃあいるもんだ。

え~、これがですね、高いところから落ちてくる、コツンと当たる。
で、「ついてないな」って、思っちゃいけないんです。
俺はツイてるだ、ついてないやつは、これが頭に当たって脳みそが砕け散ってる。
カニ味噌みたくなって死んでってんだ、と。
ところが、俺はツイてたから、ここにしきゃ当たんない。

わかります?
車もそうです。コツンとぶつけられた。
その時、「ついてないな」って、言っちゃダメなんです。
で、「ついてないな」って、言うと次は大事故に遭う。
ところが、俺はツイてるよ、コツンで済んじゃった。あと1秒ズラしたらドカンだよ。

ドカンといって、俺は死んじゃったかもわかんない。
て、そういう話をすると否定的な人間は、「お前、ホントにツイてるんだったら、そんなぶつかりっこないよ」とか言うんです。
そういう人間と付き合っちゃダメ。
友達変えたほうがいい。

「ツイてる」と言うことが大切なんだ。

ここは地下ですから、電波は流れてないと思います。
でも、今、地上に出ると、電波がいっぱい流れてます。波動ですね。
なぜかっていうと、携帯電話、私、青森に行ってても、斎藤さんの、たえばピッピッピッってなると、青森になりますよね?
沖縄でもなるんですよね。

てことは、本当は日本中に、斎藤さ~んという、こういう電波がね、斎藤さ~んて、こう探しちゃってる電波が、飛んでるんですよ。
だから、ものすごい量の電波が飛んでる。
で、この宇宙の電波の中に、もの凄い幸せな電波と、不幸を呼ぶ電波があるんです。
ね?
信じられないでしょう?
まあ、半分の人は信じられると思います。

それでですね、テレビが第6チャンネルをガチャガチャっと回すと、第6チャンネルへ入ってきますね?
ところがそれが、カチャカチャっと回して、第8チャンネルにすると第8チャンネルが流れる。
てことは、電波は今もそこにあるんです。
わかりますね?あるんです。
カチャカチャってやる前からあるんですよ?電波はね?

その時に、カチャカチャっと6にしたときに、実は、6ですよっていう電波が出るんです、テレビから。
わかります?
受けてるだけじゃないんです。6ですよ、って出すんです。
だからあたしが、何があってもいいんだ「いやあ、今日車こすられちゃったけどさあ、ホントにチョットだよツイてるよ」っていうと、「ツイてるよ」っていう、この最後の「ツイてるよ」という言葉と同時に、この人ンとこだ~つってツイてるのが、ダ~ッと来るんです。

ところが、「今日はさあ、ついてなくて……」って。
ついてないからついてないっつってんだからいいじゃないか、って。
ただ、いいんですよ、ホントにいいんですけど、「ついてないよ~」って、今私いっちゃったでしょ?
そうすると、ついてない波動が、ダ~ッっと寝てもさめても来てるんです。
あ、アブナイアブナイ……
で、今、ホントはツイてるんです、私は。

宇宙のエネルギーがどんどんどんどん、どんどんどんどん際限なく入ってきちゃう。
だから私は、寝てもさめてもツイてることがいっぱい起きてくるんです。
だから、中学校しか出てなくて充分なんです。
ホントに優秀な人はね、義務教育で充分なんです。
どうしても足りない人が、まあ補充のような形で、高校行ったり大学行ったりされると、私は理解してるんですよ?

私の家って商人だから、親が「勉強しなさいよ」って言っても、学校の先生が「お前、この方程式できないと困るぞ」って学校の先生が言っても、親が方程式やってんの見たことないんです。
だから、困らないって知ってたんですねぇ。意外とアタマ良かったのかもわかんないですね。

「斎藤お前、英語ぐらいしゃべれないと外人に話しかけられたとき、困るぞ」ったんだけど、私未だに一回も話しかけられたことないんです。ただの一度もありません。
ツイてる人の人生って、そういうもんですよね。
困らないように出来てるんです。

それで、ホントに英語が必要な人は、英語を聴くと爽やかに聴こえるんです。
私みたい、英語に縁の無い人は雑音に聴こえちゃんです、アレが。
すっごくわからなく聴こえるんです。
で、アレが心地よく聴こえる人は、そういうことをする定めなんです。
だから、人間は困らないように出来てるんです。

それを親が、「お前、これやって、困るぞ~」とか、ホントに困ると思ってる方は、自分が困るんです。
で、お母さん今から大学行ってください。あなたが困ると思ってるんだから。
困らないと思ってる人は困らないんです。
困ったことは起きないんです。

「ツイてるよ」「ツイてる」ってこの言葉は、ホントに魔法の言葉なんです。

右手を、お金のマーク……

※オーリングテストの実演
……

ついてないついてないって、連続してて?

ツイテナイツイテナイツイテナイツイテナイ……

わかります?
ツイてないっつっただけで、身体の力が抜けちゃうんです。

俺は何で癌になったんだろう?
ツイてないんです。
俺は何で胃潰瘍なったんだろう?
ツイてないんです。

なぜかっていうと、同じ生活してても、ならない人もいるんです。
遺伝だったら、ずーっとね、大体、癌の遺伝、家系なんてあるわけない、そしたらはるか前に死に絶えてる。
よく考えればわかる。

じゃ今度はツイてるっていうからね。
ツイテルツイテルツイテルツイテルツイテルツイテル……
この力、これ自分で今チョット試してください。

この言葉が入ってくるだけで、エネルギーが入ってくるんです。
エネルギーが入って来ると、力が違っちゃうんです。

※会場にて実演中

もうね、力が何倍って違うんです。
だから、同じ薬を飲まれるときも、ツイてるつって飲んでると細胞は全然違いますね?

オッケーですか?
大丈夫ですね、やってみましたね?

ツイてるって言葉は、今やっただけで、細胞にこんだけ力が入る。仕事もそうなんです。
それとまた、ついてないと思ってる人は、ついてないと思ってるから、きっと何もしないんです。

だから、能力がいっぱいあっても……
私も学生時代ですね、頭のいい人っていっぱいいたんです。
だから、斎藤さんは頭が良くて偉くなったとか出世したとかって、絶対ありません。
これは私が保証します。学校の先生もこの前、力を入れて言ってましたから、それは自他共に認めてますけれど。
それで、働き者かというと、これは違います。
喫茶店で会ったとか言いましたよね?私一年のうち10か月ぐらい、むこう行ってますから、働きモンだなんつうことは、決してありません。

そうすると、残ったものはなんだろう?

「運」なんです。
で、「運」てすごい大切で、その「運」ていうのはいくらでも、「運」がよかったっていうのは、たまに来るもんだと思ってる。
ところが、「運がいい、運がいい」って言ってると、「運」って、どんどん良くなっちゃうんです。
そうすると、奇跡が起きるんです。で、奇跡を起こせばいいんです。
だから、私が、納税に一番になるっていうのは、1億2千万分の1なんです。

二年目っていうのは、1億2千万×1億2千万なんです。
6年連続するっていうことは、1億2千万×1億2千万×1億2千万……、と、大変な数でしょ?
いくつになるかわかりますか?
私は知ってるんですけれど、今日は時間がないから発表しません(笑)

ただ、何度でも起こせるよ、って。来年も起こすよ、再来年も起こすよ、って。
なんでかっていうと、ツイてるんです。

よく、他の人で、自分は斎藤さんのこと目標にしたりライバルだと思ってます。
って、やめなさい。
あんた実力なんだ、で、私は「運」なの。「運」は天が与えるもの。
天と喧嘩しても勝てないから、止めなさい。

で、俺のことやっつけるんだったら、もっとツイてる人間なってください。
ツイてる人間は、そんな怖い顔してないの。
ライバルって、競争相手なの、ライバルって敵ですよ?
敵なんかをつくっちゃダメなの。
友達を作るんです。

ね?
うちの社長たち仲いいでしょ?
仲いいと、みんなで助け合って教え合うんです。
競争するより、協力したほうがいいんです。簡単なことなんです。
学校の先生も、みんな自力で頑張んなさいよとか、隣見ちゃダメとかっていうから、成績が悪かったんですよ。

なぜ助け合えって言わなかった。みんなで助け合えば、みんな100点だったんですよ。
一人だけ100点なんてことはなかったんです。

それを、日頃は助け合えって言ってて、試験の時は見るなよとか、斎藤見たろ?とかいう、あれば良くないですよ。
だからそれより、みんなで協力してやるんだよ、世の中ってそういうもんなんだよ。
ね?そしたら、今みたい、いじめなんかないんです。

私たちの頃もホントは助け合いあったんです。
宿題なんかやってくんのは3人くらいしかいなかったんです。みんながそいつの写してて、非常に和気藹々だったんです昔は。
腕白坊主は、腕白坊主でいたんだけど、そういう奴は日頃宿題なんか教わってるから、結構護ったりなんかして、持ちつ持たれつだったんです。

私たちの頃に学校行った人たは、知ってるんです。
その頃から、だんだんだんだんそういう風潮が無くなってきちゃった。
それを元に戻そうよ。

それで、ついてない奴がいくら集まったって、しょうがないじゃないか。
うちの会社も、この前聞いたら1000人か2000人とか全部でいるんですけれど、ついてない奴、2000人集めたら、ついてない塊みたいな会社が出来上がっちゃって、怖いなって。
それだったら、少なくてもいいから、ツイてる人集めようよ。
で、ツイてるって何ですか?って、「ツイてる」って言えばいいんだよ。

私のは簡単なんです。他所行くと、『三位一体、心と体が伴わなきゃいけない』とかって、難しいでしょう?
でも、言ってんだから心は伴ってるんですよ、ホントは。
伴ってんのに、伴わなきゃいけないっていうと、なんかもっとやることがあるような気がしちゃうんです。

ツイてるって言ってんだから、心が伴ってるんです。
伴って言ってて、ツイてるって言いながら行動してる人間に、形から入れって……
俺、ツイてる形っていうのが想像できないんですよ。
どんな形なんだろう?

だから、そういう難しいことはうちの会社は要らないんです。
だから、うちはすごくシンプルです。
「ツイてる」何かにつけて「ツイてる」って言わなきゃダメですよ。言うこと。

いつも思ってんですよ……
思ってたんじゃダメなの。言うことなんです。
ね?
「ここの会社に入れて、社長、私ついてますよ」
「日本に生まれてツイてますよ」

それから、あなたがこの会社にいてくれただけでツイてるよと思ってくれる人間にならなきゃいけない。
それから、斎藤一人さんは日本に生まれて日本国はついてましたよ。
って、言われるようにならなきゃいけない。
でも、当人がついてないと思ってるような人間に、そんなことは出来ないんです。

私、ここんとこ、すごいツイてるっていうのは、ツイてるって言いなさいっつったら、1日2万回づつ言ってる人、2万回づつ。
あたしも言って驚いちゃって、1日1000回づつにしましょうよ。
1000回を100日続けたら、私が手書きで色紙書いてあげるから、って言ったら、私もやります!って全国からものすごい数来て、私、夜ンなっと、ずーっと色紙、ずーっと色紙を書いてるんですよ。

ツイてるでしょ?ね?
世の中いろんなことが起きるんです。でも、それもツイてることなんです。
で、今日こうやって呼ばれて話が出来ることもすごくツイてるんです。

●正しいより楽しいを選ぶ

私は泳げないんです。
泳げない私が、今日、シャケを食った。これはありえないことなんです。ツイてるんです。

ご飯も食べたんです。
私は、一粒の米も生まれてから、作ったことがない。それが三度三度ご飯を食べれるって、すごいツイてるんです。
わかります?
日本に生まれてツイてるんです。

えー、世界が30億か40億か、ちょっと私数字に弱いんでわかんないんですけど、人間がいる中で、衣食が足りてる、食べ物、洋服がまともに着れるのは5億人しかいないっていう話を聞いたことあるんですけど、その中の、1億2千万全員入ってるんです日本って。
すっごい豊かな国なんです。

ここに生まれたのはツイてるんです。
なおかつ、もうちょっと前に生まれると、雨が降らずに爆弾が降ってきたんです(笑)
ツイてるでしょう?

で、我々は爆弾も降らない中に生きてられるんです。すごいツイてるでしょ?
ね?
ツイてるっていろんなことで思い出すと、道端に咲いてるタンポポ見て、
「あーかわいいなぁ、俺はツイてるなぁ、あの花を見てかわいいと思えるんだ。前は気が付かなかった」
些細なこと些細なことに、ツイてる、ツイてるって思い出してくると、ハッピーになってくるんです。
幸せなんです。
そうすると、どんどんどんどんツキが来る。
で、これが大事なんです。

ホントは、一個だけで済めばいいんですよ。
ただ問題が、もう一個あるんです。
これはもっと簡単なんです。
だんだん簡単になるのが私の話なんです。
学校はだんだん難しくなってくるでしょう?
私の話はだんだん優しくなってくるんです。

それで、もうひとつが
「ツイてる、ツイてる」と思いながら生きてくと、必ず人生に分かれ道が出る。
判断しなきゃならないことが出る。
そのときに、どちらが正しいか?ということを、絶対考えないでください。

どちらが楽しいか。
どちらが楽しいかっていう判断基準をもってください。

そうすると、どちらが楽しいかなんかで考え出したら、「俺は会社行かないで寝てるよ」っていう方もいるんですけれど、我々は、ちょっと大人の魂だと思ってください。
なんでかっていうと、会社行かないで三日間ばかし寝てると、間違いなく、あなたのイスはなくなるんです。
わかりますよね?

変なこんなカードをもらって、カードで買い物をする。
「洋服バンバン買っちゃって楽しいのよ」間違いなく1ヵ月後にお勘定きますからね。
これはもう引力の法則より固いですから(笑)

で、それぐらいのことは頭においといて、「どちらが楽しいんだろう」っていうことを考えたとき、必ず楽しいほうが成功するんです。
宗教戦争も、キリスト教が正しいとか、回教徒が正しいとかっつってると、戦争なっちゃうんです。
キリスト教のほうが楽しいんだとか、回教徒のほうが楽しいんだとか、楽しいやつがふたつ集まっても、よかったねとか最後にはケンカになんないですから(笑)
どっちが正しい、ってはじめたとき、必ず戦争になります。

この前の共産主義が正しいか、民主主義が正しいか。その結果、随分戦争して死んだんですけれど、あれもどっちが楽しいかっていうことだったら、誰も死なないんです。
俺も楽しいんだよ、あんたも楽しいんでよかったね、と。
こうなっております。

で、いろんな応用問題あるんですけど、この前、昨日ですね、兄弟で、会うと仲が悪いからイライラしちゃう。
兄弟なら全員仲がいいわけじゃないんです。仲の悪い人もいるんです。
で、そういう人はどうしたらいいんでしょう?っつったら、どっちが楽しいかって考えてごらん。
そしたら、会わないほうがいいんです。

兄弟だから会わなきゃいけないって、どっちが正しいかなんです。
相性の悪い人が会うと殺されることがあるんです。ほんとなんですよ?
通り魔は、しょうがないんですよ。通り魔は諦めてくださいね、通り魔ですから(笑)
通り魔急に避ける方法とか聞かれてもダメだから、日頃仲悪いやつって、ずーっと昔からわかってんです。
ね?
ホントにこう、あいつ刃物くらい持ち出すやつってホントは知ってんですよ。
だから、会わなきゃいいんです。

で、なぜ会わなきゃいいかっつうと、殺されないだけじゃないんです。
相手は人殺しにならずに済むんです。だから、どっちかが避ければいいんです。

「えー、避けちゃっていいんですか」って、なんでも戦わなきゃいけないと思ってる人がいるの。
新幹線は300キロで走ってくる。
それをまともにぶつかったら死んじゃうんですよ。
ちょっと避けてごらん。風ぐらいしかこないから。
わかります?(笑)

人生って、チョッと……
これなんですよ。
これが、できるかできないかでね、全然違うんです。
それも、なんでもこう面と向かってね、どーんと当たんなきゃいけない。
特に、男の人ってのはそういう傾向強いんですよ。
女の人ってのは、強いですからね、強い魂が女、弱い魂が男。

女がどうしてもわかんないんですけど、女ってなんですか?って聞かれたら、オチンチンのついてない男なんだ。
我々は猿から進化したんですよ、男ってのは。
で、女はゴリラから進化したからね、進化の過程が違うんですよね?

……なんの話かわかんなくなっちゃんですけど、まあ、チョイとよける。
そいで、そのどうしてもその弱いほうの男が、男だから逃げちゃいけないような気になるんですよ。
昨日も失楽園の話が出て、失楽園で最後に、女にこうなんかアレして、青酸カリかなんか飲んで死ぬっていう話だったんですけど。
あの話はおかしいんだ。
女房がいて、彼女までいるやつが死ぬ必要がないんだ、と。
死にたいのは一人もいないはずだ、女房もいない彼女もいないようなやつが死にたいんで、何で二人もいるやつが死ぬんだ、と。
そういうムチャクチャなことは、私はきらいなんだと。

それでですね、チョイとよける。
で、人生って楽しい方がいいんだよ。
魂の第三段階。魂が第一段階が、ずーっと長く続いたの。
それがどういう時代ですか?って云うと、強い者が天下をとる。強い者が指導する。
なぜかっていうと、狩りやってたから、バラバラだと獲物がとれずに飢え死にしちゃうんですよ。
だから、強い者が統率をとる。

その次に、農業がやるようになったら、農業もそうなの。
一斉に米を植えないとね、飢え死にしちゃうんですよ。
私は個性を出して来月にしますとかっていうと、飢え死にしちゃいますからね。
米ってのは植えるときに植えないとダメなんですよ。
まして、日本てのは一回しかとれない国だから、一回失敗しちゃうと飢え死にしちゃうんです。
そんな蓄えないですから昔は。
そうすると統率者いる、殿様がいたんです。

でも、魂が成長したら、いつ米植えりゃあいいかぐらいわかったよ、狩りの方法もわかったよ。
ね?
そしたら、強い奴がなんでも横暴なこと言ってていいんじゃないんだ。
殿様は、昔殿様の前に来て、地べたに座って挨拶しないと斬り殺されたんですよ。
そういう時代が続いていたんだけど、そのあと明治になったらから、『どっちが正しい論』が入ってきた。

『どっちが正しい』

「正しきがゆえにも正しき」って言ってる人間が、非常によかった時代があるんです。
何が正しいかわかんないから。

ね?
で、もう大体わかってんの。人殺ししちゃいけないとか、泥棒しちゃいけない……
わかりますよね?
私も、いい女だったら「あ、いい女だなあ」と思って「いいケツしてんなあ」とかって思います。
これは、男の人だったらみんな思うんですよ?
だけど、触っちゃいけない、は知ってるんです(笑)
わかります?触っちゃいけないんですよ、アレ。思うだけ。

で、ここはもう、魂は第三段階に移った。
で、第三段階ってなんですか?つったとき、もう分かったから、

『楽しい方選ぼうよ』

うちの、スリムドカンとかね、オジョーサマクサイ。
今度ね、精力剤でキンタチキンキンっての作る。オトーサマクドイって名前にしようや、ったら、これはいいなあ~、効きそうだ~(笑)
他所いくと、ユンケルってのは、1000円とか2000円とか3000円とか、ああいうネーミングはよそうって、4畳半用と8畳用と、もう部屋数でねこうね、すごく楽しいなあ。

で、なんでこんなことしてるかっていうと、いいものだから発売してるんです。いいものはわかってるんです。
だとしたら、楽しい方がいいんです。
だから、もっと楽しく、もっと楽しく、楽しさをメインにしてかないと、人生って苦しくなっちゃう。

で、いつか思い出してください。
どうも上手くいかないな、俺はそういえば上手く行ってたときは楽しい方選んでた。
それがある日、立派な人、立派な人ってのアブナイの。
立派な人だと、その人の言うこと聞こうって気になっちゃうの。
あんまり立派な人の意見を聞くと、「正しきがゆえにも正しき」の方に引きづられちゃうんですよ。
そうすると、人生が上手くいかなくなる。

もし上手く行かなくなったら、俺は最近「ツイてる」って言ってないや、それから分かれ道に来たときに、またもどっちが正しいかで決めてる、どっちが楽しいだろう?
正しくて楽しいのがあるんです。正しくて楽しいことです。
で、正しいなんつのは、魂が第三段階だから分かってるんです。

「ツイてる」
これは日常言わなきゃいけないこと。言ってればいいんです。
そして、分かれ道に来たとき、困難にあったとき、何かがあったとき、楽しい方を選ぶ。
正しいほうを選ぶと、苦労が山のように入ってるの。それが、ぶわーっと出てきちゃう、だからあけちゃダメよこれ。
これあけるとね、大変なことになっちゃう。

ところが、楽しい方をあけると、成功が待ってるの。
たから私のお弟子さんやなんか、みんな楽しい楽しい、つってついてきた。
それでみんな、現在立派な社長さんになっていられるんです。
苦しいほうあけるなよ、苦しいほうあけたらエライことになるよ。
って、この2つ。
これだけ覚えててくれれば、おそらく困ったことは全く起きないと思います。

で、いくらあの本、私の成功法則の本読んで、困ったことは起きないんだつっても、「大社長いつも楽しそうですね」
って、楽しい方を選んでるから楽しいんですよ?
それが、苦しいほう行ったら苦しいんですよ?
道は、いつも二つなんです。

ね?
楽しい。仕事は楽しいね。楽しい楽しいってやってるから、成功しちゃうんです。
で、楽しいから仕事って楽だよね?

ところが、仕事が苦しいから楽したいと思うと、5時で帰れるとこ、土日休みのところ、残業がないところ、そういうとこばっかり探すの。それで、4時45分なっと、ズーッと時計見てんだよね、5時ンなるまでズーッと。
もうカバンは、もう帰り支度出来ててね、スーッとスタートダッシュを、こう待ってる生活っていうのは、実は楽しくもなんともないの。
それで、この、楽なほうを極めるの。

楽を極めると、極楽という。

わかります?
だからこの世は極楽って、天国のことなの。
極楽になれるんです。

どっちが楽しいかを判断する。
そしたら、会社行ってサボって、ずーっと寝てるとクビになっちゃう、これはどうも楽しくねぇな、飢え死にンなっちゃってホームレスなっちゃう、これはあんまり俺は楽しくないな、じゃ会社へ行くほうがいい、会社行くなら、ふてくされて仕事してるより笑顔でやったほうがいい、返事しないより返事したほうがいい……
極めていくと、だんだんだんだんマトモな方にまともな方に、人は走って行くんです。

今日も、ホントはやりたくなかった。
でも、やるとなったら、頑張りますよ私は。
そういう性格ですからね。
やるとなれば頑張ります。

え~、この2つです。

●プロになる話

今日は、日本漢方の方もずいぶん来てるんで、一番リクエストが多かった、『プロの話』して欲しい。

このプロの話っていうのが、これを聞いていただくと、よくわかると思うんですけれど。
人生って、プロにならないとツラいんです。
わかりますか?
プロにならないとツラいんです。

で、私は商人なんです。
商人ってなんですかっていうと、商人とは金儲けのプロなんです。

で、プロだから、今不況だから儲からないとか、そういうこと言っちゃダメなんです。
私たちは金儲けのプロです。
違う人がいたらゴメンネ。

私たちの話、商人としての話をしてますからね。

で、商人はいつもお金儲けを考えなきゃいけない。
いけないんです。

なぜかというと、相撲取りは、明日の勝つことに全力をあげるんです。
ずーっと考えてて、あいつをどうやって投げてやろうか、って考えるんですよ。
相撲取りはね。

相撲取りじゃないのに、あいつをどうやって投げてやろうか、って考えてるやつはおかしいですよ、これ。アブナイ人ですからね。

でも、相撲取りで考えないのは、もっとおかしい。
で、坊さんってえのは、欲を捨てなさい。
あれ仕事ですから。

坊さんのクセに、のべつ金儲けを考えてるやつもアブナイんです。
屋根屋は、しっかり屋根瓦をはることを考えなきゃならない。
基礎屋は、しっかり基礎をつくることを考えなきゃならない。
基礎屋は、しっかり金儲けをしなきゃ、いけないんです。

なぜかっていうと、私たちは社会の心臓なんです。
この心臓が、どっくんどっくんどっくんって動くから血液が流れるんです。

その心臓が弱ってきちゃうと、血液が余分に流れないんですよ。
だから今、日本が苦しいのは、血が流れてないんです。
じゃ、なぜ流れなくなっちゃったのか?っていうと、商人が、金儲けを一所懸命しないからなんです。

あたかも金儲けをすることが悪いことのように思ってる。
でも、金儲けをすると、社員につつがなく、儲かってる会社で社員に給料やんない会社とか、あたしは見たことないんです。

で、儲かってりゃ、社員に給料払うんです。
儲かって会社のリストラとかあんまりないんですよ。
わかりますよね?

それから、支払い先に払わないとこもないんです。
商売っていうのは、一生懸命やると、正業が生きられるんです。
ところが、正業を忘れて、あたかもボランティアをやることの方が正しいと思っちゃう人がいるんです。

ところが、ボランティアというのは、正業があるから出来るんです。
もし正業がなくなると、その人は、かかる方になっちゃうんです。
立場がかわっちゃうんですよ?

そのボランティアを支えているのは、事業家なんです。
で、余ると、税金に払うんです。
この税金が福祉を支えているんです。

事業家というのは、正業を支え、ボランティアを支えるんです。
それから、福祉を支えてるんです。
その事にしっかり自負して、しっかり儲けなきゃダメなんです。

戦争が終わったら、なにやったら儲かるか、戦争が始まったらなにしたら儲かるか、不景気の時は何したら儲かるか、景気のいい時は何したら儲かるか、ずーっと考えてなきゃいけないんです。

これが、プロなんです。
プロっていうのは、全てが違うんです。

まず、笑顔が違う。
プロの笑顔とプロじゃない笑顔ってのがある。
プロの笑顔だと、プロってのはお金になる笑顔なんです。

あの人の笑顔いわね。またあの人の笑顔に会いたくなっちゃうぐらいの笑顔じゃなきゃあ、プロじゃないんです。
プロは顔が違うんです。

シャッターが閉まってる。
なんであけないの?
こわれてる。
じゃなんか書きな。
シャッター壊れてます。

プロじゃないんです。
プロは
『シャッターが壊れてるけど、中で元気でやってます』
ね?『笑顔で待ってます』とか、いろいろ……

いや、プロってのは、紙一枚見たときに、そこに来たくなっちゃうようなことを、書かなきゃいけないんです。
それが、このお知らせ書いときなさいよっていうと、お知らせどこに貼った?っていうと、あすこです、って。

人間の目っていうのは大体、これから、幾らか下見るんですよ。
その下見るのが、平気で上に貼って、貼ってますっていうの。

上を見ながら歩いてるやつが何人いるか、計算したことがあるんですか、って。
プロとしての貼り紙じゃないんです。

それから、前に車がバーバー、バーバー通ってて、人間がロクに通らないところがあるのに、こういうところで、モノを見て書くっていうと、自分は見えるんです。
貼ると車から見えないんですよ。

車しか通らないところに、人間しか見えない貼り紙をするのは、プロとしておかしいんで。
プロって違うんです。

この前も、お好み焼き屋行ったら、
『ガス栓をいじんないで下さい』って書いてあんの。

命令されると頭へ来るんですヨ。
わかります?
同じ書くなら、
『火傷するといけないので、ガスはなんぼでもやりますから、こちらにお申し付け下さい』とか、書いて欲しいんですよね。

プロって貼り紙が違うんです。
商人って、思いやりが違うんです。
思いやりのこころが全然違うんです。

商人てね、商人の頭ってね、深々下げるためについてんの。
誰に会っても。
いっつも頭下げてっと、打ち出の小槌みたく、こうやってやってると、たまにいい考えが出てくる。
ね?だから、よーくこう振るんだよ。

商人は、深々頭下げる、その辺の人でも頭を下げる。
でも商人の下げ方は違うんです。
その辺のネエちゃんでも、にいちゃんでも、笑うんです。
でも、商人の笑い方は笑顔が違うんです。

プロの商人は「俺はプロだ」と覚悟を決めてやる。
これは、商人だけではないです。

ストリッパーの人は、覚悟を決めて、舞台にあがって、いさぎよく脱ぐ!
中途半端な覚悟で「今日は寒いからモモヒキで踊る」
これでは許されません。

プロの商人になるのも嫌、プロのストリッパーになるのも嫌。
だから、サラリーマンになる、主婦になるといったところでサラリーマンは、プロのサラリーマンにならないと大変。

プロに徹しきれないサラリーマンは会社をクビになります。
専業主婦も、プロにならなければ大変。
専業主婦ということは、旦那の料理しか作りません。
ところがそれが、いつもマズイというのなら少し考えたほうがいいでしょう。

なぜなら、レストランのコックさんは、不特定多数の人を相手にみんなが満足する料理を作ります。
それを、旦那の料理を作ってもいつもまずい。
これが料理屋だったら、確実につぶれます。

私たち人間は、みんな守護霊が守ってくれています。
それが「自分はプロなんだ」!そんなプロの自覚を持つと、指導霊)があなたを守ってくれる。
それぞれの道で、それぞれの人がプロの意識を持つと、この指導霊がつく。
しかも一生懸命にプロの仕事をまっとうすれば、コロコロともっと優秀な指導霊が現れる。

プロとは何ですかというとプロの覚悟を持てばいいのです。

この世には、いろいろなプロがいます。
それぞれの分野で、いつも、いつも、「自分はプロなんだ」という覚悟が試されています。
プロの自覚ができた人だけが、天の助けをもらえます。

正しくて、楽しい道の道先案内人・指導霊を天がつけてくれます。
それぞれの道で、それぞれの人がプロ意識を持つと、何かに迷いそうになったときに、この指導霊が「こっちに行け、そっちには行くな」と教えてくれます。

しかも、一生懸命にプロの仕事をまっとうすれば、もっと優秀な指導霊が現れます。
そうすると、もっともっと、無限大にツイてる人間、奇跡の人になれるのです。

私が奇跡を起こせたのも、優秀な指導霊が指導してくれたからです。
あなたも、あなたの道先案内人の指導を受けることは十分可能です。

そのコツは、プロの意識を持ち、プロの覚悟を決めること。
「私はプロですから、こんなことは当たり前です」
と言えるようになると、たいがいのいことは怖くありません。

プロの商人で、儲けられないは、侍で剣術ができないのと同じです。

自分の仕事は何か。
「自分は立派なプロの大工だ」
「自分は立派なプロの主婦だ」
これをビッチリ見極めて、そのことに没頭する、そのことを突き詰めるのです。

みんながプロになりましょう。
プロになったと同時に、指導霊がついてくれます。
そのことを信じるんです。
そうすれば、学校の成績が良くなかった人でも、成功できます。

その現実が、みなさんの前にいるんです。

●そうだよね、わかるよ

「そうだよね、わかるよ」という話、いきます。

「そうだよね、わかるよ」という、これは何ですか?つったときにね、商人っていうのは、争いごと起こしちゃいけないんだよ。
すと、ずいぶん、こう違う意見を言う人がいるんです。
で、違うな……と思っちゃいけないんです。

「そうだよね、わかるよ」

で、これどういう意味ですかっていうと、「あんたの言っていることがわかった」と言うことで、賛同してるわけじゃないんです。

「あ~、わかるよ」
って、まずこれを言うんです。

そうすると、そこで初めて、「あ、こいつは俺の仲間なんだ」と思ったとき、人の心はふわっと開くんです。
そうすると、そこで、「そうなんだよね、俺もそうだったんだけどさあ……やっぱし、ツイてるって言ってたほうがいいかわかんないよね」とかって言うと相手も、仲間の言うことは聞こうかな?っていう、気になるんですよ。

それで、「そうだよね、わかるよ」って、これ、口ぐせにしないと、なかなかこの技は使いこなせないんです。
だから、ひまなときに、誰もいないのに「そうだよね~、わかるよ~」「そうだよね~、わかるよ~」って、これを、シャドーボクシングみたいなもんなんですけど、これをやってると、相手が、少しぐらい違うこと言っても、「いや、それ違うよ」って言いそうなとこ、「そうだよね~、わかるよ」

この首っていうのを、縦に振ると免疫力が上がるんですよ。
知っています?ツボがあるんです、ここに。
ところが、首を横に振ると、免疫力がだんだんだんだん下がって来てですね、くだらない病気にやられッちゃうんですよ。
だから、否定的な人間ってのは、こう首を横、絶対、できるだけ、
「う~ん、そうだよね~、わかるよ」ってこれをやると、人生がすごく、流れるように上手く行くんです。

魂は修業に出てくる。
何の修業ですか?っていうと、人間関係の修業なんです。
で、人間関係でいちばん大切なの言葉……
女性だったら、「そうですよね、わかりますよ」

犯罪を犯すとしますよね?
私はタバコ吸わないんですよ。
そしたら、ある人が「斎藤さん、楽でいいですね。刑務所入ったときタバコ吸わない人は楽なんですよ」
って、何だかね、すごいもうお褒めの言葉なんだか何だかわからないんですけど……

それで、タバコの話じゃないんです。
それで、おまわりさんっていうのね、怒る人とそうじゃない人がいるんですよ。
そういう人っていうのは、一所懸命こういろんなこと言い訳する。
脱税の時の、田中角栄さんを調べた人もこの前テレビで同じこと言ってたの。

犯罪犯すような人っていうのは、おまわりさんに怒られますよね?
「なんでこんなことやった、オマエ白状しろ!」とか言われると、なかなかしないんです。
なんでかっていうと、そう人って、怒られ慣れてるんです。
親にも怒られてた先生にも怒られてた、まわりからずっと怒られてっから、鍛えあがってますからね。
昨日今日ちょっと怒られたぐらいで、反省なんかしないんですよ。

ところが、そういう人でも、怒鳴っている一方で、
「わかるよ、お前の言うこと。お前みたいな人生歩んでたら、そうなっちゃうよな?」って
「根っからお前、悪い奴じゃないんだよ」
ね?
「俺、お前のことね、俺も犯罪者をずっと見てきた人間だよ、根っから悪い奴かどうかぐらいわかるよ」
って、しみじみ話聞いてやると、片っぽの犯罪者も、永久に黙ってられるとは思ってないんですよ。

ずーっと嘘ついてられるとも思ってないと……
「どうせ白状すんなら、この人のほうがいいかな。あいつ怒鳴ってばかりで、あいつに手柄を立てさせるんも腹立つしな」
と、いうことなんですよね?

犯罪者ですら、そうなんだ。
犯罪まで犯してない人間なんて、悪いなんて全然思ってませんからね。
「違うよ」なんて言われたら、たちまち、心パッと閉じちゃう。
それで、人の言うことなんて聞かなくなっちゃうんです。

会う人会う人を敵に回す人と、会う人会う人を味方に出来る人。
この、味方に出来る魔法の言葉が「そうだよなあ、わかるよ」
練習してくださいね、これ。
練習しないでサッと出来ませんよ。
何でもね、練習が必要ですからね。

それで、できるようになった。
出来ましたよね?
そこで、今度は、

自分にやって欲しいんです。

自分も完璧じゃないから、ついつい余分なことしたり、余分なこと考えて、
「俺は、なんであんなことしちゃったのかな」って言ったときに、
「そうだよな、わかるよ。人間だから間違いだってあるよ」
自分に、「そうだよな、わかるよ」

さっきまで、立派なこと言ってたのに、「いい女だなあ」とかって……
「何で俺は、こんな神様の話をしながら、女見ただけでいい女だなあ、何なんだ俺は」
って、思ったときに、
「でも、わかるよ、俺だって男だもんな」
って、言うだけで、心がファッと、こう柔らかくなる。

『人生は開き直るんだ』
悪い言葉じゃないの、開き直るっての、閉じてた心を開いて、曲がってた心をまっすぐに、ピっと直す。これを開き直る。
で、いけないの『居直る』ね。

違うでしょ?
ね?
居直っちゃってね、
「俺が何悪いんだ」って、こうじゃないのね。
たまに、開き直る。
苦しくなったとき、
「じゃ、ここら辺で開き直らしてもらいます」
とかって言って心、ファッと開く。
それで、曲がってた気持ちを、ピッと直す。
そうすると、リフレッシュされる。

「そうだよな、わかるよ」
まず、人にやってみて、
自分の方がむずかしいんです。
意外とこれやってみるとわかるけど、
自分に「そうだよな、わかるよ」と言ってあげられると、
自殺者も少ないんです。

誰もわかってくんなかった……
お釈迦様が『天上天下唯我独尊』
天にも地にも我より偉いやつはいないんだ。
生まれてから七歩あるいて、
上を指して『天上天下唯我独尊』
私が生まれた時と大分違いますよ?

ね?
やっぱ、すごい人は生まれた時から違うんですよ。
それで、天にも地にも我より偉い人間はいない、
ってこれは凄い深い意味があるんです。
でも、お釈迦様は一回しか言ってないんです。
いつも言ってたじゃないんですよ?

「俺はエライんだ」って、
いつも言ってるやついますよね?
一杯飲んだりなんかすっと。
それとお釈迦さまとは違うんです。
どう違うかというと、
一回だけ言って、
心にそう思っていると、
人に誉めてもらいたいと思わないの。

人のことが気になってしょうがないんだ。
天にも地にも我より偉い人間はいないんだ、
っていうことになったら、
たいして偉くない人間に誉められたいとも思わないんです。
淡々と生きてられる。
だから、誉める人生。

私も、誉められたいと思うと大変なんです。
ね?
『変な人が書いた成功法則』
くだらない名前でしょう?
で、俺、あれじゃなきゃ、ヤだつったの。
「これじゃ売れませんよ」って、
「売れなくたっていいんだよ、この名前にして?」
なんでですか?っていうと、
立派なことを言うと、立派に生きなきゃなんないんですよ。
じゃなきゃ、世間って許さない。

で、立派に生きるのも大変だし、
立派じゃないってことがバレちゃったときは、
うんと大変なんですよ(笑)
ね?
だから、そのことをよ~く考えたら、
最初ッから「変な人ですから勘弁してください」

で、今度、二冊目出して、二冊目はね、
『変な人の書いた成功法則~不良中年は元気』
これじゃなきゃヤだって(笑)
もう、それじゃなきゃ出さないんだって、
出したくないんだよ、と。

で、それは偉そうなことを言えば、
偉そうなことをしなきゃならない。
これも大変なんです。
ね?
世の中って、大変なことをあまりしちゃいけないんです。

ね?
心が楽になり、人との人間関係が上手くいくかいかないかが、
「そうだよね、わかるよ」
それから、反対意見があったら
「でも、こういう考えもあるんだよね」って。
「俺も、知らなかったんだけどさあ、
この前『変な人の成功法則』書いた斎藤さんに会ったら、
こんなこと言ってたんだよ」
って、言うと、スーッと聞いてくれる、こともあるんです。
聞いてくんない人もいますよ?

で、これが「「そうだよね、わかるよ」なんですよ。

●天命の話

次は天命の話なんです。
天命。

次、天命の話いっちゃうんだけど……
天命の話ってなんですか?っていうと、
ここに生まれてくる前に、約束してきたことがあるんです。
「こっちの世界、人間界へ行ったら、
私こういうことをがんばってきますよ」っていう、
お約束があるんですよ。
天の約束事、これが天命なんです。

で、天命っていうのを、どうしたらわかるのか?というと、
天命の方に向かうと、ワクワクっってするんです。
楽しくなるんです。

周りじゅうが「あんたこっちだよ」つっても、
自分はこちらへ行くと楽しそうな気がする。
そうすると、こっちへ行けば、まず間違いないんです。
不思議でしょ?
で、これが『楽しい方に行くと成功する』ように出来てるんです。

人に相談しちゃダメですよ。
人に相談すると、他の人は、ワクワクしませんからね。
「そんなことよしなさい」って言うに、決まってるんです。
天命が違うんです。

それで、天命に従って生きていると、
何でも成功するように出来てるんです。
だから、ワクワクっとする。
私、歌うまくないんですよね、英語で云うとね。
歌、あんまり上手くないんだけれど、ですよ?
心の底から、歌手になりたいと思いますよねぇ?私が。
そうすると、ワクワクする。

で、そっちの方へ行くと、
そこで知り合いになったり、
一生付き合える人と出会ったり、
いろんなことして人生は成功するんです。
で、歌手にはなれないかわかんないんです。
ただ、なぜか成功するんです。

人間は、失敗ってのないです、
だから、ホントはもっといい学校入るはずだった。
ね?
でも入れてくれなかった。
その時に、入れてくれない学校をいい学校とか言っちゃいけないんです。
入れてくれた学校が、いい学校なんです。

わかりますね?
もっといい学校行けたのに、って良くないあんたのこと入れてくれなかったんでしょ?
あんたにとって、いい学校は、入れてくれたところなんだ。

で、そこへ行くと、いい友だちがいたり、いい人に出会えるんです。
天命ってなんだろう?
天命を考えたら、悪口いっちゃダメだよ?って、人の悪口。
いつも笑顔でいな。
そうすると、お呼びがかかる。

お呼びってなんですか?
このお呼びが凄いのよ。
え~、蚊が増えてきましたから、
殺虫剤まくんで、人が足りませんから……
これが、お呼びなんです。

それで夏の暑い日ね、麦わら帽子かなんかかぶって、バーって、こう撒いてますよね?
そうすると、どういうことが起きるか?
そういうのに、出てくる人って、い~い人なんです。
自分が得ンなんなくったって、周りの人が蚊に刺されちゃ可哀想だな。
子供たち蚊に喰われたら可哀想だな、なんつって出てきて、大切な大切な休みに、こうやってね、殺虫剤まいてるような人は、いい人なんです。
自分の得ンなんないヤツには絶対出てかないような人間とばっかり付き合ってっと、心が荒んじゃうんです。

ところがね、そういうことをしてるような人は愛があるから、
そこで愛のある人と出会えるんです。
お呼びったら、すっごいことが起きるんだ!神のお呼びだから凄いぞ!
なんて、あんまり期待しないほうがいい。

それよりも、些細なことなんです。
ええ、ゴミ集めとかね、ゴミの分別頼まれたとか。
で、そこから、だんだんだんだん始まるんです。

で、それが、「ヤダよ~」なんつってる人間にはね、次のご褒美こないんです。
なんでも最初は簡単なことから始まるんです。
難しいことからは始まりませんからね。

え~、天命でお役に立つ話。
心ウキウキする方に行くんだ。
そうすると、そこで、
隣の人がウキウキすること、
親がウキウキすること、
自分がウキウキすることと違うことをすると、
天命から外れてっちゃう。ね?

で、この話は信じる人がホントに少ないです。
これはもう、一番ぐらい少ないんじゃないかと思ってます。

●お金の話

お金の嫌いな人ってのは、あまりいないんです。
あまりいません。
ただ、お金の悪口言ってる人は多いんです。

「世の中金じゃない」
って、聞いたことあるでしょ?
「何でも金で解決するやつはロクなもんじゃない」
何でも金出さないで解決するやつもロクなもんじゃない、と。
私はそう思ってますね。

それで、お金というは神の霊感なんだ、
神様の最高のアイデアがお金なんだ。
東京から新幹線でここまで来てくれた方、いますよね?

もし、お金がなかったら、物々交換という形になります。
そうすると、東京駅にリヤカー、一杯のジャガイモを持っていく、と。
飛行機、乗るのに、米俵二俵、と。
現実にそれしかありえないんですよね?

で、それって本当にいいんですか?って。
タクシーに乗るのに「カボチャ7個です」とか、それがホントにいい時代なんでしょうか?
給料日はみんなが大八車を持って来る、と。
で、大八車で引いて帰る、と。
これがホントに、いい世の中なんだだろうか?

こんな便利なものの、悪口を言うなんてとんでもないんだ。
お金は、お金を好きな人に、お金は来るんです。
自分がお金を愛せば、お金も自分を愛してくれる。
わかりますよね?

で、「お金を好きですか?」って聞いたら、この前みんな「大好きです」
「貯金は?」つったら、「ありません」
ありません、っつうんですよ?
わかります?

すと、あなたはお金が好きないんじゃないんです。
ハンドバッグが好きだったり、洋服が好きだったり、一杯飲むのが好きなんです。
で、お金好きならば、残っているはずなんです。
全部使っちゃって、お金が好きですとかっていうのは、おかしいんです。
ね?

え~、先ほど、みっちゃん先生っていうのが、お話してくれたんですけど。
みっちゃん先生がね、一緒に料理屋さん行ったらね、水洗便所ンなかに、十円玉が落っこってたの。
したらね、何人もそこのおトイレに入ってんだけど、誰もそれを出さなかった。
みっちゃん先生だけは、助け出したんですよ。

一円のお父さんは、十円なんですよ。
十円のお父さんは、五十円。
五十円のお父さんが、百円。
百円のお父さんが、五百円。
五百円のお父さんが、千円。
千円のお父さんが、五千円。
五千円のお父さんが、一万円。
わかりますか?

みっちゃん先生は、子供を助けあげたんですよ。
これは、親が喜んで、あいさつに来ちゃうんですよ。

この前私もね、道路歩いてたら一円玉が轢かれちゃってて、アスファルトん中に埋まちゃってて、それを私、助け出したんですよ。
したらね、片面がもう、一円の形が無くなっちゃってたのね。でも私は助けたんですよ。
そうすると、子どもを助けられると親はすごく喜ぶんですよ。
すと、お父さん、お母さん、おじいちゃんにいたるまでが、みんなが、私に挨拶にくるんですよぉ。
わかります?

それを小銭だからとかって、バカにしちゃダメなんです。
お金って大切なんですよ?
神の霊感ですから。あれがないとホントに困っちゃうんです。
だから、お金を大切にしなきゃいけないよ。

ホントに私はお金を好いていなかった、お給料が20万円だったら、1万円だけでも貯金しようよ。
1万円がダメなら5千円でもいい。でも、この人はホントに私たちを大切にしてくれてんだ。
そう思った時に、お金はそこへそこへと流れていくんです。

お札ありますよね。
お札をこうやってぐちゃぐちゃにしてちゃダメよ。ちゃんと揃えるの。
お顔の方、ちゃんとそろえて、キチっと折り曲げて持ってなきゃいけないんです。
こんなんなってる人いるでしょ?あれはね、お金に失礼なの。絵だからね、絵だって裏返しにかけてる人とかいないでしょ?
キチッとしないと、それでお金が入ってこないのよ、あんたお金に嫌われてるよ。

お金が好けば向こうから来てくれる。好かれる人間にならなきゃダメ。
1円だからって、ダメよ。1円落っことしても、いいよ拾わなくて、ってトンでもないの。
見殺しにしちゃダメよ。そこに落っことしていくと、交通事故に遭って子供が轢かれちゃうかわかんないんだから。

ね?
親が怒っちゃうよ。
みんなも、自分の子供が粗末に扱われてたら嫌でしょ?それと同じなんです。
私、車乗っかってってね、古い車ずーっと乗っかってんだけど、私車大切にしてるから、いい子だね、つってから俺が乗ってっときは壊れないの。
カミソリの歯もそうよ。
あーお前、頑張ってるな、って一声かけてあげると3倍切れるの。ホントやってみて?
全てのものには、魂があるの。
ね?
それを、あー、切れなくなったの。それじゃダメなの。

最近、車でもなんでも、古くなると捨てちゃう人とかいるでしょ?
自分をずーっと乗せてね、いてくれた車を、ナンバーさえ外しちゃえばわかんないからとか、そういうことしてると事故に遭うの。
ちゃーんと、大切にしてやらないとね、いけないよ、っていうのが……
なんかお金の話とずいぶんズレちゃったけど(笑)

マア、モノにはね何でも魂がある。
小銭だと思ってバカにしちゃダメですよ。
これから、水洗便所ですからね、昔みたく肥溜めじゃないんですから、手ぇ入れて助けてやって下さい。
ね?
お父さんお母さん喜びます。

●世界のお母さん

ここは、お母さん、いっぱい来ていますよね、今ね。
ただ、「日本のお母さん」が多いんです。
「日本のお母さん」って何ですかというと、心配する、謙遜する。
「ダメなのよ、うちの子は~」
それから、なんでも心配してるのが親の努めだと思ってる。

で、「世界のお母さん」って何ですか?つったとき……
うちも、あの女性の経営者がだんだん出てきたときに、「お母さん経営」をするんです。
その「お母さん経営」は、ぜんぜん悪くないですよ?
ただし「世界のお母さん」にならなきゃいけない。

「世界のお母さん」って何ですか?っていったら、大丈夫だよ、信じてるから。
心配するより信じること。
「あんたのことを信じているよ」って、この一言。

「心配だ」っていうことは、どういうことか知ってますか?
「信じられない」ってことなんです。

「お母さん、あんたのことが心配で……」
って、
「お母さん、あんたのことを信じられなくて……」と同じことなんです。

で、親にも信じてもらえないような人間が、社会へ出て立派にやってけるんだろ?。
それよりも「お母さん、あんたのことを信じているから大丈夫だよ」
その一言が、どのぐらい、子供にとって、自立をうながすと同時に、人間として扱われてるって気がハッキリするんです。

だから日本人は、日本記録は出しても、ど~も世界記録は出せない。
世界に通用しないんです。
それは、お母さんが、「あんたのことが心配で」それから「どこ行っても、うちの子はダメなのよ」
って。

「ダメなのよ、ダメなのよ」って言われてると、ダメなような気になっちゃうんですよ。
松くい虫っているでしょ?
アレ、松くい虫って言われてるうちに松しか喰えなくなっちゃったんです。
これ、嘘ですよ?(笑)

でもね、松くい虫は影響されなくても、人間はいつも言われてるとね、影響されるんですよ。
だから、ダメだダメだで育てられるとダメな子になっちゃうんです。
だから、これをやめて「信じてるよ」

会社で、うちの女性の社長たちに「あんた信じてっから、しっかりやんな」
って、できるんです。

一回、二回うまくいかないだけなんです。最初っから上手くいかないだけなんです。
でも、人には等しく能力があります。

このなかで一輪車乗れる方は……いない、かいるかわかりません。一輪車乗れる人いるかな?
いないね?
ただ、練習すれば、おそらく全員乗れるんです。最初ッから乗れないだけなんです。
物事はそうなんです。

えーっと、これには書いてないんだけど、チョットね、銃殺の話いきます。
なんでもいいですよ?
どうも私は、コンピューターとかワープロ出来ない。やる気もない。だから出来ないような気がする。
で、できないと思ってください、自分が。
もうこの歳んなったらああん出来ないよ。コンピュータできない。
「普通の人だったら10日で覚えられるんだから、斎藤さ~ん、15日ぐらいかけりゃいいじゃないですか。」
出来ないような気がする。で、皆さんも気がして下さい。出来ないんだと。

ところでですね……
15日後に、このコンピューターの基礎的なことでいいですよ?この基礎的なことができないと、銃殺に決定しました(笑)
銃殺に決定しましたってことになったとき、にわかに、ヤル気が出てくるんですよね?
命懸けでやるということは、そういうことなんです。
時々、「これができないと、銃殺なんだ」
銃殺されても出来ないんだ、ということが出来ないことなんです。

自分にはどんな能力があんだろ?
なんでもあるよ。
でも、能力でやれる事とやれない事があんじゃないですか?
って、銃殺されても出来ないような事ってあるんですよ。
中国雑技団みたくね、体がグニャっと曲がって、足が、こっから出ちゃったとか(笑)
あれを15日後とかって言うと、これは……出来ないな、って気がするんですよ。
だから、何でもできんじゃないんですよ。
ただ、それを大概のことは出来るんだ、と。

特に、仕事なんかそうです。
よく社長業は孤独だとかって人がいるんです。社長業は大変だ、って。
嘘ですよ?
全国の社長って、ものすごい数いるんです。そんなに大変なものがあんなに大勢出来る訳ないんです。
あんなに大勢やってて、難しいんだとかって……
あぁ、嘘です。嘘ってあるんです

ソ連が崩壊したときに、ソ連は食い物がなくて、ってずーっと発表したとき、私が「嘘だよ」って、見抜いたんです。
そしたら、あとからね食料がいっぱい出てきたんです。
大社長、どうしてわかるんですか?つったとき、あいつら全部デブだもん。
デブは喰いすぎと決まってるんですよ(笑)

だから、言ってることじゃなくて、ずーっと見てるんです、目ぇあいて。
そうすると、いろんなことが分かる。
え~、話が国際問題まで行きましたからね。

「信じてるよ」って、いい言葉だよね~。
あの、キリストがね、子どもを育てる時は、信じることと許すこと、信じることと許すことだよ、って話してたんだけど、本当にそうだと思います。

●観光の話

お店をやってる方に、観光旅行の話をしたいなと。
私は、旅行、行きます。
もしここが、暗闇だとします。
ろうそくが一本ともってたら、そのろうそくに、人は集まるんです。
わかります?

今は不況ですから、また暗闇と同じなんです。
そのときに「明るい人」がいたら、そこに集まるんです。
明るいところへ、明るいところに、集まるんです。
なぜかというと、光が見たいんです。
わかりますね?

光が見たいっていうのが、「光を観る」で、観光なんです。
わかりますか?
観光って言うと、北海道へ行くんだ、沖縄へ行くんだ、ていうけれど、私が光輝いてれば、私に会うことが観光になるんです。
だから、お店をやってる方は、私が光輝やけば、ここへ来るのが、有馬温泉なんだ(笑)
わかります?
ね?
ここが与論島なんだ。
って、まあ、そのぐらいの輝きを見せれば、パスポートとってまで行きたくなるんです。
だから、光り輝いてなきゃいけないんです。

で、魅力のある人は魅力のある考え方なんです。
魅力のない人は、魅力のない考え方なんです。
考え方なんです。

私の知ってる人で、彼女も奥さんも、何もいない。
その人は、競馬が趣味なんです。だから、乗馬に変えてご覧?
全然違うよ?
競馬をやってる人と、乗馬をやってる人じゃあ、彼女だって成り手が違ってくるんですよ。
ね?

何か魅力のあることにチョッと転化する。
同じ、馬が好きなんだったら、乗馬のほうがいいよ。
言葉だって似てるじゃないか(笑)
ていうね、チョットしたことで、方向をぴょッと変えると、非常にいいんですよ。

下駄屋さんがある。
そうすると、自分が下駄屋だと思ってると、下駄が売れなくなるとつぶれてしまう。
ところが、自分が履物屋なんだと思えば、靴売ればいい。

でも、靴屋なんだと思ってると、ホントは靴下も売れるかわかなんないし、ハンカチも売れるかわかんないし、ズボンも売れるかわかんない。
でも、あまり自分を縛っちゃうと、ナニしか出来なくなっちゃう。

だから、あたしは自分は商人なんだ。
商人ですから、もしここでなんか、飢饉かなんか起きた場合は、あたしは急に百姓になったり、そこですいとん売ったりとか、いろいろやります。
で、自分は商人なんだから、商売ならなんでもやるんです。
これを広く持ってないと、自分をあんまりせばめちゃうと、いいことないんです。

昔は専門で、って専門で良かったことがあるんです。
専門とかって言ってると今、スーパーマーケットとか、でっかいのバンバン出来ますからね。
自分がちっちゃいのに専門ってやってても、専門じゃないところのがうんと置いてあったりすることが出ちゃう。
イチコロで負けちゃいますからね。

商人てね、勝つか負けるかですからね。
日本もこの前、戦争で負けて酷い目にあったんですけどね、ドイツについたからなんです。アメリカにつきゃ勝ってたんです。
だから、上の首脳陣がどっちで何やるかで、エッラい下の人はね、苦労しますから、経営者になったら、自分の判断ひとつで下の人がものすごい苦労するんだ。
その事をよーく覚えとかないと、困っちゃうんです。
だから自分たちを、よーくこうやって見てないといけないんです。

その中で、柔らか~い気持ちになって、私は商人ですから、すいとんが儲かんならすいとん売りますよ、とかね。
法律の範囲内してくださいね、お願いしますね。法律の範囲内ですからね。
我々は自由を与えられてんですけど、振り子というのは幅があるんですよ。
それ以上いっちゃうとね、いくら変な人の成功法則つっても、ホントに変だと精神病院入っちゃいますからね(笑)
その枠内ですよ?いくら自由にって、あんまり自由すぎると刑務所入っちゃいますからね。
私たちは、法律の中で自由にアイデアを出す。だからいくら儲かるからつっても犯罪犯しちゃダメですよ。

ね?
この前も、「斎藤さんはなんで節税とかなんとかしないんですか?」って、しないったってするったって、間違えると俺、捕まって刑務所入れられちゃうんですよ。
ヤでしょ?そんなの。
で、自分は節税のつもりでも、相手から見ると脱税に見えるんですよ。
だからヤなんですよ、その境界がわからないんですよ。
やりたくないんです、だから法律に触れるようなことしたくないんです。
営々と税務署の人が来っと、わからないんだと、そんなことわかんないから俺に聞かないでって。
で、利益はこんだけなんだからちゃんと持ってて、いつも見ててよとか、言うの。
上手くやればあんたこうなったのに、って、時々ね、税務署の人も教えてくれて親切な人がいっからね、これはこうやってやりゃこうだって……
で、その人は言ってもその上はそうは思わなかったりするんですよね。一貫性ないですからね。
その上の人は、これは脱税だ、とかって言うんですよ。
で、言うと必ずこっちが負けるんですよ。
なってみるとわかるけど、あ、こういうシステムになってんだ。

前もね、「どこで税金納めてもいいんですか?」ったら「いいですよ」つったから、じゃあ他の県で世話なってっからここで納めてあげようってズラしたんです。いいよ、って言ったからズラしたんです。
そしたら急に、移すのは何か怪しいことがあるって、それで非道い目にあわされた、ホントなんですよ、だから聞いたじゃないって……
世の中ってね、いい、つってもダメなこともあるんですよ、だから難しいんですよ。
おもしろいもんですよ?

でね、生きてるといろんなことが出会えて、あぁ世の中ってこうなってたんだ、って。
いくつもいくつもあるんです。
で、私がこういういろんな話すると、具体的に、私今こういうことで困ってんですけどって言われると、ほとんど私答えられないんです。
なんでかっていうと、私ならこうします、つっても私じゃないから出来ないんです相手は、わかりますよね?

そうすると、あなたに起きた問題はあなたに解決してもらうしかしょうがなくなっちゃうの。
で、私に起きた問題も皆さんに相談しても、どうにもなんないんですよ。
あの、すいませんあんた替わりにちょっとお話を、って言われても困るでしょう?
ね?いろんなことが次々つぎと起るんです、これを、面白いな。
つらいなと捉えちゃうと、ホントにつらくなっちゃうんです。
これ、面白いなって捉えていかないとダメですね、っていう話ですね。

それで、観光になろうよ。俺たち光輝こうよ。
そしたら、キャンドルサービスで、自分が光輝いてたら、みんなに点けてあげる。
いくら光を分けてあげても光は減らないんです。私の光が半分なっちゃうってことは無いんです。
それどころか、周りが明るくなると、全員が明るくなってくるんです。
で、世の中が、どんどんドンドンどんどんドンドン明るくなるんです。

だから私たちって、キャンドルサービスしなきゃいけないの。
うちに来たら、光を観に来ただけじゃないの。光を通してあげるの。
で、その人から返ってくるの。
ツイてるね、ツイてるツイてるってお客さんまで言い出したらその人も明るくなる。
みんなが明るくなってくるんです。それの元じゃなきゃいけないんです。
だから私は、日本漢方の観光の元なんです。
だから、灯ぃ消しちゃダメなんです。笑顔絶やしちゃいけないんです。

で、あすこに居る私のお弟子さんていうの、この前解散したんです。
10人のお弟子さんがいるって、この前解散、やめさせてもらったんです。
あの弟子がいるってだけで気が重いんです。10人ぐらい平気かなと思ったらね、とんでもない話で、あとで分かったんだけど、キリストも10人しか弟子がいなかった。
キリストで10人なのに、俺が10人なんてとんでもない。
で、優秀なんですよ。優秀な弟子持ったときのお師匠さんの大変なことってのはね、もうちょっと優秀じゃなきゃいけないんですよ。
これはね、出来ません。で、出来ないことは止めよう……

で、私を見て学べることがあったら、いいことは学びな。それで、悪いことは学ぶのよそうよ。
で、悪いから直そう、は止そうね、個性だから。法律の範囲内で生きてる人間に、こうしようああしようは止そう。
俺たちは一人づつ個性なんだ。
なまこにグロテスクだね、とか言われたってなまこだって困っちゃうんですよ。
鮑に、まっすぐ生きろとかね、そんなこと言われたってさ、困っちゃうんだよね。
さざえだって、何かの都合で渦巻きになってんだから。
ピンと生きろよ、とかって、まあね。それに近いこと言ってる人いっぱいいるんですよ。

でも私たちはみんな、鮑だったりさざえだったり、なまこだったり、いろいろするんです。
それを変えることなく、変えることなく幸せになりたい。
俺たち、なまこでもさざえでも、「そうだよね、わかるよ」ぐらいは出来るんですよ。
言葉があるんだから。

●厄年の話

時々、厄年のこと聞かれるんで、厄年の話するんですけど。
神様の究極的な願いっていうのは、自分の周りにいる人に、笑顔だとか優しい声で話しなさい、これだけなんです。

これをやってる人は、厄年が来ると、急に飛躍しちゃうんです。
ぽーんとよくなっちゃう。

やってない人に、おまえやってなくてダメじゃないか、ってこういうのが来るんです。

だから、厄年なんてのは、日頃、人に対して悪いこともしてないと、いつも笑顔ですよと、言ってる人に厄年なんてないんです。

それは飛躍の年なんです。

で、神様にこういうんです。

いつもニコニコしてんだから、神様お願いしますよ!
ガッチリ頼みますよ!厄年なんだか。
バーンと行かしてくださいよ!

……って、言える人間じゃないとダメなんです。
御祓いに行くようじゃダメなんです。

しっかりお願いしますよ!
と、神様に対等に話が出来る人。
これにならないとダメですよ。

だから、厄年なんて怖いことでもなんでもないですよ。
なんでも怖がる人がいるんです。

大社長……
あ、私、大社長っていうのあだ名ですからね。
あの、社長たち社長社長っていうとみんな返事しちゃうんで、はなゑ社長とか、みっちゃん先生とか、こういう呼び方なんです。
それで大社長っていうのは、おじいさんみたいなの、それがあだ名なってるんです。

前はね、殿、って呼ばれてたの。
その前は、ボクちゃんって呼ばれてた(笑)

あだ名聞くと、いつごろのかわかる。
お父ちゃんっていう人もいる、お父ちゃんていうとあっちの知り合いだなととかね。
呼ばれ方で変わります。
だから、なんて呼んでくれても構いません。

最近、ひとりさんて言う人が多くなってきた。
ひとりさんて、面白い名前でしょう?
うちね、9人兄弟なの。
9人、よくつくったでしょう?
私、一番下だったの。

そしたら、これ以上生まれると、戦後のことで喰ってけないから、最後の一人にして下さい、って一人さん。
訳聞くとね、がっかりしちゃうけど、神秘性がないでしょうそこに。
一応、今カリスマが流行ってる。私カリスマ中学出つってね、日本で一人しかいないの。

●表と裏の話

覚えておくとちょっと得な話があります。
今からその話をします。

イライラしている人がいるとします。
イライラしているとイライラしますよね。
そうすると困った現象が起きるんです。

例えばみんなで一緒に喫茶店に行くとします。
私がイライラしていると何故か私の水だけ忘れられます。
そうするとまた怒っちゃうんです。

みんなのが来たのに何故か私のコーヒーだけ来ないんです。
そうするとまた怒っちゃう。
イライラするとイライラ事を呼び込んでくるんです。
そうするとまたイライラするから、また怒っちゃうということがあることを覚えておいて下さい。

この話には続きがあるんです。
一方が表だとするとその反対は裏なんです。

それと同じでイライラの表現の仕方には「怒る」以外、もう一つタイプがいます。

イライラを別の形で表現するんです。
それは他人に憐れみを乞うタイプ。
「一所懸命やっているのに上手く行かないのよ」
人様から憐れみを乞う「憐れみ型」というタイプ。

一見いい人で、来るたびにお土産なんか持ってくる。
けれどその人が来ると愚痴ばっかいうから、聞いているこっちがくたびれたりする。
会っていると非常にくたびれちゃう。
あの人、なんか会いたくないという人がちょくちょく来るんですよ、そういうのは。

それは、イライラを別の形で表現してるんです。
その人にもトラブルがすごく起きるんです。

だから、そういう人が働いてて電話とると、怒鳴る人は必ずその人がとっちゃうんです。
で、電話とるの怖くなっちゃう。
でも、自分がとると、それが「当たり」なんですよ。
前のやつとればよかったのに、「当たり」とっちゃうんですよね。

愚痴なんて言ったって生活は良くならないんです。
この2つタイプの人にはやめてもらいたい。
当人ならびに、みなさんにご迷惑がかかるんです。
明るく生きてもらいたい。
で、愚痴なんていくら言ったってよくならないんですよ、生活は。

と、いうことで二面性がある。
イライラ型はいつも怒ってますから見抜きやすいです。
見抜きずらいのは「憐れみ型」です。
ねちっとこれがまたハマってしまうんです。

サっと逃げないとダメですよ。かわさないとね。
こういう人が何か言ってきたら波動で分かります。
ねちっとはじまります。

みなさんも逃げられるものは逃げる。
ということですね。

●弥勒菩薩

次に弥勒菩薩の話をします。
ごめんなさいね、ぽんぽんぽんぽん飛んじゃってね。
雑談と思って聞いててください。

弥勒菩薩というのは、お釈迦さまが死んでからね、50何億とかっていう、36億とか50何億とかすると、また生まれてくる。
と、こう頬杖をついてる、見たことがあるかな?
頬杖ついてて、「次の世はどんな世にしようかな?」って考えてる。
考えてんですよ。
それで、考えが決定したんです。
こうふうにしようって、決まりました。
すごいでしょ?
ここへ来っといろんなこと教われるんだ、こんなこと言っちゃっていいの、ここに宗教家の人いないよね?怒られちゃうからね(笑)

え~、何を言いたいんですかって言ったとき、ひとつの説の中で、釈迦が死んで2千5百年後にね、アジアの国から弥勒菩薩が現れる。
という話をしたら、「大社長ですね、がんばってください」
って、俺じゃない、俺じゃない、俺じゃないことは、確かです。

大きく言うと、弥勒菩薩はどんな世の中を作ろうとしたか?
次の世の中は、魅力のある世界をつくりたい。
一人ひとりが魅力のある人間になる、そして魅力のある会社をつくり、魅力のある商品をつくる。
魅力なんです。魅力ってすごく大切なんです。

で、魅力のある人間とだったら、いくらでも話をしていたいんです。
その人といると楽しいんです。
魅力のない人間と話していると、つらいでしょ?
言ってることって日本語だから、そんなに変わんないんです。
でも、何となく魅力のある人、輝いている人、会いたい人会いたくない人、いるでしょ?

世の中でつらいことが、二つあんの。
会いたい人に会えないこと。
もうひとつ、わかるよね?会いたくないやつに会っていること(笑)
こ~れが、つらいんだわ。
ね?
どっちかっつうと、最後のほうなんか、すごいつらいんだよね。

それで、「あの人とは会いたくないな」って人間に、ならないようにしなきゃいけない。
イライラすること、いつも愚痴を言っていること。
同じ人生、生きてて、なんで、あんただけそんなにつらいことが起きるの?
おかしいよね。

何かが違うんだよ。
人って、考え方が違うだけなんです。
だから、考え方を豊かにしないと、苦しくなっちゃうね。

●0パーセントの話

「0パーセント」の話です。

さっきも天命の話をしましたが、天命にのっとって仕事をしていると、楽しくてしょうがない。
たとえば、ここに時計があるとします。
私はこの時計に惚れ込んだ。
そうすると、この時計の話がしたくてしかたがない。

1個も売れなくていいから、とにかく自分が惚れ込んだ時計の話を聞いてもらいたいと。
それで、ずっとこの時計の話をしていると、奇跡が起きるんです。
100人に話すと、100人が買ってくれる。

買わなかった人がいても、その人は友だちを連れて帰ってくる。
つまり、200パーセント買ってくれるんです。
ところが、相手の顔色を見ながら、
「これ、この人買うかなあ、買わないかなあ」って思いながらやっていると、奇跡が起きないんです。

なぜかというと。
テニスをやるとします。
私とあなたがテニスをやります。

そうするとあなたは、結果が気になってしょうがない。
しょっちゅうスコアボードを見てる。
私は球を見る。
だから勝つのは私なんです。

結果をあまり気にしちゃダメなんです。
人に教えてたくてしょうがない、ぐらいに惚れ込めば、ものは売れるんです。
そこまで惚れていない商品を人に勧めるのは「悪」なんです。
もっと自信のあるものを探せばいいんです。
自信のあるものがないなら商人なんかやらないんです。

この商品が本当いいものだと思うから、一所懸命その良さを話すことができるんです。
そうしたら買ってくれなくてもかまわないんです。
言いたいんだから。

言いたいことってたくさんあるでしょう?
それを一所懸命に言えばいいんです。

あともう少しだけ、私の話につきあってください。
簡単な話ですから。

お弟子さんが私から教わったことは
「この人に、全てのよきことがなだれのごとく起きます」これを言うんだよ。
歩いている人でも、何でも、出会った人、みんなに言うんです。

人の幸せを願うようになると、心が豊かになるんです。
心が豊かになると、人相も変わってくるんです。
そうすると起きる現象が変わります。

自分の心が貧しいのに、豊かになりたいといっても、できないんです。
もしそんなことが現実に起こったとしたら、その持った金が悪因を残して、それを頭金にして土地を買って膨大な借金ができるとか、強盗が入ってきて金を取られたうえに命を取られるとか、いいことはないんです。

だから、まず心を豊かにしなければだめなんです。
人にいいことがあった時に「よかったね」と言える訓練がいるんです。
人に良いことがあったら、「よかったね」と言えばいいんです。

私の本にも書いてあるけれど、「あいつは親に家を建ててもらって、あいつの実力じゃないんだよ」って。
でも、実力がないのに家を持てたから「よかったね」なんです。
実力があるなら自分で建てているんだからね。

ほめる気がないとほめられないんです。
いつも、どうやったら人をほめられるかな、って言いながら探しているのは、けっこう大変なもんです。
悪口なんていうのはいくらでもある。
人のアラは30でも40でも見つけられるんです。

でも、人のアラなんか、いくつも、いくつも見つけたって、人から嫌われるだけです。
友だちを失います。
やめてください。

とくに商人は、そういうことをしてはいけないんです。
人間は人のアラを探すほど立派な人はいなんです。
週刊誌には悪口がたくさん書いてあるじゃないですか。
こんなに悪口を書かれている人でも、私よりはまともなんです。

私の言いたいことわかりますか?
私の日常生活って、文句を言われている人よりも、そうとう悪いなと思うことがたくさんあるんです。

週刊誌って、どうだっていいこと、些細なことをゴチャゴチャ書くんです。
人のアラ探しても心は豊かになれません。
人は良いところを見つけるほうが大変なんです。

でも、大変なことだから、今世はそれに挑戦してみたい。
アラ探しは前世でずっとやってて名人になっちゃったから。
新しい現世で、新しいことに挑戦しようよ。

「いくらあの人が立派なことを言っていてもね、あの人の親戚には泥棒がいるのよ」って、親戚のアラまで探してくる人がいる。

当人にアラが見つからないと、はるか遠い過去まで行って探す、達人みたいな人がいるんです。
それは前世でやってきたからいいじゃないですか。
それは、卒業しましょう、ね?

もう、そろそろやめましょう。
って、いうことです。

●渡り鳥経営

これで最後の話になります。
最後に、先ほど「渡り鳥経営」の話をして下さいって言われて、聞いたことがある人も多いと思うんですけど、もう一回だけ、ちょっとつきあってください。
「渡り鳥経営」の話、さしていただきます。

日本漢方は「渡り鳥経営」なんです。
聞いたことないでしょう?
「渡り鳥経営」っていうのは、うちしかやってない。

「渡り鳥経営」って何ですか?っていうと、渡り鳥は、遠い故郷に帰る時、海を越えていくときに、V字型になるんです。
先頭を中心にしてこういうV字型になる。V字型になって飛んでいくんです。
そうすると、前の鳥が、こういう羽ばたきをすると、後に上昇気流が起きます。
その上昇気流に乗って飛ぶと、飛距離が70%伸びるんです。

それで、先頭に飛んでる鳥に、声を掛けて、「がんばってね」という声をかけるんです。
この前、間違って「カァ~とか言うでしょ」ったら、「カラスは渡り鳥ではありません」とかね(笑)
じゃ、鶴の鳴き声をしようかと思ったら思い出せない、鶴ってどうやって鳴くんだろう。

まあ、いいんですけれど、V字型になって飛ぶんですよ。
それで先頭が疲れると、先頭がすっと後ろへ行く。そうすると元気なのがパッと前へ行くんです。
で、上昇気流を起こしながら、海を渡っていくんです。

で、うちの社長たち10人いるんですけれど、いろんなゲームで共創してるです。
で、トップになると、「こういうやり方したんだよ」って、すぐみんなに教えるんです。
そうすると、みんな「ああそうなんだ」
うちは、競争は絶対しないんです。

競争つっても、共に創る、字が違う、そういう共創の仕方をしてるんです。
で、先頭の人に、いいの教わって、「教えてくれてありがとね」
人間の魂の修行のなかで、2つやらなきゃなんないことがあるとしたら、ひとつは、知っていることを、もったいつけずに教えること。
知らないことを素直に聞けること。それがグルグルくり返されるんです。

だから、今まで1番だった人が今度3番になったり。そうすると、すぐに聞きに行く、それで教えてもらう。
仲間ってそういうものなんです。
だから、今、ここにいる方も、「ああ、仲間が増えたんだ」

別に、うちの仕事だけじゃなくていいんですよ。
何だって、自分の知ってることは素直に教えて、わかんないことは知っている人から聞けば、それで済むんです。
それだけで人生ってすごく楽なんです。

だから一生懸命こうやって「渡り鳥経営」をするんだよ。
渡り鳥は一羽がケガしたり鉄砲で撃たれたりするとね、二羽がふぁーって付き添ってくれるんです。
死んじゃうとね、しょうがないから行くんですけど、治ると三羽。三羽いないとVになんないですからね。
二羽でV字型つくれませんからね。

で、二羽になっちゃうとね、他所のとこへね、渡り鳥のところへふぁーっと入るんです。
「お前、仲間じゃないから入れない」とかそういうこと言わないんです。

ただしね。
「渡り鳥経営」っていいでしょ?って言うと、みんな「いい」
だけど、わかってもらいたいのは、渡り鳥で、おんぶされている鳥はみたことないんですよ。
引っぱってってもらってるのも、見たことないんです。
みんな自分の羽で飛んでいるんです。

だから、助け合いというのはもたれ合いじゃないんです。
みんな自分がしっかり自分の羽で飛びながら、それで人を助ける。
それで、みんな助けられる。
もたれ合いではないんですよ。

また、人間は、もたれ合うほど、弱いものじゃないんです。
人間ていうのは、教えたり教えられたりすれば、本当に何でもできるんです。
だから、苦しいとき、聞いてください。
知ってる人が、必ずこの中にいます。
知らないことは恥ずかしくないんです。

バラは、自分のトゲを恥ずかしがってはいないんです。
私も欠点がいくつもあります。
でも、それは個性です。

みんなが知らないことを、私が知っていることもあるんです。
で、私が知らないことを、みなさんがいっぱい知ってるんです。
それを、これから、私はみなさんから教わります。

今日は、一方的に、私ばっかし、しゃべっちゃったんですけど、今度みなさんに会うときは、私が聴く専門にまわります。

どうもありがとうございます。