普通はつらいよ

この本の付属CDであって
講演音声フルバージョン

▼track_01 ご幼少のみぎり光の玉のお話

今日は不思議な話をします。
この話が信じられない人は、
「普通の人」です。
信じられなかったら、
あ~私は普通でよかったと思ってください。

今の今まで私は、
この話をしようかどうか迷ってました。
今でも迷ってます。

今までごくごくほんの一部の人にしか
言ったことないんですけど、
今からちょっとだけ変な話します。
で、これを信じてくれっていうのは、
私は無理だと思っています。
だから私はこの話を
ずーっとしなかったんですけど、
ほんとに小さいときの話です。

これは私に起きたことだから
みなさん信じてくれっていうのは
無理だと思います。
でも私にとっては、
このことは事実なんです。
私は、小さいときわからないことがあると、
夜「光の玉」が出てくるんです。
その「光の玉」につつまれると、
答えはわかるんです。

それで、みんなに出てくるもんだとおもってたの。
ある日聞いたら、
私だけだってことがわかって、
びっくりしたことがあるんですね。
で、みなさんはその「光の玉」が出てこないと、
一体全体どうやって物事教わるんだろう、って。

そのうち、この話はいわないほうがいいんだ、
ってことに決定して
それからは、私は言ったことがないんです。

その時に、いろんな事、教わりました。
人って死ぬとどうなるの、とか、
自分がわからないこと、
いろんなこと聞きました。
で、それについては今日はお話しません(笑)

そのうちにきっと話したくなると思うんですけど、
私としてはその「光の玉」が
出てきたってことを話しするだけで、
ほんとに勇気がいるんです。

私、今世はあきんどやってるんです。
あきんどって、不思議な話するとダメなんです。
なんか、不思議なこと言って
物食ってるように見えるからね。
ま、うちのスリムドカンみても
不思議に思う人はいないと思うんだけど。

え~、なんか、言ったらスッとしました。

▼track_02 伊勢神宮に呼ばれて

今日は「普通はつらいよ」って話をします。
今日の約1時間半のお話のタイトルが
「普通はつらいよ」って話です。
途中半分ぐらい聞いてても、
この話はわかりません。
最後の方になってきて、
あーなるほどそういうことか普通は、
ってわかっていただけると思います。

え~、では前半のわからないところから
始めたいと思います(笑)
私はこの前、伊勢神宮へ行ってきました。
これも、ここでいうのは
初めてなんですけど、
私、三ヶ月まえに
とんでもない身体悪くなっちゃったんです。
それで、今まで私いろんな
病気してきたんです、
小さいときから。
で、お医者さんが死んじゃうって
いったって、私は死なない。
死ぬ気がしないです。
ところがこの前は、
ほんとに死ぬなと思ったんです。
でも、まあいいやって、
医者は二十歳までしか生きない
っていってたんだから、ま
あこれくらい生きたんだからいいかな、って。
正直に私、そう思ったんです。

そしたら、こっから不思議な話だから
みんな信じなくていいよ、
これを信じろっつうのは
ほんとに無理だと思うんだけど、
天照大神(アマテラスオミカミ)さんがでてきて、
伊勢神宮にいらっしゃい、って。
伊勢神宮に来たら治してあげるから、って。
でも起きられる状態じゃないの。
それで、呼ばれたからっつうんで、
両脇かかえられながら、行ったの。

で、伊勢神宮の前で、
ほんとに階段もあがれないような状態で、
私は支えられながら行って、
階段上がって、そしたら、ある言葉が降りた。
私にその言葉がハッキリ聞こえたの。
その言葉は……
教えられないんですけど(笑)

ともかく言葉が降りたんです。
そしたら、その場で激痛が半分ぐらいなっちゃった。
それで、今月いっぱいで治してやる、って。
それから、毎日薄紙はぐように、
楽になって、
あの状態からみたら
考えられないぐらいなんだけど、
それで私なりに決心したんだよね。
私が決心したことだから、
この中にはね、
そんな話聞きにきたんじゃなくてね、
いろんな宗教入ってる人もいると思うし、
なにやってもいいからね、
私が言ってるだけだからね。
信じられない人が普通だからね。

その時に私は、
助けてもらったんだから、
残りは日本の神様の話しよう、って。
ただ、上手く伝えないとね。
助けてもらって迷惑かけられないから。

伊勢神宮にいるって知ってて
いろんな人が来てくれたの。
その人たちに、待合室で私が話をしました。
そのときを思い出して、もう一回話します。
ここが伊勢神宮だと思って聞いてください。

そこで私が言ったのは、
私たちって日本人だよね、
日本て日本の神様があるんだよ。
日本の神様って、素晴らしいんだよ。
もちろん、よその国の神様も素晴らしいんだよ。
でも、日本の神様って特徴があるんだよ。

日本の神様って、
宗教戦争をしたことがないんです。
インドからお釈迦様、
仏教が入ってきました。
中国から、儒教が入ってきました。
ずーっとヨーロッパを経て
キリスト教が入ってきました。

大概はよそからいろんな神様が入ってくると、
そこでは一悶着どころか、
百悶着ぐらい起きてきて(笑)
そこで殺し合いをするんだよ。
ところが日本の神様はそれをしなかったの。
すごく大らかな神様なの。

何で日本の神様は
よその神様とケンカしないんですかっていうと、
日本の神様は、
やおよろずの神なんです。
やおよろず、って八百万と書く。
八百万の神さまなんです。

いいですか、国民の人口がそのころ、
100万人いるかいないかなんです。
100万人に対して800万の神様がいる。
一人8人づついるんです(笑)

ね、そしたら、そこにインドから
お釈迦様っつう人が来ましたよ、
っていうとき、日本の人たちは、
今でも800万いるんだから、
あと一人ぐらい受け入れてもいいんじゃないか、と(笑)
そういう気持ちで受け入れたんだよ。

で、よくよく話聞いてみると、
やっぱしね、インドから
わざわざ伝わってくるような話だから、
聞いてみればいい話なんです。
今お葬式をお任せしたりね、
いろいろやってるんです。

キリストさんが入ってきたときも、
いいじゃない一人ぐらいって(笑)
私たちはクリスチャンじゃないけれど、
クリスマスやったりね。

で、適当にやってるんです。
いい加減な神様なのかな、
っていうとそういう神様でもないんです。
日本の神様ってね。

あと、ちょっと面白いことがあんだけど、
皆さんの周りにもね神社がいっぱいあると思うのね。
で、神社には祀ってる神様がいる。
御祭神(御祀神)ってんだよね。

その御祭神を、
たとえば三社祭とかありますよね、
命がけで神輿かついでいる人に、
ところで「御祭神は?」って聞くと、
知らないんです。

この前、山形行って、
ものすごい古い神社があってね、
お神楽を踊ってる村の人たちに
「ここの神社の御祭神はどなたですか?」って聞いたの。
答えが素晴らしいの。
「ご賽銭は中に入れてください」(笑)

面白いでしょう?
何百年かお守りして、なおかつよ、
お神楽まで踊ってて、
「ここの神様なんですか?」
って聞いても知らないんです。

キリスト教の人にきけば、
「キリストです」とか
「マリア様です」とか、
まず知らない人いませんよね。
日本の場合は知らないんですよ。

それで教えがないんです。
神様の名前がわかんなくて、
教えがないんです。
すごいでしょう?

神社にある鏡を覗くと
神様が見えることになっている。

「かがみ」というのは真ん中に
『が』がある。
『が』というのは「我」
我をちょっと取り除く。
我を取り除くと、
私の後には親がいる。
親の向こうにはまた親がいる。
ずっとたどっていくと、
天照大神に行き着く。
そのうしろへさらに行くと、
伊邪那岐さんと伊邪那美さんに行き着く。
それが日本人の先祖。

結局、自分の為にがんばってくれるの
は自分しかいないんだよ。
みんなね、自分が神様なのよ。

後ろ後ろって見て行って、
先祖大切にしようね。
日本の教えって、
「先祖を大切にしようね」っていうだけなんです。
それから、「神様に感謝しようね」って。

▼track_03 「おもしろくて、楽しくて、すずやか」に

なんで先祖を大切にするんですか。
おばあちゃんとお母さんは違う。
お母さんと娘が違うっていうのは、
人間の細胞が分裂するとき、
細胞核が分裂してこうやって二つになるんです。

もしこのまま二つに割ってったら
人間っていうのはクローンになっちゃうんです。
同じ人間になっちゃうんです。
それが何で違うんですかっていったとき、
おばちゃんとお母さんが違うのは、
おばあちゃんとひいおばあちゃんは
違う経験をしたんです。
だから子供が経験を通じて違う経験をするの。
お母さんと子供が違うのは、
違う経験をしてるの。
経験が違うから、
持ってる中身が違ってきちゃう。

だから人って、いろんな経験をしながら生きてるの。
「神様に感謝しようね」ってなんですか、
っていうと、いろんな免疫があるから。
いろんな病気が流行ったときに、
死なないでなんとか免疫をつくっちゃった人がいる。
その人たちのすべての恩が、
それで私たちは生きていられる。

この前、本を読んでたら、
春日大社の神主さん(葉室頼昭氏)が、

太陽があって地球がある。
みんな太陽が明るいから
地球が明るいと思ってるんだよね。
太陽が明るいから
地球が明るいと思ってるんだよね。
でも、そうじゃないんだよ。

太陽と地球の間、暗いんだよ。
宇宙船やなんかの映像見ると、
いつも夜でしょ?
考えたことある?

もし太陽があったからから
地球があったかいとしたら、
日本で一番あったかいの富士山だよね。
世界で一番あったかいのはヒマラヤだよね。
でも、いつも雪が降ってるでしょ。

地球には空気がある。
その空気に太陽から来た物質が反射する。
それであったかくなる。
だから当然空気が薄いところは寒くなる。
って、いうことだよね。

だから、地球に空気があるから、
太陽の恵みも光も受けられるんだよね。
それで、人生上手くいかない人っていうのは、
感謝がないんだよ。

天照大神さんてなんですかっていうと、
簡単にいえば太陽のことなんだよね。
あまねくてらす。
あまねく、天照さんの光が来ているんだよね。
いろんな光、きてます。
でも、受け入れられる人と、
受け入れられない人がいるじゃない。

キリストは愛の塊。
天照大神は感謝の塊。

感謝のない人というのは
何をやってもうまくいかない。
だから、感謝しな。

感謝は、いいことがあったからするものでなく、
今あるものに感謝する。
私には目があって幸せとか、
鼻があって幸せとか、なんでもいい。

感謝するようになると、
ほんとうに自分の人生が光輝いてくる。

徳川家康はクーラーにあたったことがない。
今の時代、いろんなものが家にあるのに、
今ぐらい感謝しない時代はない。
昔から比べたら将軍様以上の生活してても、
あれがないこれがないと
不平不満を言っている。
ないものばっかし数えるのは、もうよそう。

日本の場合、神様のことを
「みこと」、命(いのち)と書く。
私たちは神様から命を貰ってる⇒分け御霊

人間の力ではメダカ1匹創れない。
魚でもお米でも、みな「みこと」と。
命あるもの。
米ひとつぶひとつぶが「みこと」。
おにぎりなんか「みこと」の塊。
たらこが入ってたりしたらものすごい「みこと」

私たちって生きてるものしか食べれない。
(生きてたもの)
私たちは命もらって食べている。
おにぎりが自分の細胞のひとつになる。
食べ物は感謝して食べようね。

神社の参拝の仕方が間違ってっても
神様は口うるさく言わない。

神道の考え方
⇒おもしろくて・楽しくて・すずやか

「おもしろくて、楽しくて、すずやか」
に生きていると、
それだけでもう自分が魔除けになる。

「ひとりさんは、方位とか方角とか気にしますか?」
「気にしないよ」
「私がいる所がいいところなんです」

おもしろい⇒
暗い顔してないで明るい顔をする。

楽しい⇒
自由なこと

もし困った問題があったら、
「おもしろくて、たのしくて、すずやか」
に解決する方法はなんだろう?と考える。
そうすると、思いつかなくても見事に解決していく。
「おもしろくて、楽しくて、すずやか」
これしかないの。

日本の神様って、すごい人出てこない。
外国の神様みたく海を割ったりしないけど、
困ったことがあると八百万の神が全部集まるの。
それで、いろんな意見を出し合って決めるんだけど、
これがまた失敗が多いんです。
そうすると、また集まって
知恵を出せる人は知恵を出して、
力ある人は力を出す。
これってなんですか、っていったら
今の民主主義と同じなんです。
特別な人は出てこないんです。

ヒマラヤエベレスト征服⇒
山に登らせていただきました、という感謝。

地鎮祭⇒
もともとそこにいた神様に、
ここに家を建てさせていただきますというご挨拶。

神社行ったらお願いことしちゃだめなんだよ。
感謝をささげる。

感謝すると感謝もう一回
したくなるようなことが起きる。
そうするとまた感謝する。
感謝してる人って、
ずーっといいことが起きる。

あーしてくださいこーしてください、
っていうのは不平不満を言ってること。
愚痴、泣き言、不平不満を言うと、
また言いたくなることが起きる。
だから、不幸な人はエンドレスで不幸。
⇒ 魔寄せという

そういう人は、
あっちの方角行こうが
こっちの方角行こうが、
あんたのいるところがダメなんだよ。

▼track_04 あれも要らないこれも要らない

じゃ、どうしたら
「おもしろくて、楽しくて、すずやか」
に生きられるか。
これから、その話をします。

K1やなんかの格闘技でどちらが勝つか(負けるか)、
顔をじーっと見てれば100%わかる。
負けるほうは、必ず悲しそうな顔するの。
一瞬、ふと悲しそうな顔をする。

「おもしろくて、楽しくて、すずやか」のコツ。

ひとりさんのエピソード
小学生の頃、
カスタネットの天才だと思った。
中学時代、方程式、
やる気もないしわからなかった。
先生は、
「斎藤君は方程式わからない」と思ったけど
「斎藤君は方程式いらない」と思った。
そしたら、社会に出てから
一回も使わないんです。
結局私の方が正しかった。

英語もそうだった。
先生は、英語が出来ないと思ったけど、
自分は英語は要らないと思った。
社会に出てから、
海外との取引は一切なかった。
外人の彼女もできません(笑)

人間ていうのは、
パッとみれば要るか要らないかわかるんです。
要らないものを受け付けない
という才能があるんです。
そういう才能を私は持ってました。

みんなが、何かのとき
ふっと悲しい顔するのは、
小さいとき何かで自信失ったんだよね。
自信失ったもの、要らないものって、
社会に出てから一回も使わなかった。
だからみんな、要りもしないことを
出来なかっただけなの。
なんで要らないものやらなくて
自信失わなきゃいけないの。

いじめれて自信失くしたっていうけど、
いじめてるやつよりよっぽどマジだよ。
いじめるほうが悪いんだよ、
悪いやつの方が自信持ってるんだ、
そんなのおかしいんだよ。

私は駆け足が遅かったけど、
未だに人を追っかけたことないよ。

すずやかに生きる
要らないものをやらなかっただけで、
なんか悪いですか。
要ることがあれば、
みんな出来るようになるんだよ。
みんな出来るものだけで生きてるんだよ。
それを、いちいちあの人はこれが出来なくて、
駆け足が遅くて、って関係ないよ。

ちっちゃい時から
ぼくだけカスタネットで……って、
泣き言いったってしょうがないんだよ。
カスタネットからいっこ出世して
トライアングルになったからって、
30過ぎてトライアングル
叩いてるわけにはいかないんだよ(笑)

なんですかそれは。ね。
馬鹿馬鹿しいことやめな。
もっと幸せに考えようよ。

そうやって言っても、不幸な人は、でも……
でもでもでもでもこうなのよ、って。
あんた全力挙げて不幸になってるよ(笑)
持てる力を全部つかってるよ。

そんなこと、やめな。
もっと自分のため自分のこころ使おうよ。

私、今こうやって
みんなに向かって話てんだけど、
私小学校のとき、
あんまり先生のいうこと聞かないから、
先生の隣でずっと授業してたんですね。
だから常に皆さんの方を向いて過ごしてる(笑)
だから、神様はちゃんと
将来のことを知ってるから……

自分が自分のこと語って楽しくて、
人が聞いて楽しきゃ
「すずやか」なんだよね。

あれができないこれができない、じゃない。
あれも要らないこれも要らない、
たったこれだけで生きれるんだ。

私あんまり勉強しない学校行かなかった。
うちの母がね、
「おまえは学校向きじゃないから
社会出たら出世するよ」
「世の中何にも向かない人なんていないんだよ」
「だから学校向きじゃないおまえは
必ず出世するよ」って。

うちの母、育ててくれたの。
うれしいです。

▼track_05 心の御柱(おんばしら)

え~では、これから
心の御柱(おんばしら)という話をします。
「御柱」とは何ですか?っていうと、
天の御柱(あめのみはしら)っつうんだけど、
長野の諏訪大社の御柱祭、
大木を山から落っことすお祭りがあります。

え~、知らなくてもけっこうです。
知らなくても話は続けます。

天(あめ)って、
雨が降ってるんじゃないよ、
天のことをあめっていうのね。
天の御柱(あめのみはしら)っつうのは、
早い話、柱を立てるの。
柱立てると、
そこに神さまが降りてきますよ
っていう話なのね。

別に、信じても信じなくてもかまいません、
一応、そうなっております。

ところで、みんなのね、
心の中の御柱を立てようよ、ってことです。
たとえば、あなたが皿洗いで、
つまんねえな、時給いくらでってやってるけど、
実は、お皿にちょっと洗剤ついたくらいで、
わかんないんです。
ただ、もし自分のこどもに食べさせるのなら
もうちょっときれいにするよね。
自分が食べるんだったら、
もうちょっときれいにするよね。

あなたも知っているし、
天も知っているんだよね、
お皿をちょっとしか洗わなかったことをね。
人間ってね、自分のやっている仕事に
使命感っつうものがある。

きれいなお皿で食事をしてほしいだ。
コックさんなんかもそのほうが働きがいがあるし、
お客さんも喜んでくれるんだ。

自分は、車のスプリングを作ってた。
油だらけでやんなっちゃうな、っていうけど。
お尻もダメんなっちゃいます。

そうすると、自分が車守っているし、
お客さんの命、守ってるんだ。
車運転してる人の命を守ってるんだって、
使命感を持つと、
なぜかいいことばっかし起きるんです。

で、私に、いいことがないなんていうけど、
アンテナも立てないで、
うちのテレビ映り悪いんです、
つっても、当たり前だよね、って。

特に、この日本ていう国は、
しっかりとした御柱立てないと。
仕事に使命感も持たないでやってたら、
うまくいかないよ。
もしかするとアメリカでも
そうかもわかりません。

だから、自分がしっかりとしたね、
心の中の御柱立てようよ。
「私はこの仕事でこういうふうに
使命感を持っています」
自分の使命感ぐらい言えるようになろうよ。

どんな仕事にも、使命感ってあるんです。
だから、使命感を持とうね。

で、心の御柱の話を終わります。

▼track_06 心の凝り(コリ)

「心のコリ」って話します。
心というのはコロコロ変わるから
「心」っていうんだよ。
これもそうです。

でも心というのは、
肩が凝るように凝っちゃうんです。
心がこるようになると、硬くなって、
どんどん小っちゃくなってしまいます。
硬くなって、どんどんどんどん
小っちゃくなっていきます。
うんと固まっうちゃうと死んじゃうの。
だから、自殺する人いるでしょ。

心のコリを取る方法が、2つあります。
覚えておいてくださいね。

1つは、人と話をすること。
話をすると「はなす」
つかんでいたものを「放す」んです。

昔の話ってね、いっぱい話してたの。
だから、『おしん』のころの
貧しいときでも自殺者は少なかったのは、
みんなで話して、井戸端で話したり。
ところが、今はテレビばっかし見てるから、
テレビを見ていると、評論家がいて、
これが正しくてって
それを見すぎてるから、
話ができない、今の人って。

話をして会話をしに来ているのに、
じーっと聞いてて、裁こうとする。
「あなた、それはそうじゃないよ。
こうじゃないよ」って。
これをやられると余計凝っちゃう。

だから、あの人と話をしたくない、
ていう人いると思うよね、
そういう人じっと見てて。
話をしてんじゃないの、
話を聞きながら、
あなたはどこがいいとか、
ここが悪いとかこんな考えじゃだめとか言おうとしるの。

あなた、裁判官ですか?
聞いている人は被告ですか?
だから話を余計しなくなっちゃう。
だから、凝って凝って、
凝り固まっちゃうの。

今わたし一所懸命しゃべってるのは、
ここに来てる人は、握ったものを、
少しでもぱっと放してほしいの。
それで心が柔らかくなって、
人を受け入れられるようになって、
八百万の神はね、
外国からインドやら来た神さまみんな受け入れたの。
よっぽど柔らかい気持ちだったの。
「いいよ、ここにいな」って、
みんなを迎え入れたんだよね。

それと同じように俺たちも心を柔らかくしたいの。

だから、話をしたら、
ここに来た人はお願いだからね、
話をしてあげてほしいの。
目的は、この人の心のコリをとってあげたいの。

それでも、また凝る、よそ行ったら。
そうしたら、また、この人たち、
ここに来てる人達にまた会いたい、
そうしたら、話したら、パ~ッと、ゆるむ。

あとね。
相手のこと許すの。
いろいろな嫌なことがあるけど、許すの。
それでも、どうしても許せない人がいたら、
許せない自分を許す。

「あの人許せないけど、
自分だけは許します。
自分が大好きだから」

これ言うと、自分が許せない人っているんですか?って。
いるよ。
ほとんどの人って自分が許せないんだよ。

なんでかっていうと、
いじめた奴がいる。
いじめた奴は許せない。
だけど、もっと許せないのは、
いじめた奴に向かって
言い返すことができなかった自分なんだよ。
反撃することができないで
泣き寝入りした自分が許せないんだよ。
だから苦しいんだよね。

それで、誰かにこの気持ちを
わかってもらおうと思って話すると、
話じゃなくて、じーっと裁こうとしてる奴……

素敵ですね。

ここの人だけでも、そんなことよそう。
話を聞いてあげよう。
心のコリを取ってあげよう。
そして、広い心で生きられるようにしてあげよう。
そういうふうに思ってください。

勇気を出して1回だけ
「自分を許します」って、
言ってみてください。
そしたら、人生、ほんとうに変わります。

いじめていた奴がいけないの。
駆け足が遅いからって
笑った奴がいけないの。
人生で1回も使わない
方程式ができないくらいで、
ずーっと一生嫌な思いをして
生きなくちゃならないの?
英語ぐらいできなくたっていい、ここ日本だよ(笑)

▼track_07 普通はつらいよ/塩原多助の話

では、いよいよ。
いよいよ「普通はつらいよ」
長かったでしょう、前置きが。

登場人物が3人います。
お母さん、お姉さん、妹。

お母さんが病気です。
旦那さんは、
ほんとうにひどい人だったらしいです。
とても苦労しました。
病気になっちゃいました。

お姉さんと妹は、一所懸命、
お母さんの面倒をみています。
月のうち半分ずつ、週のうち半分ずつ、
代わる代わる働いて
お母さんの面倒をみています。
ただ、お姉さんは、
あまりお母さんの面倒をみたくないです。
すると、そのしわ寄せが妹にきます。
お姉さんは妹につらく当たります。
妹はおとなしい性格でした。

その妹に私が言いました。
お姉さんに、
「お姉さん、感謝してるよ」
っていってごらん、って。
そうしたら、お姉さんはブスッとしました。

その次の日、お姉さんは怒った顔で
「私もあんたに感謝してるよ」って言いました。
それで、何か変わるんですかっていうと、
何も変わりません。

人生で、今から衝撃的なことを言いますからね。
今から言うことは信じられなくて当然です。
でも、どこかで覚えておいてください。

この世の中で最高の修行は、夫婦です。
って私はよく言うんですが、
人生でいちばん相性の悪い人同士が
出会うと結婚しちゃうんです。
で、もっと実は修行があるんです。

それは、親兄弟、親戚とか、
これが一筋縄でいかないです。
なぜかそうなんです。

もし自分の親はいい親だとか、
いい兄弟だとか言う人がいたら、
すごく大切にしてください。

よく「親なのにどうしてわかってくれないの?」
って言う人がいます。
親だから、わからないんです。

なんで親子で、子どもなのにわかんないの?
って言うと、子どもだからわからないんです。
一筋縄ではいかないんです。

それを親子だから
わかり合えると思っている人がいます。
そうじゃないんです。
親子だからわかり合えないんです。

もし、自分の親がものすごくいい人だったら、
当たり前と思っちゃだめだよ。
親子は一筋縄でいかないのが当たり前なんです。

いい親がいたら、それは特別。
もう宝くじに当たったぐらい、
喜んだほうがいいよ。

その妹に、また明日から、
「お姉さん、感謝してるよ」って言いな。
「わかりました。そう言ったらどうなりますか?」
「言い続けてごらん。全然変わらないから」(笑)

「何かいいことあるんですか?」
ある。
感謝の達人になれる。

実は、織田信長も、
尾張の国でほとんど身内と争っていたんです。
ずっと身内と争っていて、
身内を平定したときに、
戦の天才になっていたんです。
だから、たちまち日本を平定しちゃったくらい、
身内って手強いんです。

だから、感謝の達人になれるよ。
ただそれだけの話。

え~、「普通はつらいよ」って話なんですけど、
さっぱりわからないでしょう(笑)
それで、この話をするとわかります。

昔ね、塩原多助(塩原太助)という人がいました。

いいですか、塩原に多助という人がいました。
馬子(まご)やってました。
馬子とは、馬に荷物を積んで運ぶ仕事です。

塩原多助の塩原というのは地名です。
その時代、一般庶民に名字はありません。
名前だけです。
潮来の伊太郎というのは
恐山のいたこではありません。
茨城県の潮来です。

ある日、お母さんが死んじゃったたのね。
そしたら、お父さんが新しいお母さんを迎えた。
ママハハ、ね。
この継母が、多助ちゃんをいじめるんです。
それでも、多助ちゃん、
一所懸命親孝行するんだけど、いじめられるの。

小さな家なんだけど、
継母は自分のこどもに家を継がせたい、
多助ちゃんにあげたくないの。
昔は長男が家をもらうけど、あげたくないの。
それで、浪人を雇ってね、
斬り殺してしまおうと考えた。
それでね、斬られそうになっちゃったの。

殺されちゃったらね、もう大変でしょ。
これ以上ここにいたら親に殺されちゃうから、
自分は江戸に出る。
かわいがってた「あお」っていう馬がいたのね。
別れようとするんだけど、
かわいがってたから、馬もついきちゃうの。
涙ながらにあおと別れて江戸に出てきたんだけど、
知り合いもなにもいないから、
途方にくれて、
隅田川に飛びこんで自殺しようって、いうことなったの。

で、飛び込もうとしたら、
炭屋の旦那が助けてくれて、
話きいたらあまりにもかわいそうだから、
じゃお前家で働きなよ、って。

それでもういい歳なのね、
いい歳なんだけど丁稚からはじめるの。
しおばらたすけだから「たーどん」っていうの。

昔は、自分の名前を一文字とって、
「どん」がつくの。
はなゑちゃんだたったら「はーどん」だよね。
あとで自分の名前でやってみて。
で、さっき、ただおちゃんがいってたの、
じゃあ牛が働きにきたら「牛どん」ですねって(笑)

まあそれはいいんですけど。
たーどん、よく働くの。

炭切ると、切りカスがでるのね、
そうするともったいないから
そのかすを集めといて、お米ねって
お粥みたいなの作ってそれをぐるぐるまるめて。
あの、昔の人知ってるけど、
たぼんってあるの知ってる?
まるい、炭の塊。今しらないね。
昔はあったのね。それでね、
たーどんが作ったから「たどん」っていうんだよ。
もう少し早くおしえてほしかったでしょ。

それでね、その「たどん」を
配達いっちゃあ、あげるの。
これ仕出しに使ってくださいとか、
どうせ捨てるもんだから、
プレゼントとしてたの。

そしたらなんとその人は、
いい歳してこんどは独立して、
ちっちゃいお店を自分でつくったんだけど、
働きもんだからたちまちね、
江戸で一番の炭問屋になっちゃった。

江戸で一番の炭問屋になったとき、
たーどんが、最初にやったことは、
いちばん最初に自分を斬り殺そうとしてた母親に、
家を建ててあげたの。

すごいでしょ。
ね。

俺は一所懸命働いたんだけど、
母親は、俺のことを斬り殺そうとしたんだよ。
あんな鬼みたいな親いないよ。
って、ずーっと言ってたら、普通だよね。
で、ずーっと言っているほうもつらいけど、
聞かされるほうもつらいよね。

でも、たーどんはあの親が
鬼みたいな顔をして
俺を追い出してくれたから、
今の自分がいるんだ、って
感謝にかえちゃったの。
江戸一番の炭屋になったら、
家建ててあげるくらい大したことじゃないよね。
でもずーっとずっと文句言っている人いるよね。
うちの親は、あーだった、こうだった……
普通だよね。

普通はつらいよね~(笑)

ここに来てる人って、
普通より一歩でも上へ行きたいから、
考え方だよ来てるんだよね。
だって、日本って遊びに行くところいっぱいあるよね。
でも、わざわざここに来たってことは
何か上に行きたいんだよね。

魂が1個上に行ったら、
全部解決しちゃうんだよ。
魂は、ただ上へ行こう、
上へ行こう、ってするのだよ。。
それなのに、ずーっと普通のこと言ってるの。

だから、つらいんだよね。
つらかったら、自分は普通だなと思いな。
ほんとに普通はつらいから。

▼track_08 子育ての『魔法の言葉』

え~、話は次いきます。
よくね、うちの息子嫁来ないのよ、
うちの娘嫁行かないのよっていう人います。
この前の人はお母さん75歳で、
息子さんが50歳なの。
なんとハタチの時から30年。
息子にいつ嫁来んの、
いつ嫁来んのって、ずーっと言ってんの。
私は心配で死ねないよ、って……

普通だよね(笑)

はっきり言います。
来ないのは来ないです(笑)

向こうの世界にいるとき、
今世生まれるときは、
独身でいると決める人がいます。
だからそういう人は結婚しません。
「おまえいつ嫁いくの」とか、
ずっと言ってるお母さんいるけど、
行くときは行きます、
あなたが泣いてすがっても行きます。
そんなもんです。

それより、いつ人って死んで別れちゃうかもわかんない。
今世、今日一日なんで仲良く生きようとしないの?

来てない人に、いつ来んのいつ来んのって、
ずーっと、言われつづけるの。

言い続けるあなたもつらいよ。

普通はつらいよ(笑)

子育てで悩んでる人は、
『魔法の言葉』があります。
え~、教えますからね。

「信じてるよ」っつうんです。

「心配だ」も、「信じてる」も、
字数は同じなんです。
同じ労力なんです。
「お前のことを信じてるよ」
これだけでいいんです。

「信じる」そうはいっても、子供、失敗するんです。
そうしたら許す、でまた信じるんです。
「信じるよ」って言えばいいんです。

「心配だ」ってのは、「信じられない」ってことなの。
だって、信じてる人のこと心配するわけがない。

親にも信じられないで、「心配だ、心配だ」って育った子どもが、やがて親に心配をかける子供になんのは、当たり前のことなんだよ。

あなたが、言ったとおりになってるんだよ。
この世は神も仏もないっていうけど、神も仏もあるからこうなってんだからね。

だから、「信じてるよ」って言うの。

あとね。
子供がいじめにあってんです。
子供がいじめにあってるってわかったとき、どうしたらいいしょうっていうお母さんいるの。
素晴らしい解決方法教えますからね。

学校についてってください。
ずーっと行ってください。
学校中敵に回ってもいいです。

お母さんだけが味方なんだってことをハッキリさせてください。
それだけでいいです。

ずっとついてってあげてください。
いじめられてるのに、学校に行けとか言わないで下さい。

それなら行かせないで下さい。
いじめられるとわかっている子供の身になってください。

そんな親になんないで下さい。
先生に相談したんです。
相談なんか要りません。

先生に相談して解決するなら、いじめなんてないです。
ついてってください。

一週間ずーっとついてて、廊下からずーっと見ててください。
そうしたらいじめの子はやめます。

で、またやられりゃ、また行ってください。

親の愛はこんなもんなんだよ。
こんなすごいんだよ。

子供のけんかに口出していいんですか、って。
いいんです。

行ってください。
そしたら、世界中が敵に回っても、うちのお母さんが味方なんだ、って。
そのお母さんが「信じてるよ」って言ったら、その子は絶対いい子になります。

周りからいじめがなくなります。

▼track_09 『息通し』の話

『息通し』の話をします。

皆さん、ほぼ確実にいつか死にます。
かなり高い確率です。
死ぬとき、息を引きとりました。

息を引きとる、って息を吸って死ぬんだよ。
スーッと、息を吸って死にます。

私だけは吐いて死ぬとか、それはそれで、かまいません(笑)
何にでも挑戦してください。

で、皆さんは生まれたとき、「オギャア」っていいました。
これは、吸わないで、吐いた。
吸わないで吐いたんです、だって水の中にいたから。

「オギャア」って生まれました。
この「オギャア」は、前に生きてたとき、吸った息です。
だから、吸ってないと、「オギャア」が出ない。

それを「息通し」っつうんだ。
息をずーっと通してるよ、って。

「息子」ってのは、「息の子」でしょ。
むすめ、ってのは字が違うけど、息子もむすめも息だってことなのね。
息が繋がってるんだよ。

今はね、退行催眠だとか、いろんなのあるでしょ。
前世がわかったとかなんだとかね。
昔はそんなこと時間なんかかけてなかったのね。
息通しで終わりだった(笑)
ただ、それで終わり。
疑うことなく、息通しで「そうですか」で、終わりなのね。

だから、みんな息通しだよ。
じゃ、何回も生まれ変わるってなんですか、つったら、普通よりちょっと魂を向上させたい、って。

たとえば、こうした話を聞いて、1個でも引っかかるものがあったら、カチッとスイッチを入れて、考え方変える。
生き方を変えるってことは、考え方変えるってことだよね。

カチッとスイッチ変えて、魂がフッと上に行って、もう前の人と違うからね。
起きている現象が全部変わちゃうよ。

俺たちは、『息通し』なんだよ。

それとね。
よく私にこう、握手して、パワーをくださいって人いるの。
私も「はい」つってやってるけどパワー行かないんです(笑)
一応ムードとしてやってて(笑)
相手がやってんのに、でも、パワー行かないんだよ。

パワーってのはね、握手したときに、「私のパワーをもらってください」って言うの。
パッとパワーが流れると同時に、相手にパワーが伝わると同時に、ひとりさんのパワーが流れる。
ただ、「ください、ください」つってもダメなんだよ。
多少出さないとダメだよ。

山の稜線、朝日、夕日。
朝、太陽が昇るとき肉眼で見てまぶしくないときそのときが、いちばんパワーが強いの。
それをずーっと見てね、「キレイだね」って言う。

自分のパワーをふーっとあげるとハ~ッとパワーもらえる。
オーラの見える人とこれをいっしょにやってみるとわかる。

花もそうだよ。
花からパワーをもらう。
300年以上立っている木からパワーをもらう。
必ず「キレイだね」って言う。

ひとりさんに言わなくてもいいからね(笑)
はなゑさんに言うのならならいいですよ。
相手にふーっと自分のエネルギーをあげると相手からパーって返ってくる。

人生って出したものが返ってくる。
だから、感謝を出している人は、また感謝したいことをいっぱい起きるよ。

それから、心配性の人いて、「心配しなくていいよ、困ったこと起こらないから」つうんだけど、そんな心配性の人います、心配やめらない人っています。

で、心配はやめなくていいです。
心配をすることは、悪くないんです、ほんとは。

この前、テレビを見てたら奥さんがパチンコに狂っちゃって、サラ金からお金借りて、闇金に手ぇ出して、で、旦那さんが、一回借金を払ってくれたんだけど、また闇金に手を出した人が、テレビに出てたんですけど。

少しは心配しろよ、と(笑)
「心配性」よりも「心配しろよ」っていう人いっぱいいます(笑)

お酒を飲んでで車運転して、事故を起こしたらどうすんだよ。
誰か死んじゃったら、そこ人に身内がいるんだよ、って。
少しは心配しろよ、って。

え~、心配性は悪くないんだよ。
少しは心配しろよ、って人多いです。

え~、以上です。

心コロコロ変わる話しますね。
私ね、いいことがある時ってわかるんです。
「あっ、今からいいことあるよ」
外れたことないです。

どういう感じですかっていうと、嫌~な気分なんです(笑)
嫌な気分のあとは、いい気分に決まっているんです。
ところが、不幸な人は、嫌な気分がしたら嫌なことが起こるんじゃないんですか、って。
この前、今日寝たら首を切られた夢見たんですけど、これどうなんでしょう?って。

もう切られないよ。
一回切られたから、もう切られないよ(笑)

いい気分、嫌な気分、いい気分、嫌な気分と、代わりばんこになってるの。
嫌な気分になってきたら、「あっ、これはそろそろいいことが起きるぞ」って思えばいいんです。
それを、嫌な気分なったからどうなんでしょう、こうなんでしょうって、ずーっとつかんでるといい気分の間まで嫌な気分になっちゃうんだよ。

ところが嫌な気分が起きると同時に、これはいい事の前触れだ、つってると、嫌な気分じゃなくなっちゃうの。

で、悟りを開くって、こういうことなんだよ。
悟りを開くって、ずーっといい気分でいられることじゃないんだよ。
心がころころ変わるもの、性質を知っているってことなの。
その性質さえ知っていれば、怖くないよ。
わかった?

嫌な気分が起きたら、次は、いい気分に決まってるんだ。
嫌な気分だからどうのこうのって言っちゃダメだよ。
嫌な気分の次は必ずいい気分。

え~、自分の天職の話、ってこれもよく聞かれます。
天職ってなんですか?って。

ないです(笑)
早いでしょ?
天職なんかないです。
一生懸命やると天職になるんです。

この前も、「私、会社辞めたいんです」

「ああ、辞めたほうがいいよ。で、次に行くとこは?」

「まだ決まっていません」

「じゃあ、あと3ヶ月だけいな。あと3ヶ月、そこで一生懸命やんな。あんた、その職場嫌になってるんだろうけど、きっと社長もあんたのこと嫌になってるから」(笑)

「3ヶ月一生懸命やって、惜しまれて辞めな」

人生でいちばんいけないのは「あいつを使って損した」「あいつに会って損した」今日も講演会やってるけど「ここに聞きに来て損した」相手に損したと思われることが一番人生でよくないの。

それだったら他の人に元気に「ハイ」って返事するとか、残業頼まれたら余計にやるとか、何でもいいよって。
必ず自分を使って得さしな、って。
で、得さしてから辞めな。
損をさせたまま逃げるように辞めてっちゃダメだよ(笑)

そしたら3ヶ月後に、すごく会社で大事にしてくれるようになって、すごくいい職場です、って言ったっていう(笑)

▼track_10 『国誉め』の話

え~、いよいよこれで最後になります。

がんばりました(笑)

神事(かみごと)です。
『国誉め』ってのがあります。
『国誉めの神事』くにほめのしんじ、くにほめのかみごと、っていうのがあります。

昔はね、どっか行くと、私がどっか任命されてそこの国へ行くと、一番最初にやる仕事が、そこの国がどんなにすばらしいかっていう歌をつくるんです。
それが、神事なんです。

いいですか?
不幸な人、北海道にいるのに、北海道の悪口を言っている人。
「まったく雪が降って嫌になっちゃう」とかね。
沖縄に住んで、今度は「雪が降らなくて嫌になっちゃう」とか。
いろいろ、要は自分の住んでいるとこけなす人がいます。

日本にいるのに、日本をけなす。
東京にいるのに、東京をけなすの。

私は、江戸川区にいます。
私は、新小岩が大好きです。
誉めまくっています(笑)
もう毎日、国誉めの儀式をやっているみたい。

自分の住んでいるとこでけなしている人に、いいことは起きません。
第一、そこに住んでいる土地の神様から先祖まで、全部な嫌な気分します。
自分のふるさとを自慢している人に、会って嫌な気はしないんです。

「長野県って、いいところだよ」って言われたから、その人を嫌な人間だと思わないでしょう。
「群馬県っていいですよ」つってる人を見て「へえ、どんなところか、行きたいねえ」とかって思うじゃない。

国誉めってのがあるの。
で、国誉めだんだんだんだんしてると、「日本っていいよね」「江戸川っていいよね」「新小岩っていいよね」「自分の住んでいるとこっていいよね」「自分のお店っていいよね」だんだんだんだん、なってくるよね。

自分のお店をけなしている人ダメだよ。
車だって自分のために一所懸命走ってくれてるのに「こんな安物」だとか「ポンコツ」だとか言ってるけど、その車がなかったら困るんだよ。
私、いっつも車やなんか誉めてるから、私が乗っかってるとき、止まったことって一回もないの。
やっぱし誉められれば、機嫌がいいの。

カミソリの刃のなんか「よく切れて偉いね」つっていると3倍くらいもつんだよ、試してみな。
あのね、物ってね、心がないとかゆってっけどね、物にも心はあるんだよ。
だから、国誉めってのをちゃんとやらないとダメだよ。
自分のお店が、どんな引っ込んだところだろうが、場末だろうが、自分のお店って誉めなきゃだめだよね。

で、国誉めの話なんですけど……

▼track_11 最高の神事(かみごと)とは

これからが、ほんとうの神事(かみごと)のお話です。
今日、摩訶不思議なことをこれから言いますからね。
信じられない人は普通の人です。
ただ、『普通はつらい』ですからね(笑)

えーとね。
神事ってね、神社に行くことじゃないんです。
最ッ高の神事一コ教えるからね。
最高の神事とはね、掃除なんです。
お掃除なの。

お掃除をキチっとしないとダメなんです。
神さまって、汚いのが大嫌いなの。
汚いところイヤなの。
ものには限度があるから一日中、掃除をしていろという話じゃないよ。
そういうこと言っているんじゃないよ(笑)

いい神社って必ずね、ホコリもなにもない、キレイにしてあるもんなの。
ホコリだらけのところに神さま、絶対に来ないからね。

自分のところ国誉めして、最後に自分のお店が最高だとなったとき、掃除をしないとダメなんです。
で、これから、非常に摩訶不思議なことを言います。

何をやっても途中から失敗しちゃう人、邪魔が入る人。
いいですか?
なんか、うまくいきかけたけど、どうもうまくいかない人。
自分の家の玄関掃除してください。

自分のとこの玄関を思い出して。
いろんなものごちゃごちゃしていないですか?
家族3人なのに、靴が何個でてますか?靴10こでてませんか?
下駄箱にしまってください。
スッキリさしてください。

できたら靴もね、そのつど出すほうがいいんだけど、
家族三人でみっつでてるのはいいけど、ごちゃごちゃしてる家があるの。
そうすると、なぜか上手くいかないことが起きる。

あとね、床が汚い家ってのは、先祖の加護がない。
だから、これもダメ。壁とかね。

うちの宣伝して悪いんだけど、
うち『大好きクリーナー』ってのがあってね、
3500円であるんだけど、ほんとにキレイなっちゃうの(笑)
別に他のもんつかってもいいんだよ。

掃除しない人の特徴があんの。
注意されると「そろそろ、内装しようと思ってるんです」
掃除の話をしてんだよ(笑)

別に家が古くたっていいんだよ、
神社も古くたって神様、いるの。
掃除の話をしているんですよ、私。

今の時代、いいものがあるんだから、やってみて。
あと、天井だったり、上見ると、
クモの巣はっている家あるんだよね。
お店があったりするの。
ホコリがたまってたり。

家で、ヒツジを飼ってるんですか?って、家あるでしょ(笑)
ホコリが固まってんだよ。
モンゴルじゃないんだから(笑)
それをね、きれいにすると、天の加護があるよ。

それからね。
先の見通しのきかない人。
「何言ってるの?」
そういう人の家へ行くと必ず窓が汚い。先の見通しが出来なくなってる。
それから情報が入ってこなくなっちゃう。

だから、この店ダメだよとか、この会社ダメっていうとこは、大概、窓が汚い。
信じなくてもいいんですけどぉ。

あとね、流しがね、ごちゃごちゃごちゃごちゃ、
茶碗が浮いてあったりね、ごちゃごちゃしている家っていうのは、胃腸悪くします。
喉から肛門にかけて、水が流れるところがダメです。

え~、おかしな病気になったら、「家の中、きれいだろうか?」
いらないものは捨てる、使わないものはあげる。

ごちゃごちゃごちゃごちゃしてちゃダメだよ。
家ンなか、ごぢゃごぢゃごぢゃごぢゃ、ぐぢゃごぢゃごぢゃぐぢゃ、やってる家ってあるでしょ?
家か物置かわかんないような、ごじゃごじゃしてる感じ(笑)

ああいう家の人って、だいたい神経やられる人多い。
うつ病です、ノイローゼです、なにですかにです、っていう家は、大概が、家の中ごちゃごちゃしてる。
だからって、鬼のような顔してやっちゃダメ、すずやかにやんないとね(笑)

あとテーブルの上、仕事机の上だとか、ごちゃごちゃごちゃごちゃしてる人っているの。
ああいう人、企画が立てられない。
ちゃんとした計画、スッキリした計画立てること、できない。
本も、横にしてちゃダメだよ、本は立てるんだよ。

本立てるんだよ、って言ったら、本逆さ立ててる人いるけど(笑)
字が書いてあるんだから、ちゃんと立てるんだよ、って。

前もね、トイレが汚いとお金が入ってこないっつうんだよね、それ教えたらトイレばっかり掃除してんだよね。
ほかも掃除しな(笑)
きれいにしな、って。

あとね、古い新聞紙、本、あれいっぱいためている人いるでしょ。
あと、服とか、着ない服、かやたら積み上げている人がいる。
だんだんと体が重くなってくる。

どうも最近、体が重くて、つったら、家に帰ると使っていない新聞紙が山ほどあったりね。
そういうことがあるからね。

みんなできれいにしてね。
神さまはきれいが好き、人間だってそうだよ。
髪の毛だってぐちゃぐちゃにしてるよりさ、きれいにしな。

心だってそうなの。
恨み言、泣き言ずーっと言ってるより、普通よりちょっと上が好きなの。

えー、これで話は終わりなんですけど……

最後におまけで、もう一コだけします。

▼track_12 神事にお金は要らない

え~、私あの、1日(ついたち)の夜7時に、1分間、
「一人さん波動入れ日」っていう時間があるんです。
毎月ですよ。一日です。

夜だ、つってんのに、必ず帰りがけに「夜でしたね」って言う人がいるんですが(笑)夜7です。
夜7時に、塩とかお水とか出しててもらって、1分間電話してると、そこに私の波動を入れるっていうの
があります。
自然塩、化学塩じゃなくて自然塩。
その塩を、浄霊したり、家で盛り塩したりね。
この前もね、ちょっと下(しも)の病気やっちゃってる人がね、おトイレに盛り塩をしな、つったら1ヶ月間、塩が溶けちゃう。
で、1ヶ月たったらね、さすがに浄化されたのか、塩溶けなくなったとか、いろいろありますから、要はお水とか、料理につかっても何してもいいです。
お塩に波動入れます。

で、私も楽しくやっています。
みなさんもやってください、タダですから(笑)
いちおうタダですからね。

遠くてもね、なんでもいいですからね、入れますから。
お水とか塩って波動が入りやすいんです。
ほんとにね、お水ってね、「ばかやろう」とかって、
なんか分子ぐじゃぐじゃになったとかいう、
それほど波動を受けやすいから、いい波動でね。
結晶ね、水の結晶……

ただ、「1日に波動を入れをしますよ」ってことで。
ここまで、わかったかな?

「なんでこんなことをするんですか?」
「なんで一銭にもならないのに、そんなことしてんですか?」
っていうんですけど、私、人相見だから、
ずーっと見るとわかるんだけど、
こういう不思議な話が好きな人ってのは、
何でもひっかかって買っちゃう(笑)
そういう人、ここにいっぱい見えんの。

あのね、神さまってお金いらないの。
で、神さまにお金は、絶対に届かないんだよ。
試しに1万円札上に投げてみな、必ず戻ってくるから(笑)
そのまま天から手が出て受け取っちゃった、って話は一回もないんだよ。

じゃ、なんでお賽銭をあげるんですかっていうと、
一応屋根も壊れるし、塀も壊れるから、維持費なんだよ、アレ。
神さまに届けんじゃないんだよ。

心の問題、感謝って、タダでいくらでもできることってあるの。
だから、こういう心の問題って、タダでやろうよ。
ただ、よっぽどお金を持ってて私はいろんなことに使いたいだったら、それはかまわない。
それは、かまわないけど、神事ってお金いらないんだよ。

みなさんのお金だから、どう使ってもかまいません。
ただ、神さまって、あげると、「あんたが使いな」って返してくれます。
そう人だから、私たちは神さまが好きんだよね。

上から手が出てきて受け取っちゃうような人だったら、
もしかしたら愛せないかもわかんないよね。
だから、そのことをわかってください。
だから、タダでできて、楽しんでね、やれることがいっぱいあると思います。

何か、ひとりさんと毎月会えるようなそんな気持ちで1日会(おついたちかい)ってやってます。
え~、信じられないような話が今日は多かったです。
でも、私はなんかホッとしました。

そして、今日みなさんの顔を見て、
普通じゃないんだ、
普通よりスゴイ人がこんなにいるんだ。
今日は、ほんとうに幸せです。

ありがとうございました。

▼track_13 愛のボランティア運動

このCDを聴いて、こころが少しでも軽くなったという方がいらっしゃいましたら、
是非お願いがあります。

今、このCDを大勢の方に聴いてもらおうという「愛の千円運動」を行っています。
このCDを10セット1000円という、
ボランティア価格でお買い求めいただき、
お友達に配っていただくとういう運動です。

このCDを貰って、
ほんとうに救われたという人が次々とCDを配って、
幸せの輪が広がっています
。是非あなたも「愛の千円運動」にご協力下さい。

ご協力してくださった素敵なあなたに
きっと神様から素敵なプレゼントがあると思いますよ。
お申し込みは、フリーダイヤル
0120-4972-85 です。

もちろんこのCDは、
ご自分でダビングして
配っていただいても構いません。
是非、宜しくお願い致します。
ありがとうございました。

*追伸です

斎藤一人さんからのお願いがあります。
このCDは少なくとも
9回は聴いてくださいとのことです。
9回聴くと波動が変わり、
世の中の景色が違って見えてくるそうですよ。
さて、あなたにはどんな素敵な
世界が見えるか楽しみですね。

*追伸の追伸です

すごくうれしいお知らせがあります。
ビッグサイトで斎藤一人さんのお話を
聴かれたお母さんと中学生の息子さんの話です。
ビッグサイトの帰りに、
自分の歩いた道くらいはきれいにしたいといって、
ゴミを拾いながら歩く息子さんの姿を見て
お母さんは涙が止まらなかったそうです。

そんなやさしい息子さんですが、
実は学校でいじめにあっていました。
お母さんは、ひとりさんからいじめの話を聞いて、
早速次の日学校についていったそうです。

すると、次の日、
先生といじめていた子供たちと、
そのお母さんが家に謝りにきました。
お母さんはその時、
ひとりさんから聞いた
いじめの話をみんなにしたそうです。

その話を聞いて、
いじめていた子供たちも、
お母さんも、先生も、
みんなで涙を流したそうです。
そして、その翌日には、
学校の先生が全校生徒に
「いじめはいけない」
という手紙を配ってくださいました。

今では息子さんも元気に学校に行っています。
お母さんの愛情の勝利ですね。

そしてお母さんたちみんなでこのCDを配って、
一人でも多くの人に聴いてもらおうと、
この運動に協力してくださっています。

あちらこちらから、お蔭様で、
いじめから救われたという嬉しい声が届いています。
本当に皆様の愛に感謝いたします。

本当にありがとうございました。