神様に上手にお願いする方法

(田宮陽子さんが読み上げています)

はい、おはようございます。
斎藤一人です。
この15分間シリーズは、
私の教えの大切な部分を
15分間でなんとか伝えたいなって
気持ちで一生懸命話したんですけど、
えー、中には40分とか
1時間かかっちゃってるのもあるんですけど、
これからもずっとシリーズとして
15分で話していきたいなって思ってます。
それから、この本には
神様って言葉が出てきますけど、
宗教とは全く関係がありませんから、
安心してください。
もちろん宗教やってる人も
否定してるんじゃありませんから、
あなたの好きな宗教を
楽しみながらやって結構です。
それとここに出てくる神様は、
あなたの中に神がいる、
「内神様」ですよっていう話なんです。
で、この内神様ってすごく便利で、
お賽銭も全然いらないし、
内神にお礼したくなったらね、
あなたの好きな美味しいもの食べるとか、
素敵な服買うとか、
それがね、神様に対するお礼になるっている
本当に便利な神様ですから、
楽しみながら一回聞いてみてください。
よろしくお願いしまーす。

……

あ、追伸です。
できたらこのテープは10回聞いてください。
10回聞くと大体よくわかると思います。
よろしくお願いします。

………

はじめに

今から話すことは、
信じなくてもいいんですよ。
とても信じられないような話だと思いますけれど、
この話を知っているだけで、
あなたの心は随分と楽になると思います。
たった15分間で読み終わってしまうお話ですが、
この15分間で、
あなたが今まで長年抱えてきた悩みが、
ひょっとすると消えてしまうかもしれません。
それで、自分のことが好きになるし、
周りの人のことも大好きになる。
毎日が生き生きして、
人生がとびきり楽しくなる話なので、
よかったら聴いてくださいね。

斎藤一人

………

本文

【人は何度も何度も生まれ変わる】

突然ですが、
あなたは前世とか来世とかいう
言葉を聞いたことがありますか?
前世というのは、
あなたの今回の人生の前の人生のこと。
来世というのは、
あなたの今回の人生の次の人生のこと。
あなたは今回の人生で亡くなってしまうと、
人生もうおしまいだと思っているかもしれませんね。
でもね、そうではないのです。
肉体は無くなっても、
魂(心)が無くなることはありません。

今回の人生で寿命が来てなくなると、
そして天国で新しい体に変えてもらって
その新しい体で、また次の人生が始まるのです。

こうやって、
人は何度も何度も生まれ変わっているのです。
初めて聞いた人は、
とても信じられないでしょう?
でもね、これって、ホントのことなんですよ。
このことを基本とした上で、
一人さんの話の続きを聞いてくださいね。

【魂の成長のために人は何度も生まれ変わる】

なんで人は何度も何度も生まれ変わるんですか?
っていうとね、
それは、魂の成長のために生まれ変わるんです。
人は生まれ変わるたびに、
いろいろなことを経験して、学んで、
おりこうさんになっていきます。
何か良いことをした時に、
「こういうことをすると人から喜んでもらえて、
自分も嬉しくなるんだな」
っていうことがわかり、
「よし、ますますこういうことをしていこう」
と学ぶこともあります。
その反対に、何かのはずみで、
悪いことをしてしまった時に、
「こういうことをすると、
人から嫌われて、自分も悲しくなるんだな」
っていうことがわかり、
「こういうことは二度とやめよう」と、
学ぶこともあります。

良いことも悪いことも、
自分で経験してみなければ、
本当に心に腑に落ちることはありません。
ですから、経験というのは、
どんな経験であっても、
あなたの成長に大きく役立っているのです。
そして、一つ経験して学ぶたびに、
魂のステージというのは、
グンと上がっているんです。
ここまでわかりましたか?

さて、話のポイントは、これからですよ?

【究極の魂の成長とは、自分が神であることが分かる】

私たちは、いろんな経験をして、
その経験から学び、
魂のステージが1つずつ上がっていきます。
では、行き着く所、究極の、
魂の成長とは何でしょうか?
それは、

“自分が神であることが分かる”

“自分の中に神様がいることに気づく”

ことです。

「神さま」というと、多くの人は、
天にいるものだと思っていますよね?
ですから、叶えたいことがあると、
一生懸命、天に向かってお祈りするでしょう?
または、なにか困ったことがある時に、
空を見ながら、
「ああ、神様」と拝んだり、
すがったりします。

ところが、もっと近いところに、
「神さま」というのはいるのです。
“あなたの中に、神さまがいる”のです。
ちなみにこれを、「内神さま」といいます。
後ほど詳しく説明します。

こういうことを話すと、
多くの人は、とても信じられないと思うでしょう。
「こんなダメな自分の中に、神さまなんているはずがない」
そう思う人が、ほとんどだと思います。
でもそう思っているあなたの中にも、
神さまというのはちゃんといて、
今もあなたを見守っているのです。
そして、「自分は神である」と気づいた時から、
魂の成長は大きく飛躍を遂げていくのです。

魂のステージがあがればあがるほど、
あなたが思い悩んでいたことが
一つ一つ消えていってしまいます。
例えば、日常生活のなかの、
人間関係の問題やお金の悩み、
そういったものが、
不思議と解決できるようになるのです。
ですから、魂のステージが上がるほど、
あなたの人生はラクで楽しくなる。
早く魂のステージを上げてしまったほうが、お得なのです。
魂のステージを飛躍的に上げるには、
”自分が神だと気づくこと”。
これが一番手っ取り早いのです。

「でもやっぱり私の中に神さまがいるなんて、
とても信じられない」
そう思う、あなたの気持ちもわかります。
そういう人に、
取っておきの方法があります。
今からお話する、
”魔法の言葉”を言っているだけで、
あなたは自分の中に
神様がいるということを
信じられるようになるんですよ。

「私は神です、あなたも神です、みんな神です」

この言葉を、朝起きた時に、
10回くらい言ってみてください。
言えば言うほど、
だんだん自分が神であるっていうことに
気がついてくるんです。
自分が神だということに気が付くと、
あなたの人生は劇的に変わります。
「私の中に、神がいる。
だから私も幸せになることができるんだ」
と信じることができるからです。

例えば、今まで病気がちだった人は、
少しずつ健康になっていくでしょう。
今まで仕事がうまく行かなかった人は、
周囲がビックリするほど、
仕事出来る人に変身してしまうかもしれません。
今まで誰にも愛されたことがない人は、
あなたを愛してくれる人が、
ちゃんと出て来ます。
そういう風に、
あなたが今まで味わったことのない、
良きことが、少しずつ、
少しずつ起こってきます。

そして、その良きことは、
徐々に加速していきます。
そう。あなたが、私は神で、
あなたも神なんだ、
と信じれば信じるほど、
あなたの人生に良きことが
連続して起こるようになるのです。
きっと、今までの自分だったら、
すぐに諦めてしまったり、
勇気がなくて、
最初の一歩が踏み出せないことってあったでしょう?
でも、「私の中に神がいる。
自分には出来ないけど、
神には出来る」
そう思うようになると、
どんなことでも、
楽しく挑戦できるようになってしまうのです。

だから、「自分は神なんだ」と
気づくことって、
ものすごいことなんですよ。
とてつもないパワーを、
いただくようなものなのです。

【内神さまは、子機のようなもの。
本体の外神さまと繋がっている】

あなたの中に、神がいるんだよ。
こう言っても、なかなか信じられない人は、
きっと多いことでしょう。
なぜなら、神さまは外にいて、
それに向かって拝むものと、
小さい時から教えられてきた人が多いから。
神さまという存在がいると信じている人も、
天に入る神さまを信じていて、
それを心の拠り所としてきた人が、
ほとんどではないでしょうか?
だから、”あなたの中に神がいる”と言われても、
いまいちピンとこないのは最もな事だと思います。

それから、
「自分の中に神がいるなら、
みんなが天に向かって
拝んでいるのはなんなんですか?」
「神さまっていう存在は、
一人しかいないんじゃないの?」
と、疑問に思う人がいるかもしれません。
そのことを、
今からできるだけ
解りやすく説明したいと思います。

まず、基本的な考えとして、
神さまには2種類あります。

一人目が、”外神さま”
外神さまは、
この世を創造してくださった、
大元の神さまで、
宇宙の中心になっている神さまです。
これを、天の中心に一つだけ存在する、
”絶対神”ということで、日本的に言うと、

”天之御中主(アメノミナカヌシ)様”と呼びます。

天之御中主様は、
大元のでっかい霊ということで、
大霊ともいいます。
また、アラーと呼ぶ人もいるし、
ヤハウェと呼ぶ人もいるし、
大日如来とか、
盧遮那仏と呼ぶ人も居ます。
呼び方はいろいろですが、
どれも、大元の神さまのことを言っているのです。

天之御中主様は、
私たち人間、
一人ひとりに、
”分け御霊”というものを下さっています。
この分け御霊のことを、
真我とか、
超意識と呼ぶこともあります。
そして、この分け御霊のことを、
内なる神として、
”内神さま”と呼んでいるのです。

内神さまは、
言ってみれば、
電話機の子機のようなものです。
私たちは自分の中にいる、
内神さま(子機)を通じて、
宇宙の中心の神さま(本体)と繋がっているのです。
地球上の人、
一人ひとりをすべて見守るために、
内神さまを備え付けた。

なぜ、神さまは、
私たち一人ひとりに内神さまを備え付けたのですか?
そう思うでしょう?
そのことを説明しましょうね。

神は、すべての人間の魂を
もっともっと成長させたいと願っています。
しかし、この地球上には、
たくさんの人がいますよね。
大元の神は一人ですから、
一人で大勢の人を
ずっと見ていることはできません。
ですから、自分の分身である、
小さな神さまを、
一人ひとりの中に、
備え付けたのです。
そして、その人が困ったときや、
願いを叶えたいときに、
いつでも内なる神さまが
その人に力を貸してくれるように
してくださったのです。

【あなたの願いを叶えてくれるのは、内神さま】

あなたは、今まで何か願い事が叶うと、
天の神様(外神さま)が
叶えてくれたんだと思っていたことでしょう。
しかし、実はあなたの願いを叶えてくれたのは、
あなたの中にいる内神さまだったのです。
あなたが、このことを叶えたいと
強く強く思っていると、
ある時、内神さまに、
その思いが到達することがあります。
そうすると、内神さまが、
あなたの願いにエンジンを
掛けてくれるのです。
そして、あなたにとって最高のタイミングで、
願いが現実になるようになっているのです。

さて、ここで、大切なポイントです。
内神さまに、
お願いするときには、
ちょっとしたコツが有ります。
それは、

”なりたい状態になったつもりで感謝する”

ということです。

簡単に言うと、幸せになりたい人は、

「私はとっても幸せです、感謝しています」

と願うのがコツなんです。

今、あなたが不幸だろうが、
大変な状態だろうが、
そんなことは関係ありません。
なりたい状態になったつもりで
感謝していると、
内神さまと通じる魔法の扉が
すっと開いてしまうのです。

もうちょっと、詳しく説明しましょうね。

例えば、ずっと病気がちで、
なんとか健康になりたいと
思っている人がいるとします。
この人が、
「私をどうか健康にして下さい」
とお願いしたとします。
このお願いの仕方だと、
ダメなのです。
「健康にして下さい」ということは、
「私は今病気です」という思いを
発信したのと同じです。
つまり、自分の発信した思いを、
内神さまは叶えてくれるので、
この場合は叶うのが
”病気が重くなる”という
状態になってしまうのです。

ですから、病気の人が、健康になりたい場合は、
「病気が治りました。感謝しています。」とか
「健康にして頂いて、ありがとうございます。」とか、
健康になったつもりでお願いする。

そして、病気が少しでも良くなったら感謝する。
また少し良くなったら感謝する。
この繰り返しをしていると、
病気はだんだん良くなってしまうのです。

これは、他のことにも言えます。
豊かになりたい人は、
「豊かになりました。ありがとうございます」
と願えばいいのです。
仕事を繁盛させたい人は、
「仕事が忙しくなりました。
ありがとうございます」と願えばいいのです。

どんな願いでも、
すべて同じお願いの仕方で大丈夫なんです。
これがコツなんです。わかりましたか?

【内神さまへのお願いは、
最後に言ったことで決まる】

内神さまへお願いするには、
”なりたい状態になったつもりで
感謝することが大事”だとお話しました。

さらに、とっておきのコツをお教えしましょう。

”お願いする言葉は、最後に行ったことが大事”

なのです。
最後に何を話すかで、
あなたの発信する願いは、
変わってきてしまうのです。

例えば、
「部長がガミガミうるさく言うんです」
とずーっと思っていると、
ガミガミうるさく言うという思いが発信されて、
あなたの部長は、
ますますガミガミ言うでしょう。

ところが、
「部長が10倍うるさく言っても、
私は全然平気です」
と思うと、どうでしょう?
内神さまは、
「全然平気です」という
現実を叶えようとするのです。

その結果、あなたの心は、
なんだかとても落ち着いて、
平気な顔をして会社に通えるようになるかもしれません。
部長は、平気な顔をしているあなたに、
ガミガミ言いづらくなるかもしれません。
もしくは、あなたが他の部署に異動して、
部長と別れられるかもしれません。
とにかく、「私は全然平気です」に
伴う現象が起こってくるのです。

これは、例えてみると、タクシーと同じです。
タクシーに乗って、運転手さんに、
「東京駅に行って下さい」
とお願いしたら、運転手さんは、
東京駅に向かってタクシーを走らせますよね?
ところが、
「東京駅に…あ、やっぱり、
新小岩へ行って下さい」
とお願いしたら、
あなたが最後に行った「新小岩」へ向かって、
運転手さんはタクシーを走らせるでしょう?

最後に何を言うかで、
その人の運勢は決まってくるのです。
”最後にどんな言葉を放つか”を、
内神さまは聞いているのです。

【願いが内神さまに到達するのが、どんどん早くなる】

内神さまに上手にお願いして、
それがなんども叶うようになると、
素晴らしいことが起こります。
願いが到達する、
ハッピーロード(道のようなもの)が
あなたの中にできてくるのです。
そうなると、願い事が叶うスピードが、
どんどん速くなります。
これを、

”加速の法則”

といいます。

ちなみに、一人さんの中にも、
願いが到達するハッピーロードは
しっかり出来ていて、
年々願いが叶うのが
早くなっているのを感じています。

例えば、昼間にふと、
こうなりたいなあと思ったことが、
その日の夜には叶っていたりすることがあります。
実は、納税日本一になりたいと思った日もそうでした。

ある日、ふと、
「俺、納税日本一になりたいな」
と思ったことがあります。
その日の夕方、
ラーメン屋さんでラーメンを食べていたら、
そのお店のテレビにニュースが流れました。
そして、
「納税一位は、江戸川区の斎藤一人さんです」
と、自分の名前が発表されたのです。

これにはもうビックリしました。
あんまり驚いたので、
ラーメンを半分残してしまったくらい(笑)
そのくらい、願いが叶うのが
早くなってしまったようなのです。

多分一人さんの場合は、
普段からハッピーなこととか、
自分を機嫌よくすることを
ずーっと考えています。
仕事で何かトラブルが起きようと、
「このことからは、何故か良いことしか起きない」
人間関係で問題が起きようと、
「このことからは、何故か良いことしか起きない」

と、何が起こっても、
プラスに捉えるクセがあるのです。

幸せな気持ちで心が満たされていると、
内神さまはものすごいスピードで
願いを叶えてくれます。
あなたの願いを、
1秒でも早く叶えるために、
幸せな気持ちで心をいつも
満たしておいて下さいね。

【自分の心の中にいる神さまに、
本当ですか?と聞いてみる】

私は、何か欲しくなった時に、
必ず自分の中にいる神さまに、
「それって本当ですか?」
って聞くクセをつけています。
自分の中にいる神さまに聞いてみると、
自分の本当の気持ちが分かるんです。
「あ、これは本当に欲しいんだ」とか、
「これは本当に欲しいんじゃなくて、
あの人が薦めているからだ」とか、
「世間一般では、お金持ちになったら、
ビルを建てるものだって言われてるけれど、
俺はいらないなあ」とかいう風に。

例えばあなたが、
家を買いたいと思っていたとします。
「湖の近くで、すごく広い庭があってね、
3階建てで、部屋はこのくらいあって…」
そういう風に、いろいろ夢を膨らませて、
それを願っていたとします。
その夢は夢で、素晴らしいものです。
でも一度、
「私は本当にそういう家が欲しいんでしょうか?」
と自分の中にいる神さまに
聞いてみるといいかもしれません。
そうすると、
「湖の近くに住むよりも、
都心で駅の近くのほうが、今
の仕事に通いやすいな」
ってことが分かってきたり、
「広い家だと、掃除が大変だよな、
マンションのほうが便利かもしれない」
って分かってきたりするのです。

あなたが夢を描いた時に、
それがなかなか叶わない場合は、
願っているものが
自分が本当に欲しいものではない
ということがあります。

「本当に住みたいところはどこですか?」
「本当に私の欲しいものは何ですか?」

って、自分の心の中にいる神さまに、
本当はどうですか?って聞いてみる。
そうすると、本当に自分の欲しいものが、
わかってくるものです。

例えば、
「私がお金持ちになったら、
毎日フランス料理のコースが食べたい」
っていう人も、
本当にそれが食べたいですか?
って聞いてみるといいでしょう。
ちなみに、フランス料理のコースは、
フランス人だって毎日は食べていませんよ。
フランス人だって、
夜はスープとフランスパンだけとか、
案外あっさりしたものを
好んで食べていたりするものです。

「本当ですか?」って
考えるクセをつけると、
「フランス料理は3ヶ月に1度にして、
毎日食べるなら、鮭定食がいいなあ」
という風に、
あなたの本当に望むものが
わかってくるかもしれません。

【心配の波動を出していると、
内神さまと通じにくくなる】

何かを常に心配している人っていますよね?
そのうち、なにか悪いことが
起こるんじゃないかな?と思って、
常にビクビクしている人がいます。
心配をすることは、
それほど悪いことだと思われていませんが、
私はできるだけ、
早くやめたほうがいいと思います。

人の思いには、
愛と恐れ(心配)の2種類しかありません。

愛のあることを考えているときは、
心配は忘れているものです。
心配なことを考えているときは、
愛のあることは考えられません。
そのどちらを選ぶかは、
本人次第ですが、実は、
心配性が癖になると、
あなたの中にいる内神さまと
通じにくくなってしまいます。

人は、常に心配をしていると、
心配の波動というものが出ています。
内神さまには、
その人が強く発信したことを
現実にするというルールがあるので、
現実に、心配しなければいけない出来事が
増えていきます。
そしてますます心配する時間が多くなる、
という悪循環に陥ってしまうのです。

どうかこの事に、早く気づいて欲しいのです。
実は、自信などの天変地異も、
人々の心配の波動が関わっているのです。
(もちろん地震が起こるのは、
それだけの問題ではありませんが)
みんなが心配の波動を出すのをやめて、
安心の波動を、
一人ひとりが発信するようになると、
地震が起こっても震度が小さくて済む、
ということも考えられます。

それだけ、
人が出している思い(想念)は大きいのです。
自分もみんなも、
幸せになるためにも、
余計な心配はやめましょうね。

【いいことをすればいい気持ちになり、
悪いことをすれば
嫌な気持ちになるのは、
内なる神からの合図】

こう言っても、
自分の中に神がいると信じられない人のために、
とっておきの話をしましょう。
あなたが何かいいことをした時に、
自分の心の中に、
なんとも言えない心地よさが
広がっていくことがありますよね?
これは、あなたの中にいる、内なる神が
「いいね、いいね、それいいね!」
と、喜んでいる合図です。
その反対に、
あなたが何か後ろめたいことをしたり、
人を傷つけるようなことをした時に、
なんだかイヤ~な気持ちが
ずっと後を引くことはありませんか?
これは、あなたの中にいる、内なる神が、
「ダメダメ、神的な生き方と
違う方向に行っていますよ!」
と残念がっている合図なのです。

このように、内なる神は、
どんなときでも私たちを見守っています。
そして、私たちがしたことに対して、
「いいね!」とか「違うよ!」とか、
心にちゃんと、
メッセージを送ってくれているのです。

【一人さんの教えは大好きだけど、
内神さまは信じられない…】

自分に自信がなくて、
自己重要感(自分は大切な人間だ)
と思えない人ほど、
自分の中に神がいるということが
信じられないかもしれません。
そんなあなたのために、
素晴らしいエピソードをお話しましょうね。

福岡県で、まるかんの特約店をやっている、
迎(むかえ)ちゃんという女性がいます。
迎ちゃんは、一人さんの教えが大好きで、
一人さんがすすめることは
何でもやって来たという実践ジャーです。
そんな迎ちゃんが、
たったひとつだけどうしても
信じられないことがありました。
それは、自分の中に、神さま(内神さまがいる)という教えです。
「こんなどうしようもない私の中に、
神さまなんて、いるはずがない…」
そんな風に、
内神さまの存在を否定する思いが消えず、
どうしてもどうしても信じられなかったそうです。

そんな迎ちゃんに、
私はこんな話をしました。

「迎ちゃんは、内神さまのことを信じられないよね。
もちろん、信じられなくてもいいんだよ。
でも、俺がひとつ言えるとするならば、
自分に奇跡を起こして、
しあわせになりたいと思うのなら
自分の中にいる神さま、
内神さまと仲良くするしかないんだよ。
俺も、自分の中にいる神さまのことを
ずーっと信じてきたから、
成功できたんだよ。
迎ちゃん、もしもね、
自分が内神さまと仲良くして
奇跡を起こそうって覚悟を決めたら、
こう言ってごらん?

”私は神です、あなたも神です、みんな神です”

これを朝起きたら10回行ってごらん?
迎ちゃんをますます幸せにしてくれる、
魔法の言葉だよ。

私がこの話をした時に、
迎ちゃんは何も言いませんでしたが、
心の中に何かがストンと音を立てて
落ちたような気がしたそうです。
ずっと自信が持てなくて、
心がいつも不安定で、
大嫌いだった自分。
でも、そんな自分の中にでも、
内神さまはちゃんといたのかもしれない。
内神さまの事を疑ったり、
否定したりしてきた私だけど、
こんな私でも内神さまは見守ることをやめずに、
ずっと守ってきてくれた。
そう思ったら、
「ごめんなさい、ごめんなさい」
と、涙があふれるように
こみ上げてきたそうです。

その瞬間から、迎ちゃんは覚悟を決めました。
今日から自分にいっぱい言おう!

「私は神です、あなたも神です、みんな神です」

内神さまを信じて、
大嫌いだった自分を変えてみよう!
こう強く思ったそうです。
心でそう決めた途端、
現実は驚くほど早く動き出すものです。
内神さまが、
「そう、それで良いんだよ」と、
応援してくれるかのように、
迎ちゃんの奇跡は、すぐにやって来たのです。

迎ちゃんは、
自分のお店のお客さんたちに、
内神さまのことを話すと
ある一人の女性が深く感銘を受け、
この魔法の言葉を、
何度も何度も言い始めました。
このお客さんは、
乳がんを患っていたのですが、
自分の中の内神さまに向かって、
「私は神です、あなたも神です、みんな神です」
と言い続けたそうです。
すると、彼女はみるみる体調が
良くなっていったそうです。

彼女が短期間で
あっという間に元気になったのを見て、
迎ちゃんのお店には
たくさんのお客さんが押し寄せるようになりました。
内神さまを信じたことで、
迎ちゃんのお客様は、
爆発的に増えていったのです。

【こんなに汚い格好をしていたら、
内神さまに申し訳ない】

迎ちゃんが内神さまを
信じたことで起こった奇跡は、
商売に限ったことではありません。
実は迎ちゃんは、
メイクやファッションなど、
自分の外見を磨くことに対して
興味をもったことは一度もなかったそうです。
ところが、内神さまを信じるようになった時、
迎ちゃんの心の中には、
こんな思いが沸き上がってきました。

「こんなに汚い格好をしていたら、
内神さまに申し訳がない。」

自分の中に神さまがいるのなら、
その神さまに喜んで頂けるような
格好をしていたい。
自分のことを愛し、
外見も中身も、
もっともっと磨いてみようと、
生まれてはじめて思ったそうです。
迎ちゃんは、
メイクの本を買ってそれを熟読し、
化粧道具をいろいろ揃えました。
そして、買ったことも触れたこともないような、
華やかな服を買いに行ったそうです。
レザーのショートパンツに、
真っ白いジャケット、
ヒールの高いブーツ、
ライトストーンがきらきら光るブレスレット…
綺麗にメイクして、
華やかな服をコーディネートしてお店に行くと、
迎ちゃんのお客様はものすごくビックリしたのだとか。

「迎ちゃん、別人かと思ったよ!」
「ビックリするほど綺麗になったね!」
「10歳位若返ったんじゃないの?」

と、みんなが口々に、とても喜んでくれました。
迎ちゃんは、
お店で人と会うことが楽しくてたまらず、
ハツラツと生きている自分が
いつの間にか大好きになりました。

迎ちゃんは、
内神さまを信じるようになったことで、
仕事もプライベートも劇的に変わったのです。
迎ちゃんのように、
自分に奇跡を起こして、
幸せになりたいと思うなら、
あなたも、自分の中にいる内神さまを信じ、
内神さまと仲良くすることが
一番手っ取り早いのです。

【あなたの回りにいる人全員が神なんです】

ちなみに、自分だけが神だ!と
思っちゃダメですよ。
あなたの回りにいる人、
親とか子供とかパートナーとか、
友達とか上司とか同僚とか、
みーんな神なんです。
人は全員が神なんです。
そこに到達すれば、あなたの人生は、
劇的に変わっていきます。

例えば、あなたが車を運転している時に、
パッと割り込む車がいるとしますよね?
普段だったらあなたは、
「チェッ、嫌なやつだなぁ」
と思って、イライラしたり、頭にくるでしょう。

でも、無理に割り込む人も神なんです。
何かの理由があって、
割り込みしたい神なんですよね。
仕事に遅刻しそうで、
ものすごく急いでいたのかもしれないし、
病気のこどもが待っていて、
急いで帰りたかったのかもしれない。
「どんな理由があるかわからないけれど、
とても急いでいる神だった」
そう思った時、あなたの心は、
フッと楽になりませんか?

「割り込みしてきた神を許そう」

そんな気持ちになれると思うのです。
これは、すべてのことに言えることです。
あなたにガミガミ言ってくる上司も、
あなたに意地悪をするお姑さんも、
あなたとそりが合わないママ友も、
あなたを毎日イライラさせるパートナーも…
みんなみんな、神なんですよね。
そう思った時、あなたフッと、楽になる。
相手にちょっとだけ、優しくなれる。
その思いこそが、
あなたの魂の成長の始まりなのです。

【その人は、最高の判断で、その行動を選んだ】

人はもともとが、神なんです。
ただ、成長途中の未熟な神なんです。
未熟だから、人から見たら、
それって間違っているよっていうことを、
平気でしてしまうことがあるかもしれない。
でも、それをした人はその人なりの、
最高の判断でやっているんです。
例えば、あなたの前に割り込みをした車の人も、
あなたから見たら、
「そんな危ない運転間違っている!」
と思うことでしょう。
でも、割り込みをした人は、
自分にとって最高の判断で割り込みをしたんです。
その人は、そういう運転を続けていると
次に割り込みをしようとした時に
パトカーに捕まって罰金を取られるかもしれません。
そういうことが起きて初めて、その人は
「あー、割り込みしちゃいけないんだなあ」
と、しみじみ腑に落ちて、そこから学ぶのです。

ですから、どんなできごとも、
本人が経験してみないと学びにはなりません。
あなただって、昔、
「なんであんなバカなことをしちゃったんだろう?」
って、思うことってあるでしょう?
タイムマシーンがあったとして、
その時に戻ってみると分かりますが、
その時の自分は、それしか判断ができないのです。
最高の判断で、その決断をしたのです。

その最高の判断で、
実際にやってみると、
だいたい失敗をすることもあります。
そうすると、
「これじゃあ駄目だ、次はやめよう」
っていうデータが脳に入っていくのです。
経験の一つひとつがデータになるから、
次に同じようなことが起きた時、
もうちょっと利口な判断が出来るようになっているのです。

【チャレンジャー(学ぼうとしている人)がいたら、
暖かく見守る】

あなたの周りで、
お金のことで困っている人はいませんか?
お金が入って来ると、
ギャンブルをやったり、
キャバクラに通って
あっという間に使ってしまったり、
または、すぐに人から借金をして
それが返せなくなってしまったり…
そういう人を見ると、
あなたは「困った人だなあ」と
ため息を付きたくなるでしょう?
でも、その人はお金に困っているのではありません。
お金のことを、学びたい神なのです。
言ってみれば、お金に困っている人ではなくて、
お金の修行をしている
チャレンジャー(学ぼうとしている人)なのです。

身内にそういうチャレンジャーがいると、
ついつい可哀相になって
「今回だけは助けてあげよう」と、
お金を出してあげようとする人がいます。
しかし、それが間違いなのです。
その人は、お金の修行の真っ最中なのです。
あなたがお金を出してしまうと、
その人の修行は途中で止まってしまいます。
するとその人は、
また別のことでお金を使い果たすようなことをするでしょう。
なぜなら修行というのは、
自分でちゃんと学んで、
気づきを得ない限り、
その人についてまわるようになっているのです。

わかりやすい例を出して、お話しますね。

私の知り合いに、
仲の良い姉と弟がいるのでたのですが、
弟さんのほうが、
ある時からギャンブルに狂うようになりました。
自分の貯金を使い果たすと、
借金をしてまでギャンブルを続け、
借金が返せなくなると、
たびたびお姉さんにお金を借りに来るようになったのです。
お姉さんは、借金取りに追われる弟を哀れに思い、
お金を工面しては、何度も何度も弟を助けました。

この姉と弟は、その後どうなったと思いますか?
弟は、ますますギャンブルにのめり込み、
借金は多額に膨れ上がりました。
そして、お姉さんの方も、
借金の返済に追われるようになり、
働き過ぎて体を壊したり、
金融会社とのトラブルに巻きこまれたりと、
次第に運勢が悪くなっていったのです。

このお姉さんは何度も弟を助けたのですから、
優しい人だったのでしょう。
そして、弟を助けようとしたことは、
人として”良いこと”をしたように思えます。
しかし、神的に見ると、これが間違いなのです。
神さまは、本人がやるべき修行を
他の人が邪魔することを嫌います。
そして、それを続けていると、
自分の修行から逃げた人も、
また人の修行を邪魔した人も、
両方の運勢が悪くなってしまうのです。

お姉さんは弟が借金取りに追われていたとしても、
手出しをしてはいけません。
「弟は、自分がやったことに対して
ちゃんと責任を果たせる人間だ」と信じて、
「弟はいい修行をしているなあ」と
気長に見守ることです。

そして、弟さんが修行の結果どんな状態になったとしても、
お姉さんは自分が幸せになることをやめてはいけません。
私たちは、幸せになるために生まれてきたのです。
幸せになることは、権利ではなくて義務なのです。
家族や兄弟が、
どんな状態になったとしても、
自分一人だけでも幸せになることです。
そうすれば、不幸な人が二人にならずに済みます。

そうすることが神的に言うと正解なのです。

【子供は、お母さんを通して生まれた神】

子供というのは、
お母さんを通して生まれた神です。
ですから、本当は親のものではありません。
子供は、
その親を選んで生まれてきただけなのです。

そのことがわかっていないと、
親というのは、
子供を私物化してしまいがちです。
自分の思ったとおりにならないと、
子供に対してものすごく怒ったり、
子供のことをコントロールしようとしたり、
子供がやりたがっていることを
「そんなことしちゃダメよ」と
なんでもかんでも抑えつけようとするのです。

親は子供よりも経験があるので、
「そんなことをすると失敗する」とか、
「そんなことをすると苦労する」
というのが分かるんですよね。
でも、子供はそれをしたいのです。
失敗したとしても、
苦労したとしても、
それを経験したいのです。

親が子供に教えなくてはいけないのは、
最低限のマナーだけです。
例えば、車の窓から物を捨てちゃいけないよ、とか
弱いものいじめをしちゃいけないよ、とか
後は、子供に何でも経験させて、
その経験から学ばせる。
それが、神的な子供の育て方です。

子供の欲求をずっと押さえつけていると、
思春期になったあたりでドカンと爆発します。
経験したいのにさせてくれないという
ジレンマが爆発するのです。
その爆発が外に向かうときは、
親に対して暴れたり怒鳴ったりします。
その爆発が内に向かう時は、
引きこもりになったり、
精神的な病気になることもあります。
どちらも、自分に経験をさせてくれない親を
困らせたいという思いから起きていることです。
ですから、親は、子供の”経験したい”という欲求を
なんでもかんでも押さえつけてはいけません。

「この子はそれを経験したい神なんだ」

と思って、なんでも経験させてやることです。
その経験で子供が失敗しても、
苦労することになってもいいのです。
どんな経験も、すべて糧となって、
その子の魂の成長に役立つことになるのです。

【どんな悩みにも必ず答えがある】

あなたが過去を振り返った時に、
恥ずかしくなるような
バカなことをしてしまったとしても、
あなたの魂を成長させるために、
そのバカなことは必要だったのです。
人間の世界では、
失敗とか成功があるように言われていますが、
魂的な世界では、
失敗というものがありません。
どんなに恥ずかしいことでも、
どんなにバカなことでも、
その人が死ぬ前に振り返ってみると、
「ああ、いい経験をしたなあ。
あのような事があったから俺は成長できたんだ」
と、思うようになっているのです。

あなたは今、辛いこととか、
苦しいこととか、
どうにもならないことで、
悩んでいるんだとしたら、
その出来事も、
あなたが生まれる前に自分で選んできたことです。
「今回はこれとこれを乗り越えて魂を成長させよう」という風に。

例えてみると、
専門学校の学生さんが、
好きな科目を選んで、
専門的に勉強するように、
悩みも、自分が好きなモノをえらんで、
それを専門的に修行するようになっているのです。

ちなみに、悩みというのは、
1つの条件の元に作られています。
それは、“自分が解決できるものを選ぶ”というルールです。
ですから、あなたが今悩んでいることは、
絶対にあなた自身で解決できるものです。

神さまは、答えのない問題を絶対に出しません。
例えば、どんな学校の入試試験でも、
答えっていうのは必ずあるように作られています。
この問題の答えは永遠にありませんでした
っていう問題を出したら、
受験をした人はみんな落っこってしまうでしょう?
それは、入試試験ではルール違反なのです。
それと同じで、自分に起きた問題には、
絶対に答えがあるのです。

【最高の答えは自分で知っているけれども、
心の奥に埋もれている】

悩みに対する最高の答えは、
必ず自分で知っています。
答えは自分で知っているけれど、
心の奥に埋もれていると言ったらいいでしょうか?
その答えを掘り起こすのが、
あなたの役目です。
答えの掘り起こし方として、
こんなやり方があります。

最近新小岩の一人さんファンが集まるお店では、
こんなことをやっているんです。
お客さんの誰かが、
一人さんに相談があるんですって言うとしますよね?
その悩みをみんなの前で話してもらって、
その場にいるお客さんたちに、
「その問題が、自分だったらどうする?」
「二度と起きない方法を考えてね」
って言うんです。
それで、その場にいるお客さんたちに、
自分なりの解決策を一人ずつ答えてもらうんです。
それで、最後に相談してくれた本人に、
「もし他の人に、同じことを相談されたら、
あなたならなんて答えますか?」と聞いて
「そうですねー…」
ってその人なりの答えを言うんです。

ここがポイントなんです。
本人が最後に自分で言った解決法が、
その人の悩みの最高の答えなのです。

だって、その解決法って、
自分でできないことは絶対言わないはずです。
その人が一番やりやすいことを言うはずなんです。
それがその人にとって、
最高の解決法です。
そして、その最高の解決法は、
その人の心に埋もれていたことです。

自分が生まれる前に、
「この悩みがきたら、こうやって乗り越えます」と、
神さまと決めてきたことなのです。

先日、ある高校生の男の子が、
こんな質問してくれました。
「自分は、学園祭のリーダーになりました。
ところがみんな、
自分の指示に全く従ってくれません。
だから、今は学校に行っても、
辛くてしょうがないんです。
僕はどうしたらいいのでしょうか?」

この質問に対して、その場にいた全員に、
「この問題が二度と起きない方法を答えて下さい」と、
一人ずつ発表してもらいました。
ある人は、
「そんなに苦しいのなら、
リーダーを降りたらどうでしょう?」
と言いました。
またある人は、
「指示に従わない生徒、
一人ひとりと話し合いをしてみてはどうでしょう?」
と言いました。
他にも色んな意見が出ましたが、
最後に質問をしてくれた高校生の男の子に
「他の人に同じことを相談されたら、
なんと答えますか?」
と聞いてみました。
するとその男の子はこう答えたのです。

「僕だったら…みんなが指示に従ってくれなくても、
今のままもうちょっとリーダーを続けてみます」

この答えが、
質問してくれた男の子にとって、
最高の答えなのです。

【魔法の言葉でも、
埋もれていた答えが掘り起こせる】

また、別の方法もあります。
それは今回あなたにお教えした、
あの“魔法の言葉”を何度も言うことです。

“私は神です。あなたも神です。みんな神です”

この言葉を、何度も何度も言っている内に、
ある日ふと、
「ああ、こうすればいいんだ!」
という閃きのようなものがくるかもしれません。

その閃きこそが、あなたにとっての最高の答え。
あなたの悩みを解決してくれるものとなるでしょう。

【大変なさだめ(ハンディを持って生まれてきた人)は、
それを乗り越えるだけの強いパワーを持っている】

最後に、とても大切なことをお話します。
悩みが多い人っていますよね?
例えば、生まれた家が貧乏だったり、
体が弱くて病気がちだったり、
問題ばかり起こす兄弟がいたり、
親が蒸発してしまったり、
親や兄弟から虐待を受けて育ったり…。

そういう定めのもとに生まれた人は、
きっとこう思うはずです
「自分は、何でこんな環境に生まれて来たんだろう?」

しかし、そういう大変なさだめ(ハンディ)を
持って生まれてきた人というのは
実は、神さまが、素晴らしい物
を備え付けてくれているのです。
それは、

”問題を乗り越えるだけの強いパワーです”

例えば、100の大変なさだめがある人だとしたら、
実は、100のパワーというものを持っています。
そのパワーを出しきると、
プラスマイナス0で相殺され、
大変なさだめ(ハンディ)というものは
無くなってしまいます。

また、パワーというのは、
出せば出すほど拍車がかかって
磨かれていきますから、
強いパワーを仕事にぶつければ、
成功する可能性も大きくなります。

ちなみに、大きな成功をおさめる人は、
大変なさだめを持って
生まれた人が多いものです。
例えば、松下幸之助さんは、
生まれた家が貧しい、
小学校しか出ていない、
体が弱かったなど、
普通の人に比べて、
大変なさだめ(ハンディ)を
たくさん持っていました。
しかし、松下幸之助さんは、
自分に強いパワーが備わっていることを
知っていたのでしょう。
松下幸之助さんは、
パワーを出し切るためにも、
自分の持っていた大変なさだめ(ハンディ)を
すべて自分の得になるように考えていったのです。

貧しいからこそ、
うんと豊かになろうと思った。
学校を出ていないからこそ、
学ばなきゃいといけないと思って、
色んな本をいっぱい読んだ。
自分の体が弱いからこそ、
下の人をたくさん育てて仕事を任せよう。

そういう風に、
自分の得になるように考えている内に、
持って生まれたパワーというのは、
どんどん出るようになるのです。

また今回、あなたにお教えした
魔法の言葉を言っている内に、
自分の中にとてつもないパワーがあることに
気づくようになります。

“私は神です。あなたも神です。みんな神です”

この言葉を言っているだけで、
あなたの中で眠っていたパワーが起こされて
そのパワーがジャンジャンバリバリ
出せるようになるのです。

しかし、多くの人は、
このことを知りません。
ですから、自分が大変なさだめを持って生まれると、
「何で自分ばっかり、
こん何苦しい思いをするんだろう?」とか
「他の人は、あんなに恵まれているのに」とか
自分の人生を呪い、人のことを羨みます。

そして、自分の人生に対して
諦めが強くなっていきます。
そうすると、
せっかく強いパワーを持っていたとしても、
自分にパワーが有ることにすら気づきません。
せっかくのパワーを発揮することなく、
つらい状況のまま人生が終わってしまうのです。

【私たちは問題を解決するために生まれてきた】

神さまは、私たちを苦労させるために
この世に出したのではありません。
どんな人でも、幸せにするためにこの世に出したのです。
私たちは、問題に苦しむために生まれてきたのではなく、
問題を解決するために生まれてきたのです。

私たちは、自分の人生を本気で変えたいと思った時に、
運勢を変えられる生きものなのです。
運勢を変えるかどうかは、
私たちの自由意志にかかっています。

どうか今回、
あなたに教えた魔法の言葉で、
自分の中にいる神さまを信じて下さい。
そして、あなたに備わっている
素晴らしいパワーを
おもいっきり出して下さいね。

あなたが最高の幸せをつかむことを、
私は心から祈っています。

最後に…

私は神です、あなたも神です、みんな神です。