私たちの主役は「真我」

2011年5月
柴村恵美子さん出版記念パーティー講演

脳は、俺たちの主役はね、
神様からいただいた
『分け御霊』という針の先みたいな光があるの。
それが、心臓のなかに入ってるの。
それを真我というんだよ。
神が、道具としてつけてくれたのが、
手だとか頭だとかそういうもんなんだよ。
ところが、これが、この脳は、
じゃじゃ馬みたいなものなんだよ。
乗りこなせば名馬なんだよ。
ところが、この脳に反対にやられちゃうんだよ。
うまいことやるんだよ。
俺は中学を卒業して、得だ、得だっつってるんだよ。
誰に言うかって、自分の脳に言うんだよ。
脳に、俺は絶対中学出て、
高校で3年、大学で4年7年早く社会に出てっから
得なんだ、得なんだって、脳に言うと、脳は得なことをもってくるんだよ。

脳は『牽引の法則』と言って、
コンピューターとちがうものすごい力があるのは、
脳は、自分の思ったものを運んでくる力があるんだよ。
わかるかい?
だから、高校出てないとバカにされて、
学歴がないとバカにされるって言うのを
脳が聞くと、バカにする奴を連れてくるんだよ(笑)
脳は、そういう働きがあるんだよ。
わかるかい?
一人さんはなぜか、そのことを知ってんだよ。
だから、大学出は、得だ得だって言ってりゃいいんだよ。
人に言うんじゃないよ、自分に言うんだよ。
そうすると、得なことを起こすんだよ。
脳はね、1万稼ぐのも、100万稼ぐのも同じなんだ。
脳はすごい力があるんだよ。
ところが、ここにいる人全員が、
いちばん信じられない人は、実は自分なんだよ。
自分が信じられないんだよ。
一人さんもよく言うの、
俺、たった本社に5人しかいないけど、
納税で日本一なって、それ、ずっと続けたんだよ。
そんなことできるんですか?っていうと、
俺にはできないんだよ。
ただ、脳にはできる。
うちはね、日本漢方研究所っていうけど、
研究所がないんだよ。
研究員もいなんだよ。
俺も研究していなんだよ(笑)
そんなこと、不可能が可能なるんですか?
脳にはできるんだよ。
脳は一番いいのは、
俺は中学しか行ってないからダメなんだ
って言うと同時に脳は喜ぶんだよ。
脳は頭使わなくていいんだよ。
あの、松下幸之助さんがね、
自分を出世させたのは3つのことしか考えられない。
1つは、家が貧乏だ。
学校へ行ってない。
もうひとつは、病気だった。
家が貧しいから、金持ちになろうとした。
学校行ってないから、勉強して本読んだ。
体が弱いから、
自分の代わりになってくれる人を、
育てようと思った。
わかるかい?
これ部ね、ダメだっていう元なんだよ。
ところが松下幸之助さんはそうじゃないんだよ。
この3つのおかげで、自分は偉くなれたんだ。
家が貧しいからダメだって言うけど、ウソだよ。
世界の偉人伝なんか見てみな、
ほとんど貧乏人なんだから、家が(笑)
大金持ちで、さらに金持ちなりましたって、
でてこないよ。
ウソなんだよ、要は、脳は、なまけたいんだよ。
脳をなまけさせないゲームなんだよ。
わかる?
脳に得なんだって言う、
たとえば、一人さんは商人だよな。
16歳ンときから商人をしてて、
お金がないなんて、おかしいんだよ。
どのようにおかしいか?の問題じゃないの。
おかしいの(笑)
あとは、脳が考え出すの。
わかるかな?
うちの仕事で言うと、
月500万売る人と、
月5万の人がいるんだよ。
同じものを売ってて、
私が5万円しか売れないのは、おかしいんだ。
ところがね、おかしいと思わない人は、
思わないような人と付き合ってんだよ。
わかる?
脳に対して、
脳がさぼろうと思うような考え方を
入れちゃいけないんだよ。
松下幸之助さんって、
小学校しか出てないんだよ。
俺は中学出だから、
俺のほうが出世しちゃうんだよ(笑)
なぜかって言うと『学歴社会』なんだよ(笑)
脳に対して、自分が損なことを言っちゃダメなんだよ。
脳は偉大なるコンピューターなんだよ。
ここに不利なものをつっこんじゃダメなんだよ。
だから前はね、天国言葉教えたり、
肯定的なことを言ったの。
だけど、何で成功するんですか?
何で人の頭って、そうやって成功するですかって。
人の中には、分け御霊という神がいるんだよ。
俺、宗教家にはなれないんだよ、
だってみんなの中に神がいるって言ってるんだよ。
俺が神だ!っつったとき、宗教なるんだよ(笑)
みんなの中にいるっつってんだよ。
だから、同じだからなれないんだよ。
理由は簡単なんだよ。
ここにいろんな宗教やってる人がいたら、ごめんね。
俺、人の宗教を批判しようとかっていう気はないの。
ただ、わかってもらいたいの。
どの宗教にも奇跡があるんだよ。
劇的に病気が治った人とかいるんだよ。
どこだってそうだよな、って。
どこの宗教だって効くんだよ。
え~、仏教は、願い事を聞かなかったんだよ。
お釈迦さまがやってた頃はね。
で、なんで聞かないんですか?って、
効かないよだって、自分が王子様なのに、
それを捨てて出てきちゃったような奴に、
お金持ちになりたいんです、って、
そんな奴の話、聞くわけねぇじゃん。
ね?彼女欲しいんです、とかって、
王様やめて出てきちゃうような奴が、
そんなの知らないよって言うにきまってんじゃん。
お釈迦さまって、少し変人だからね、アレね(笑)
いや、ホントだよ、ね?
いや変人だから、いけないってわけじゃないよ。
世俗のゆうことは聞いてくんないんだよ。
そしたら、インドのほうでも、
ヒンズー教に変わっちゃったんだよ。
だって、ヒンズー教はお願いに行くと聞いてくれるんだよ。
最後の最後になったら、密教っていうのをつくったの。
密教は、願い事聞くんだよ。
インドのお釈迦さまでも、
布みたいの巻いていたんだよ。
ところが密教は違うんだよ。
紫の衣みたいの着て、護摩焚いてぇ、ね、
後ろで鐘たたいたり、
なんかジャンジャンジャンジャンやるんだよな。
そうすると、どうなるかっていうと、
自分に自信がない人は、自信がないんだよ。
だけど偉そうなお坊さんが、
護摩を焚いたりなんかして、
あんたのために火ぃ焚いてパーッてやってると、
その気になるんだよ(笑)
その気になったあなたに、奇跡が起きるんだよ。
どこの誰が奇跡を起こして?じゃない、
自分で自分に奇跡を起こすんだよ。
本来は、自分に自信のない人は、
俺にはできないけど、脳にはできる(拍手)
一人さんのお弟子さんにみんなね、
みんなね、私たち社長になれるかしら?
……なれる!
あなたにはできないけど、脳にはできる!