華麗なる商人

華麗なる商人 【斎藤一人さん】 r_a

ひとりさんの独り言です。
聞いてください。
今、日本人にとって一番大切な事はなんなのか?
って言った時に、カッコ良さなんですよ。
カッコ良く生きる。
で、今の若い人達っていうのは、
ほとんどの人が、芸能人なりたい、
サッカーの選手になりたい。
若い人に聞くと、ほとんどがそうなんです。
それで、アメリカに行くと
事業家になりたいとかってすごく多いんです。
今、日本では、事業家が出ないっていう話があるんですけど、
なりたがってないんだから出ませんよ。
なぜかって言うと、カッコよくないんです。
あの、能登半島行くとね『御陣乗太鼓』って、
ものすごい大変な太鼓があるんだけど、
非常にカッコが良いんですよ。
そうすると、ちっちゃい子から何から、
継承したいって人がいっぱい出てくるんですよ。
ところが、今は、商人でもなんでもカッコ良くないんです。
で、カッコよくないから憧れないんです。
時々、経団連の方とか、いろんな、
テレビでね事業家の方出るんだけど、
ああふうになりたいっていう、
思わせる物がないんです。
で、かっこいいって何かつったとき、
カッコいい考え方なんです。
カッコいい考え方ってすごく大切ですよ。
うちの会社もパーティやなんかやるんです。
その時に、ホントにこうみんなピタっと旗持ってね、
行進したりするんですよ。
その時に、みんながほんとに感激して、
1回持った人はまた持ちたい、
見た人もまた持ちたいって言うから、
旗持つ人がものすごく多くいるんです。
それってカッコよさなんです。
楽しさ、カッコよさ。
この二つがないと、人ってついてこないんですよ。
繁盛してるお店ってやっぱしカッコいいんです。
そこの旦那さんの考え方もカッコいいんですよ。
よく、カッコばかしつけてんじゃないよって言うけど、
あれはカッコばかしつけてんじゃないよってのは、
それがカッコよくないよ、って言ってるだけなんです。
日本漢方、カッコぐらいつけろよ。
カッコよく生きようよ。
一生一回じゃないか。
例えば、『ひざこし』で、
ぽつんの売るところがあるんですよ、ポツンと離れて1軒。
そういう所って、少し売ると、
だんだん火が消えたようになってきちゃう。
なんでかって言うと、ほんとは、周りにいないからなんですよ。
ユダヤの商人はカッコいいんですよ。
華僑も世界で通用するんですよ。
華僑は何するかって言うと、
必ず中華屋でもなんでも隣同士にわーっと作るんですよ。
必ず隣同士につくって、お互いが助け合って、競争しあうんです。
競争しあってるけど、助け合ってるんですよ。
だからそこに人がどんどんどんどん集まっちゃうんですよ。
日本人ていうのは、すぐ離してくれ離してくれ、って。
自分一箇所にしてくれって。
その考え方がカッコ悪いんですよ。
だから結局成功しないんですよ。
それよりも、今、恵美子さんのところで
一ヶ月で1600個売ったところがあって。
1600個ということは、1600個が行き渡ったから、
大勢の中から同じ症例の中から治る人がいっぱい出てくる。
だから、口伝も伝わる。
だからお客さんも来るんですよ。
でも、自分の所は200個しか売れなくても、
200個売るところが周りに5件あれば、
そこの村とか町では
『ひざこし』の名前がわーっとあがってくるんです。
だからいっぱいお客さんが来ちゃうんですよ。
それを、自分とこ一軒で、っていう、
これが日本の商人が、ユダヤの商人にもなれない、
華僑の商人にもなれない最大の理由なんですよ。
それよりもお互いが共鳴しあえばいいんです。
ああ、『ひざこし』ってすごいね、て。
隣の薬局でも売ってる、隣でも売ってる……
そしたら、いっぱい来るんですよ。
それを自分とこ一軒で、
自分の周りにチラシまいてあつめましょう……
よーく考えてくださいよ。
大学病院でもなんでも、
チラシもなにもまいてなくたって来るんですよ。
うちの『ひざこし』でも、
大学病院いこうがどこ行っても
治んなかったようなもんが、どんどん治るんですよ?
それがなぜ来ないんですか、って。
それは、共鳴しあって、競争しあって助け合う、
これをやってないからなんです。
それのことを嫌うこと自体が、なんでも独占にしたがる。
商人に独占なんかないんです。
官僚ぐらいです。
銀行でもそうですよ。
銀行も半分官僚みたくなっちゃったから、
あの銀行ですらつぶれかかってんですよ。
頭取から社長から、全員考え方がカッコ良くないんです。
アメリカなんかそんなことないんですよ。
アメリカの商人なんていうのは、世界と闘ってるんですよ。
国に保護してくれなんか、誰も言ったことがない。
日本人だけですよ、二言目には政治が悪い、
政治家が悪いだとかい言うけど、
政治家なんてのは、
歴史が始まってから良かったこと、1回もないんです。
政治がよかったなんて歴史は1回もないんですよ?
せいぜい言えば、今が一番いいんですよ。
それなのに、政治家のせいにするけど、そんなことはないんです。
侍でも官僚でもお給料というのは決まってもらえるんです。
『常禄』って、常にもらえる禄がある。
『商人に常禄なし、稼ぐは一生のつとめなり』
(商人に定禄なし、稼ぐは一生のつとめなり)
これが商人の考え方なんです。
それがカッコいい生き方なんです。
誰にも頼らないんです。
それで、競争相手はできるだけそばに作ってくれ。
できたら隣のそこに是非『ひざこし』置いてください。
そしたら、はるかそこの地域にあがる知名度は、倍になるんです。
何倍になったって、これから健康食品なんか、全員が飲むんです。
何かやろうって時代になるんです。
医療費だけで24兆円かかってんです。
1割だって、大変な金額なんです。
それを薬屋さんで分けたら、とてつもない金額なんです。
それを、ここの他には置かないで下さい、って。
カッコ悪いです。
そのカッコ悪さが、貧しくするんです。
跡取りをつくらないんです。
それと、自分の灯を消しちゃうんです。
私なら言います。
是非となりの薬局にも置いて下さい、
その隣にも置いてください、
向かいにも置いて下さい。
その中で一番私はお客を来さして見せます。
それが、人間力なんです。
横浜の中華街も、いろんなことやってます。
でもちっちゃいとこも、負けてないんです。
うちは、おかゆだけだったら日本一なんだ。
みんな言ってます。
必ずそばにつくります。
これから日本の商人も、ユダヤの商人にも負けない、
華僑にも負けない、どこが来ても負けない。
目指すは、世界に通用する、
ホントにカッコイイ商人なんです。
えー、ま、少し過剰な話でごめんなさい。
以上で、終わります。

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