心は傷つかない

2007年04月14日
アクトシティ浜松講演

本当は、心は傷つかないんです。

人の心・魂というのは、
実は神様から頂いた
分け御霊(わけみたま)というものなんです。
神様の命を頂いてる。
それが心の正体なんです。
神様から頂いた分け御霊(わけみたま)は
光なんです。
神様の分け御霊というのは、
実は、光なんです。
心の正体は光なんです。
光を傷つける事はできないんです。
映写機を想像してください。
映写機というのは、中に光があります。
それがフイルムを通して映し出されます。
フイルムに光が当たって現実が出て来ます。

例えばですね、30人学級があったとします。
そこに暴漢が入って来ました。
刃物振り回して3人が傷つきました。
そうすると、傷ついた人もそうだけど、
残りの27人も心に傷がついたから、
精神的にカウンセリングしようとか、
カウンセリングが要らないって
言ってるんじゃないですよ、
ただ私がいいたののは、
残りの人に傷がついたから、
カウンセリングして
治してあげようっていうんだけど、
心は傷つかないんです。
なぜかというと光だから。
いいですか、昔の事を考えて下さい。
私たちの親って、
戦争を乗り越えて来ています。
こっちの防空壕に行ったら死んじゃったけど、
こっちの防空壕に行ったから、
私たち、助かったんですって人、
いっぱいいるんです。
で、その人たち、カウンセリング受けていますか?って。
受けていないんです。
ただ私たち運が良かったから、で終わりなんです。
戦国時代、昔は子供でも
「初陣」といって初めて戦争に行って、
周りは死んでも、その子だけ死ななければ
「お前は運が良い子だから、
何があっても死なないよ」って。
だから運が良い子と言われると、
本人はこれから先も怪我も何もしないと
「ああ、そうなんだ」と思うんです。
ところが、戦国時代はそれで終わったのに、
今の時代は
「お前は大変な思いをしたから可愛そうだったね」とか
「心が傷ついている」とか言われると、
ちっちゃい子は分からないから
「私は傷ついてるんだ」と思うんです。
じゃ、傷のついてる部分ってなんですかっていうと、
さっき説明した「映写機」のフィルム、
想いというのがあるんですよ、
想いに傷がついてるんですよ。
フィルムに傷がついているんです。
例えば、私なんですけど、中学しかでてないんです。
この、私が「中卒で馬鹿にする人がでてくる」
っていう思いというフィルムが入っていると、
なぜか社会に出たらそれが写し出されるんです。
そうすると、馬鹿にする人が出てくるんです。
でも私はただの1回もね
馬鹿にする人間が出てきたことがないから、
馬鹿にされたことがないんです。
ふつうの人は、人生をカメラだと思っている。
現実に起きたことが、
自分に写って心が傷つくと思ってるんです。
でも本当は、映写機型なんです。
自分の想いのフィルムで
映し出されたのが社会なんです。
だから、いろんなことが
想いによって映し出されるんです。
だから、私は中学出だから
馬鹿にされんじゃないかって思ってると、
馬鹿にする奴が出てくるんです。
そうすると、ああやっぱし馬鹿にされたと思って
さらに自分のフィルムに傷がつく。
そうするとそれがまた写しだされると、
またそいつが出てくるんです。
エンドレスに出てくるんです。
だからといって、じゃあ、
思いだけ変えればいいんだっていう人がいるけど、
それだけじゃないんです。
たとえば、想いを変えますよね、
想いというフイルムを変えると、
世の中が変わって見えてくるんです。
変わった現実が出てくるんです。
自分が想ったものが光に映し出されて、
いろんな奴が出てくるんです。
ウソみたいだけど、そうなんです。
この世の中は想いを変えればいいのかというと、
この世はそうじゃないんです。
あの世は、想えばいいんです。
あの世はカツ丼と思うと、
カツ丼出てくるんです。
想念の世界ですからね。
ところが、女性の方、
キレイになりたいなと想っていても、
朝、寝ぐせがついてたりすると
寝ぐせはそのままですよ~。
キレイになりたいなーと想ったら、
くし入れるとか、お化粧をするとか。
赤いセーターが欲しいな~と想ったら
出てくるのがあの世なんです。
この世は想いと行動なんです。
この星はそういう星なんです。
だからこの星では想っているだけではダメなんです。
想ってると、チャンスが来るんです。
私は中学出で得なんだと、
早く先に出たい、早く商人になりたい、
って想っていたんです。
高校で3年、大学で4年、
合わせた7年間を先に走りたかったの。
マラソンでも7年先に走っていいと言われると
かなり先に行っていますよ。
皆さんが走る時には、もうゴールに居ます。
私はそれが得なんだと想っていると、
得なチャンスが来るんです。
で、そのチャンスに対して
行動すればいいだけなんです。
想うと必ずチャンスが出てくるんです。
チャンスが出てきたらそのチャンスを掴んでいけば、
すごく得な人生なって、難しくも何ともないんです。
秀吉っていますよね。
最下級のお百姓さんから出たというけど、
畑も持っていなかったから、
実はお百姓さんよりも下だったんです。
その秀吉が最初に望んだ事は、
侍になりたいんだけど、いきなり侍になれないの。
で、なれたのは、足軽なんです。
「あー、足軽かぁ~」じゃないんです。
足軽で、織田家という、
殿様がいつ殺されっか分からない、
会社でいうところの潰れかかったようなところの、
本当の一番下の足軽にしか成れなかったんです。
そうして、あー、足軽になれた良かった、
足軽になれてチャンスを掴んで、一所懸命やると、
下っ端の侍に成るチャンスが来るんです。
それを、「なんだ、一番下か」じゃなくて、
「あー、侍になれた、嬉しい嬉しい」つってっと、
侍大将になるチャンスが来るんです。
そうすると、今度は、大名になるチャンスが来るんです。
大名になるチャンスが来て、
あー、良かったって喜んでると、
今度は、天下を獲るチャンスが来るんです。
無理はしてないんです。
なんの無理もしてないの。
良かった、良かった、と想いながら、
来たチャンスを掴んでいるだけなんです。
この世は想いだけではダメなんです。
想う事は大切だけど、行動しなきゃいけない。
この星はそういう星なんです。
フイルム(想い)を換える。
で、急にフイルムを換えな
つっても換えられないでしょう?、
だから、言葉を換えな。
天国言葉を喋ろうよ。
最近、あのー、幸せを呼ぶ幸せ言葉、つってんのね。
「ついてる」とか
「感謝してる」とか
「ありがとう」とかね。
あと、地獄言葉というより、
不幸を呼び寄せる不幸言葉だよね。
「ついてない」とか、
不平不満、愚痴、泣き言とか言ってると、
そういうフイルム(想い)を
入れているのと同じなんです。
それが映し出されるんです。
お釈迦様もキリストも
何を言いたかったかというと、
この話だけなんです。
ただ、昔、映写機とか無かったの、
ないからあんなすっごい説明なっちゃったんだけど。
あなたの想いがこの世を映し出すんだよ、
って言いたかっただけなの。
今は映写機っていえば誰でも分かりますよね。
心は傷つかないというような、
わかりづらい話をどうしたらピンと来るか、
色々考えたの。
会社に行くと横暴な上役がいて、
毎日、「バカヤロー」とか言われて、
その「バカヤロー」とか言う言葉に凄く傷ついて、
「自分は死にたいぐらいに傷つくんです」っていうけど、
じゃ、その代わりに1回
「バカヤロー」って言われる度に、
3万円くれる事になりましたって言えば、
今日は10回「バカヤロー」って言われれば
30万になっちゃって、
明日、何回言われるだろう!って想うよねって。
じゃ、「バカヤロー」って言葉に
傷ついてるんじゃないよね。
自分の想い方で傷ついてるんだよねって。
なかなか「バカヤロー」
1回で3万円くれるところはないとおもうけど。
ものの考え方ってね。
自分がどんどん怒られた時、
自分が出世した時、
やる可能性があるんだ、
こんな嫌な思いをいっぱいして、
自分はやらない人間になっていくんだ。
モノって考え方だよね。って。
フイルム(想い)ひとつでどうにでもなるよね、って。
考え方を変えて、言う言葉を変えていると、
起きる現象が違って来るの。
そしたら、行動して下さい。
行動すれば……
絶対に幸せになれますよ。
これが、『心は傷つかない』っつう話です。
ありがとうございます。