困ったことは起こらない話

すべらない話の部分は、
00:07:20まで

ホントに困ったことって起きないんです。

たまに困ってる人がいるんですけど、
困ってるんじゃないんです。

学んでるんです。

人間っていうのは、
本当に、困んないと、学ばないんです。
だから、困ってから
学んでも遅くないんです。

親は子供のに困らせたくないから、
あれも覚えなさい、
これも覚えなさい
っていうけど、
本当は、困ってから
学んでも遅くないんです。

人は個性がいっぱいあるから、
何に困るかわからない。

だから困ってから……、
たとえば、落ちぶれたときにはじめて
お金のありがみが、わかるんです。

お金のありがたみを、
いくら親が教ても、わからないんです。

「お金より友情の方が大切だ」とかって、
いう人いるんだけど、
別にお金があったって友情は出来るんだよね?

私も、学校の先生がね、
「斎藤お前、英語ぐらい出来ないと困るぞ」つったけど、
私、未だに困ってないから、
英語は勉強しないんです。

ただ、ガイジンの彼女でもできたらぁ、
それはまた……(笑)

人間困ればねぇ、
話が通じなければ困るから、
なんか勉強しますよね?

人間っていうのは、
困ってるって思うと、
相手がかわいそうですから、

あ、この人はいま一生懸命学んでるんだな
って、そういふうに見てあげて欲しいんです。

それで、ま、こんな話は、
チョッと過激な話なんだけど、
よく、あの……
なんてのかな、家庭内暴力というか、
親をひっぱたいちゃうような、
子供がいるんだけど、

たいがい、そういう人に聞くと、
「あの子は小ちゃいときアトピーだったのよ」とか
「喘息だったのよ」とかって言うけど、
ゼンソクだったら
親のことひっぱたいてもいいんですか?
ってことになっちゃうんだよね?

いいわけがないんだよね。
それなのに、
「あの子はアトピーだったから」とか言って、
平気で、殴られてる人っていうのは

そんなに辛くないんです。

ほんとに辛かったら出てっちゃうんです。

出てっちゃえば、ホントはいいんです。
出てっちゃうと、
子供だって、ご飯食べさせてもらって、
家、住まわしてもらって…

親、いなくなっちゃたら、
ご飯食わしてくれる人いないし、
ぶん殴る相手だっていないでしょ?

ムカつくからって
隣のおじさんとかお母さん殴ると、
逮捕されちゃうんんですよ?

そんな当たり前のことが、
わかる。

やっぱし人間っていうのは、
学ばなきゃしょうがないんだよね。
って、いうことなの。
だから、お金に困っている人みたら、
『今、お金のことを学んでいるんだ』
って、いうふうにとってもらいたいな、
っていう話なのね。

で、これは1の話の半分だからね。
(00:11:30)

で、1の話の残り半分。

人のご機嫌とってませんか?

これは何ですかっていったとき、
このことだけみんな覚えといたら、
もしこのことを世界中がわかったら、

世界中が、平和になっちゃう。

それは何ですか?っていたっとき、
自分はどうも、
人間関係がうまくいってないなぁ、
それから、健康がいまいちだな、
っていう人がいたら、

どこかで、
人の機嫌をとってませんか?
って。

いいですか?
私の隣に機嫌の悪いひとがいます。

そうすると、
「どうしたの?なんかあったの?」

機嫌とっちゃ、ダメですよ。

あちらはあちらの都合で、
機嫌が悪いんです。

こちらはこちらの都合で、
機嫌がいいんです。

わかりますか?
隣がどんなにブスっとしてても、
自分の機嫌をとるんです。

で、自分だけニコニコしてるんです。
機嫌の悪い奴は、ワル(悪)なんです。

正しい人は、
ワルに合わしちゃいけないんです。
あくまでも、自分が、幸せだねとか
ハッピーだね、ツイてるね。
だからいつも、ツイてるって言ってな、って。

ツイてるとは、
自分の気持ちをハッピーにすること。
英語が多くて聞きづらいとおもうんだけど(笑)
気持ちをハッピーにする言葉なんですよね?

それを、相手の機嫌をとると、
いつまでも機嫌がなおらないと、
自分まで機嫌が悪くなってくる。

分かりますか?
自分の機嫌もとれないような奴は
ロクなもんじゃないんです。

それを、我々は…
とくに、精神的な勉強が好きなよう人って、
ついつい、相手の機嫌とってあげちゃうの。

だけど、機嫌が悪いなんつうのはね、
嵐とおんなじ、一過性なの。

嵐なんか、ナンボ吹いたからって、
日本が飛ばされたとか、
月がなくなったとか、
そんなのないの。

ほっときゃいいの。
いつもにこにこしてるの。

「いやぁ、家に行くと女房の具合が悪くてサ」

って、女房は女房の都合で、
具合が悪いの(笑)

ね?
オマエは元気で具合悪くしてろよ。
俺は明るくがんばるからな。
って。(笑いと拍手)

常に機嫌のよい人が、
この世の中リードして、
あくまでも、自分の機嫌を崩さないと、
周りがこっちの方に合わしててくるんです。

正しい方が、悪に合しちゃいけないの。

わかった?
人の機嫌をとるんじゃないよ?
自分の機嫌をとるの。

もう、ぶすっとしてる、もう如実に、
こう顔に、なんかイヤなことあると
顔にすぐ表すやつがいるの。

相手の都合だからね。
どうでもいいの。
10日でも二十日でもぶすっとしてればいいの。
こっちはね、
ずーっとこっちの都合でニコニコしてる。

ね?
だからそのために、
ツイてるツイてるとかって
言葉を言わないとダメなの。

なまじ同情してね、
チョットかまってあげるとね、
抱き癖のついたグズついた
子どもとおんなじように、
大人になってもね、
ぶすっとすりゃ、
かまってもらえるって思ってんの。

そういうのは、
会社で一番下で働いてりゃいんだよ。
それが、間違って出世しちゃったりなんかして。
もう、社長なんかになっちゃった日にゃね、
どのぐらい人が迷惑すっかわかんなからね?(笑)

わかったかい?
だから、社長が機が嫌悪かろうが、
部長が機嫌が悪かろうが、
自分だけはニコニコしてるんだよ?
で、自分の都合をとるの。

で、戦争する人、人殺しする人、
機嫌のいいひと一人もいないんだよ?

おおよそね、
犯罪起こす人でもなんでもそうなの。
イライラしてんの。

でね、自分で自分の機嫌もとれないような奴は、
失格ですね。

ということで、みんな。
ツイてるツイてる、って、
あ、そういう意味なんだ。

出しきる

00:17:00

オッケーですね?
で、ここまでの話は、
『ツイてる』って本に、
入れてあるのね。

で、続きがあるの。

聴かなきゃよかった、
っつうくらい、いい話で(笑)

それがですね、出しきるという話なの。

徳を積む

00:23:00

魂力(たましいりょく)

00:31:40

曼荼羅の話

00:37:00

魂力の話までしたでしょ?

で、今日はサービスで……
(会場拍手)

曼荼羅の話、っつのがあるの。

珍しいでしょ?
ね?この前ね、
エンジェルちゃんからマンダラいただいて、
マンダラの話をちょっとしたらね、
またやってまたやって、って。
テープに入れないと
ずっとやらされるなと思ってっから。

曼荼羅ってね、
だんだんだんだん、
こう円の中に、
最後に大日如来(だいにちにょらい)っていう、
盧遮那仏(るしゃなぶつ)ってのがいる。
マンダラってのがあんのね。

で、絵のこう一番周りなんか見るとね、
人間が人間を食べてるの。

で、人間の魂が成長してくる過程、
あれなんですか、っていうと、
ピラミッドを真上から見たのと思えばいい。
そうすると、ああ、
こいうふうに上がってってんのか。

ピラミッドを真上から見ると平らに見えるじゃない。
そういうもんだと思っててね。
それで、今ね、

『困ったことは起こらないんだよ』
それから、
『自分の機嫌は自分で取るんだよ』

今度あのネ、曼荼羅のよく見ると、
4箇所に、門がついてる。

この門が、閉まっちゃってると明かりが入らないから、
無明(むみょう)の世界。

闇の夜なんだよ。
心がね。

そうすると、第一の門を開けるためには、
なんでも困っちゃう困っちゃうと思ってるから、
門が閉じちゃうの。

それから、人の機嫌を取るんじゃなくて、
自分の機嫌を取れば、
第一の門が開くの。

わかりますか?
それから、出し切る。
自分能力を出し切るんだ、
自分の持ってるものを
惜しみなく出し切るんだ。

惜しみなく出し切るって、
お金とか出しちゃダメだよ。

みんな自分が困っちゃダメなんだよ?
困ってる人を助けようって人が、
困っちゃっちゃあ、ダメなんだからね。

第二の門が、出し切るという門なの。

で、第三の門。
これが、徳を積む。人徳の事。
人の事、明るくしてあげる、
徳を積むなんて大変なことにように思うけど、
いつもにこにこ笑ってるか、
人が明るくなるようなことをしてればいいの。

それで、3つ目が開くの。

それで、4つ目の門がなんですか?っていったとき、
魂力(たましいりょく)

この魂力をつけるんんだ、
魂力で勝負しよう、っうんならいいけど、
モノで勝負しようだとか、
俺は社長で偉いんだとか、
そうので勝負しようとか、
そういう事はめた方がいいよ。

で、この四の門が開くと、
魂って、勝手に、勝手に成長するの。

だから、魂を成長させるためとか、
悟りをひらくために、
なんかする必要ない。

その、先ず、門をあけな。
たったこれだけなの。

で、たったこれだけで、
人生も違っちゃうし、
自分に起きる現象も違っちゃうの。

ホントにツイてるって言葉は、
最初の一言なんだけど、
ツイてないと思っている人って、暗い。
うん。
で、暗いだけで失格。

ほんとだよ?
だって、明るくないとさ、
しょうがないもんね。

カルマの話

00:41:20

それで、カルマの話ね。

人間って、みんなあ因果ってあるでしょ?

因果ってなんですか?っていたら、因果って、
オレンジがあって、
それを絞ったらオレンジジュースになったと。

こういう話でね、
大した話しじゃないんだよ。
因果って怖いはなしじゃないんだよ。
原因と結果っつう話だからね。

原因がないで、結果ででるわけないんだから。

なんですか?っていったとき、
悪い行いをして、出てくる結果を、
『カルマ』っつうの。

で、いいことをするじゃない?
みんなにいい事をして出てくるのが、
『ダルマ』っつうの。

こうやって、いいことしようなって思っても、
自分がいいことするつもりだけど、
失敗しちゃうこともあるじゃない?

ダルマさんて、すぐ起き上がるでしょ?
自分の言い方ちょっと研究しような、とかね。
ちょっと、この言い方変えようとか、つって
すぐ起き上がるの。

それで、起き上がって、
みんなにまた挑戦するの。
わかりますか?
だから、ダルマのように、
コロッ、ころっと何回も倒れても、
100回倒れたら、
100回起き上がるの。

で、そんな気持ちで、
みんなで、人を傷つけるようなことをやめようよ。
つってるだけのことなんだよ?

よくいろんな、やれサトリだなんだ、
いろんなこという人いるけど、
ホントはさ、目の前にいる人に、
愛情のあることしか出来ないんだよ?

悟んなくてもいいから、やろう?
ね?

もう悟るの待ってたら、
あとどの位かかるかわかんないから(笑)
悟んなくてもいいから、
自分の機嫌は自分で取ろう?

隣の人機嫌悪くても、
絶対自分だは機嫌よくしてよう。

うん。

ひとりさんは、なーんで、
こんな話したりするんですか?
っていうけど、
この前もね、こういう話してて、
テープだたで配ってあげなって
配るとね、一人さんは
何をやろうとしてるんですか?って。

最後に俺は、
宗教団体でもつくると思ってる人がいるんだけど、
しないの、そういうこと。
ホントなんだよ?

で、ホントにこの人は
そういうことをする気がないんだ、
ただやりたいんだ。

ツイてる神社だってそうなの。
アレ赤字なんだから俺。

ほんとだよね?
何であんなことやってんですか?
っていうけど、
あたしにとって、キャバレー行くより、
ツイてる神社でみんながが来て喜んでるよ、
つったほうがいいからだけなの。

人間って趣味ってあんじゃない。
それでも、こういう精神的なことやっても、
ずーっと疑われるの。
で、あたしの疑りが晴れるのは、
私が死んだ時。

で、死ぬまでずーっと何もしなければ、
ホントにしなかったって、わかるよ。

え~、みんなね。
覚えとくといいことがあるよ?

人から何かもらったら
「ありがとう」って言うんだよ?
その時、たとえばお菓子のカールってのがあるよね?
「はい、これくれるよ」っていたら、
「ありがとう」なの。

「私カール食べません」とか
言っちゃダメなんだよ。
あのね、人がものをくれた時に、
心から喜ばないと、
うらまれる。

カールの話はお寿司屋さんがしてたの。
後輩やなんかに、
「おい、オマエこれ食えよ」
とかって親切に渡したとき、
「いや、ボク要りません」とかっていうと、
いじめてやろうって、
決意するらしいんだな?(笑)

いや、そういことよしなとか言ったけど、
人間てそういうものなの。

だから、人様がくれるって言ったら、
「ありがとう」っていうの。

中には、絶対要らないな、
っていうのもあるんだけど、
それでも、「ありがとう」
って言う修行なの。

この前ね、私ね、すごいモン貰ったの。
恵美子さんが帯広に、
観音様をたてて、
スゴイでかいんですけど、
それの観音さまにね、
『ひとりさん観音』て名前つけてくれたの。

で、俺も「ありがとう」っていったんだけど、
チョット考えて?
生きてるうちから拝まれたらさ(笑)
いやだ、イヤでしょう?
ほ、ホントに。

ツイてる観音とかならないの?
つったら、
「もう看板つくっちゃたからならない!」
とか言われて…
「そ、そうなの?」
とかいうけど、

もう俺も死んだと思えばいんだから。
ね?

いろんなことがあります。

今日の話は、
100回聞いてください。

そいで、100回聞くと、
いい話だなぁ。

もう50回じゃダメです。
100回聞いてください。
そしたら、
あ、こういうことなのか。

だから、一人さん、
いつも幸せそうなんだ。
何見てても幸せなんだ。
何食べてても幸せなんだ。

そしたら、
こんなにいい仲間が出来て、
その仲間の、今日は、
みっちゃん先生の出版記念パーティーに、
全国からこんなに大勢来てくれて……